友罪のレビュー・感想・評価
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グロいの苦手な人は避けた方がいいかも
しょっぱなから結構なグロいシーンがあってびっくりしました。グロい場面が長い時間続くシーンが多いので、苦手な人にはあまりお勧めしません。
でも映画の内容としては意味深くてとてもいい作品だと思いました。
生田斗真さんと瑛太さんの演技力に圧巻されました。
予告に完全にハメられた^^;;;
*原作は読んでないのでm_ _m
ポスターには、あの少年Aって文字・・・
予告で流れる主演2人と佐藤浩市の絶望感に満ちた姿を観たら、”あの事件”をモチーフにした物語だと思うよね^^;
完全に少年Aの父親だと思ってた佐藤浩市さんは、無免許運転で、死亡事故を起こした息子を罪を親として背負い苦しむ父親・・・・
同時軸で同じ町に住んでるものの全く別ストリーでした。
人を殺した者は、幸せになってはいけない!「お前の為に家族を解散したっていうのに、お前が家族をつくってどうするんだ」と叫ぶ父を余所目に身内だけで式を挙げる。。。
こういう話は、実際多いんだと思う。
少年Aが心を開いた女性担当法務教官は、仕事に没頭した事で、実の娘は非行に走り妊娠流産して、親子の絆は修復出来るのか!?
記者の仕事をしてた者が、あの歳になり子供の頃の友の自殺が要因となり堕落する姿は、リアリティがなく・・・
結局、同時期に起こった殺人事件を追う元恋人と会い、何故か!?プライベート写真が雑誌にスクープされ急展開〜再び闇へと向かう元少年A・・・・
田舎から上京し、悪い男に利用されAV出演歴を地元でバラされた女性と出会うも上記の雑誌を見て去っていく・・・
主演者全てが、役に憑依してるものの瑛太は、少し怖すぎるくらいヤリすぎって部分が、映画だと感じた^^;
同じ寮に住む2人が一番良かった気はする。
物語に物語を詰め込みすぎ感はあり・・・
全てに光明はない〜重く深く・・・
観終わった後も暗い部分しか残らない作品でした〜☆3.3
瑛太の演技の気持ち悪さ(笑)
すずきとますだが仲良くなったきっかけに
もう少し強烈なものがほしかったかな。
どこでそんなに仲良くなったの?
って少しわかりづらかったというか。
仲良くなればなるほど、
「過去に大罪をおかしている」と知って突き落とされたときの
悲しさ動揺苦しさもどかしさみたいなものを
強く考えさせられると思う。
登場人物がみんな繋がっているのかと思ったけど、
そうでもないんですよね?
後半に差し掛かって、伏線の回収♪と思って見てたので少し残念。
ただ、瑛太の演技は本当に気持ち悪くて(笑)
あの棒読み具合と目つきが本当に・・・本当に・・・(笑)
原作の方が…
原作読破し、1週間後に鑑賞しました。個人的には鈴木と益田中心のストーリー展開にして欲しかった…山内と息子の関係より、白石弥生と息子の関係について原作に沿って描いても良かったのではないか?と個人的な感想です。いい役者さんが揃っているのに勿体無い。期待していただけに残念です。
自分の価値観を見直す話。
子供の未来を奪っておいて、じぶんは生きたいなんて、虫の良すぎる話だこの野郎。
鈴木は反省してるから、生きて罪を償え。
どっちの考えもあって正解だろうな、って思います。たぶん、益田くんは後者かな。わたしは前者。
だから共感できる点はなかったけど、そういう気持ちになったのもいいかなって思います。
感情移入できなかった理由を考えてたら、「友罪」ってタイトルなのに、友情を育む過程が描かれてないように感じたから、益田の苦しみに共感できなかったのかな。
個人的には、木村文乃さんの、「十字架」のほうが重すぎて凹みました。
彼らに安息を、赦しを
今年公開の邦画の中でも、『孤狼の血』『万引き家族』『散り椿』と共に非常に期待してた一本。
結構鈍い声も多いようだが、個人的には見応えあり、果たしてレビューを巧く纏められるかどうかというくらい色々考えさせられもした。
ジャーナリストの夢敗れ、町工場で働き始めた青年・益田。そこで、同年代の鈴木と出会い、親交を深める。
が、ある事を機に益田は鈴木に疑念を抱く。
彼は、その昔日本中を震撼させた“少年A”ではないのか…?
今も人々の脳裏に刻まれている97年に起きた事件に着想を得た小説の映画化。
あらすじはざっくり上記の通りで、事件そのものより、少年Aの今、直接的に間接的に関わった人々がそれぞれ抱える姿をじっくり描く。
とにかく本作、登場人物各々の視点によって見方、考え方、感じ方がある。
主人公の益田。彼もある罪を背負っている。
少年A事件とは違う別の少年事件の加害者の親。
少年たちに母親代わりとして寄り添う医療少年院職員。
社会の中で、喘ぎ、苦しみながら生きる人々…。
だけどここはやはり、物語の軸である鈴木の視点に絞りたいと思う。
(でないと、レビューが膨らみ過ぎて、とてもとても纏め切れないと思うので)
ズバリ、鈴木は“少年A”なのだ。
人との関わりを避け、無口で根暗で無愛想。ひっそりと生きている。
そう、生きているのだ。今も。
彼は少年少女の命を奪った。
命を奪われた少年少女の人生はそこで閉ざされた。
なのに鈴木は大人になり、生きている。
精神を異常にさせる事があったとは言え、犯してしまった罪は罪。
未成年だろうと大人だろうと関係ない。
その罪に相応しい罰を課し、償わさせなければいけない。
考えさせられるのは、その後。
一度罪を犯した者に、その後の人生は与えられないのか…。
確かに鈴木が犯した罪は許されない。
被害者家族の今も消えぬ悲しみ、怒りを思うと…。
しかし…
何の反省の姿勢も見せないクズ野郎なら別だ。一生檻の中に放りこんでおくか、死で罪を償わせたらいい。
そうでなかったら…?
鈴木も苦しんでいる。
犯してしまった自分の罪を悔いている。
そんな彼には赦されないのだろうか。
友を作る事も。
出会いも。
皆で楽しんだカラオケでの笑顔も…。
大人になった鈴木は今も精神的に不安定な面を見受けられる。その一方、
泥酔してゲロまみれの先輩を介抱する。
仕事中指を切断してしまった益田のその指を拾い、氷水で冷やす処置をする。
親しくなった女性が元AV女優である事がバレ、冷やかされたら、カッとなって庇う。
かつて“悪魔”と呼ばれた少年Aには今、こんなにも人らしい感情が。
これよりも過去の罪を重視しなければならないのか。
彼と親しくなった者たちも同罪なのか。
そんな彼らの平穏を掻き乱す周囲に罪は無いのか。
そもそも、罪には一生苦しめ続けなければならないのか…?
W主演の生田斗真、瑛太の熱演に引き込まれる。
友と罪の間で葛藤する益田役の生田斗真も素晴らしいが、やはり役柄的にも鈴木役の瑛太の方に旨味がある。
陰の中に悲しみ、苦しみを滲ませ、先日見たばかりの『光』の演技にも圧倒させられたが、本作も見事! 年末の映画賞で熱い視線を集めるだろう。
佐藤浩市、富田靖子、夏帆らも極上のアンサンブル。
瀬々敬久は『64』でも事件そのものより、その事件によって人生を狂わされた人々の今を描いていた。
本作でも同手法を用い、少年A事件とは違う別の少年事件の加害者の親のドラマを絡ませ、より多面的に幾重に、明確な答えの無い問い掛けを投げ掛けている。
もし、あなたの前に、かつて罪を犯し、その罪を悔い、今も罪に苦しむ者が居たら…?
その罪を咎めて邪険にするか、人と人同士として友情を差し伸べる事が出来るか。
今一度問い掛けたい。
一度罪を犯した者に、その後の人生を全うに生きる事は赦されないのか。
関わった全ての人々、苦しみから少しでも解放される時は訪れないのか。
別に罪を犯した者の肩を持つつもりはない。が、
彼らの声を聞いて欲しい。
彼らに安息を。
赦しを。
不完全燃焼
重い映画も終わり方がはっきりしない映画も好きなんですがこれはちょっとモヤモヤします。
佐藤浩市さんの家族は映画オリジナルの設定と聞きえ?って感じです。
瑛太とも全く関係ないのでなんで出てきたかよくわかんなくなってしまいます。
伏線があるんじゃないかと期待してしまいましたが病院連れて行くタクシーの運転手としてしか接点ないのかな?ちょっとわかんなかったです。
考えさせられるテーマを詰め込んだのはわかるんですが全てが薄まって中途半端な感じです。
だったら益田(生田斗真)と鈴木(瑛太)の過去とか2人の関係を掘り下げて欲しかったです。
役者さんの演技が良かっただけに本当にもったいないです。
瑛太の演技が良い意味でゾクゾクするほど気持ち悪るかった。
んー期待していだだけに残念。
私の読解力不足なだけなのかもなので原作読んでみます。
薄い、だるい
原作未読だがタイトルから何かを期待していただけに、動画撮影する辺りから先が読める内容の薄さと関連性の薄い場面が多く間延びな感じで、最後の盛り返しもなく、残念な仕上がりでした。
瑛太は『光』に続き、不気味さを醸し出す演技で及第点ですが、他が薄く浅い。特に山本美月は必然性なし。主人公に至っては、なぜあそこで動画を見せるのか、相手考えろ。懲りてないだろ、よって感情移入できず、終演。
交通事故には気を付けようと改めて気づかせてくれたことにプラス1点。
(´-`).。oO考えさせてくれる映画
友人が少年Aだったら?と言う問いではなく過去にとんでもないことを起こしてしまい取り返しがつかないことをしてしまった本人とその周辺の人は一体どうしたら良いのだろうかと言う映画。
少年A、彼が自分の友人だったら?交通事故で3人殺してしまった息子が結婚すると言いだしたら?過去のレイプビデオをばら撒かれたら、イジメで自殺した友人を助けられなかった主人公。どうしようもない過去を持つ者がもがき苦しむ。一体どうすればいいのか?答えはどうしようもない、、、じゃないでしょうか?過去を抱えろと言う者がいるが抱えきれない過去は現在を蝕む、、、、。どうしようもなかったら、どうすればよかったか考えるべきか?一つの答えとして殺人や人の死に近づかない事何だと思う。人によればこの様なスチュエーションに凄く親和性が高い人がいます。近づかない事だ。だから普段から危ない方向、死の方向に敏感になる事でしょう。
庄助どんいい演技でした。
休日に観るとめいりますが平日では仕事に支障をきたしそうです!
重い重い映画でした。生田斗真の映画の中ではない素のキャラに期待しましたが最後までずっしりと重くのしかかったままエンドロールを迎えてしまいました。もし自分の家族が加害者になったら、逆に被害者だったら、それぞれで感じることは全く違うものになるんだろうなぁって思いながら観ました。実際凄惨な事件が時として起こりますが、報道としてみた場合被害者側の立場からしか見ることができません。並行したストリーの中で佐藤浩市演じるタクシードライバーが息子(交通事故で3人の子供を死なせてしまった)に対してあびせる「お前のために家族を解散したっていうのに、お前が家族を作ってどうするんだ」
それに対して息子の婚約者の問いかけ「罪を犯した人は幸せになれないんですか?」「そうだ」と即答するくだりには異論はありますが非常に考えさせられました。非常に思い映画で好きな作品とは言い難いですが観る価値はあると思います。
それにしても瑛太の感情を出さない主人公の演技、壮絶でした。とてもミックスでガッキーとダブルスをしていた人とは思えません。
内容は3.5 瑛太の演技に+0.5 抑圧的
とにかく重いと思ったら、
見れば見る程、あれ?どっかで見たことのある話になっちゃう。
最後見終わったら
普通・・・
内容的には三つの部分に分けられる。
最初の1/3
なんの話か分からない
三つの線があるのもしらず、ただ苦しむ登場人物たちを傍観者目線で見る
最も楽しめない部分
2/3
面白くなってる!
関係性は複雑そうで、映画の可能性を感じる。
期待を抱いていく
傑作になるかも?
3/3
つまり・・・
こんなに重いのに、言ってることは「犯罪者の生き方」かー
みんな自分のストーリーの中で「犯人役」を
罪意識、苦しんでることから互いのことを感じあって理解しあっている二人。「友」。
ハッピーエンディング???
平凡な結末、大したことを言ってない
三つのストーリーを並行させるってのはよくあるパターンだが、カメラワークの処理が妥当じゃないと雑乱って感じがする。
『怒り』を想起させてくれた。あの映画はかなり良くできてるけど。
この映画だとアクセントはちゃんと掴めるが、鑑賞体験としてはあんまり良くなかった。カットが多く、特に前半、何の予備知識もない場合、何のシーンなのか、いろんな登場人物の出るシーンの連続性が見れないところもあっちこっちあった。
クライマックスに入る前もはや耐えられなかったってところもある。
特に
自殺した、虐められた男の子
生きたがっている殺人犯・少年A
何のことでしょう、
皮肉的。
罪償いっていうテーマの解決は見る人によって違うかもしれないが、「自分のしたことを一生忘れないこと」だと結婚した男の殺人犯、ラストシーンの主人公から個人的には解釈できそうと思う。
見たら重い話より瑛太の演技の凄さの方が随分印象深かった、
世界観などと関わると思うが、始終苦しむ様子のする益田より、半分「喪失感」半分「無言」の鈴木への感情移入ができていた。
「心」が何年前も崩壊した「人間」だと、
感じる。
最初に(自分が)「暗いじゃないよ」みたいなセリフが鈴木にあったが、
さりげなくそう言った鈴木にとって、
もう怒りも、恐れも、何の感情も出さない、
心の死んだ、
でもゾンビみたいに立って生きていきたい
人間。
現実でも起こりうる事件
原作を読んでから試写会で見ました。
鈴木と益田は反対かな?キャストミスだろうと思っていましたが、なんとか持ちこたえていました。
ただ、鈴木の描写がちょっと雑。障がい者っぽく演じているところが理解できなかったし、思い描いていた鈴木とかけ離れていました。
佐藤浩市さんの役はこの映画のオリジナルキャラですが、正直こっちをメインにするか、佐藤浩市さんのストーリーをすべてなくしてもっと鈴木と益田の話を掘り下げてほしかったなあと。鈴木と益田の話の展開が早すぎて、これ原作読んでいない方はついていけるのか?と思いました。
あとラストシーン、二人が向かい合っているかのような演出で、「あ、酷いわ笑」と思いました。あんなやすっちい演出はしないでほしかったし、鈴木は消えたんだから最後に出さなくていいでしょ。
最後の最後でとても残念な気持ちになりました。試写会でよかった。
原作は原作、映画は映画、にできる方にはオススメです。
初めて映画のレビューを書きます。 それほどこの映画には影響力という...
初めて映画のレビューを書きます。
それほどこの映画には影響力というか、「破壊力」があります。
まず瑛太さん。
本当に震撼させられるような演技です。
ここまで役を演じ切るなんて、なかなかできない業だと思います。
どれだけ研究されたのかなと、頭が上がらないですね。
たまたま完成披露試写会に当たり、舞台挨拶で瑛太さんを目の前にしてからの鑑賞だったので、より感慨深かったです。
他の観客の方も言ってましたが、鑑賞後は疲れます。(苦笑)
それだけ訴えるものがあるのですね。
残酷なシーンが多いので、女性には結構キツいと思います。
日本は平和な国と言われていますが、「犯罪」という危険は意外に身近なところで起きてるのだと思うと、より自分は強くならないといけないなと感じました。
他のレビューにも書かれてましたが、確かに「R15」の年齢制限はつけた方がよい内容かなと感じます。
人を信じたい気持ちはもちろんありますが、瑛太さんは法務教官の女性しか結局信じられないのかもな…。
瑛太さんに気持ちを寄せていた女性も、結局離れていくし、この役は女優として演じるのが本当に大変だったろうなと思います。
女優さんご本人も、「この女性はあまり好きになれなかった」と舞台挨拶でおっしゃってましたしね…。
私個人としては、この女性が瑛太さんをもっと救ってあげられる度量の人だったらよかったのにと思いましたが、なかなか「法務教官」レベルの方っていらっしゃらないですよね…。
本当に考えさせられる映画でした。
瑛太さんの怪演、本当に見事です!怖いくらいでした!
2018.3.27 東京ミッドタウン日比谷 TOHOシネマズ日比谷...
2018.3.27 東京ミッドタウン日比谷
TOHOシネマズ日比谷オープン記念試写会
いつ誰かにキレるかハラハラしていた。
寮の先輩相当ダサいことするし。
過去の罪の重さとそれを認識しながらも自分は生きたいと思ってしまうアンバランス。一生取り巻いて離れない。
謝ることさえも罪で、決して許されない。会えない。
その罪は一生背負うしかない。
色んな人たちを詰め込みすぎて
広く浅く感は感じた。
あと、あの動画からどうやって画像を盗んだのか謎すぎ。
益田がゴメンと言って鈴木がハグするとこがグッときた。
ラストシーンの瑛太さん、
主人公の中学の同級生の母親を演じた坂井真紀さんが素晴らしかった。
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