「リアル過ぎて気分が悪い」友罪 にあさんの映画レビュー(感想・評価)
リアル過ぎて気分が悪い
端役にもかなり実力ある俳優使ってて豪華
忍成修吾は最近いつもこんな役しかしなくなったな
生田斗真の演技力に合わせての山本美月感
登場人物が揃いも揃って腐ってる
罪悪感に酔ってるだけで本当に自分勝手
事件については詳細説明なく匂わせ
台詞はぼそぼそ小さいのに
BGMとか叫び声が大きい
一帯の周波数の音がやけに大きい高い
耳が痛くなる疲れる
サカキバラ事件を連想させる安易さがかなり不快
瑛太が更生してることだけが救いだった
更生はしても
本来学校や社会でコミュニティーに属して培われる
精神的な成長がないあたりは、
うまく描かれてたと思う
罪を犯した人は幸せになっちゃいけないの?
なっちゃいけない、ことはないけど、
何を言われても仕方ない立場だし、
命奪っておいて
人並の生活したいとかすごい神経してるな、と思う
無免許の交通事故で小学生2人殺した人間が
未婚で避妊せずに子供作るとか舐めてるでしょ
社会人になってるのに
親に賠償金払わせるほどの経済力しかないのに
さらに子供持って
どうやって賠償金捻出するの?
もし子供がお前んちの親殺人犯じゃん、
とかいじめられたら、
その子に結婚したい人ができたら、とか考えても
子供作れる?
佐藤浩市、子を持つ親としては
あのくらいの心情になって仕方ないとは思うけど、
結婚式で喚き散らすのは行き過ぎてたし
通帳での振込名義見るだけでしんどいって言ってる
遺族のもとをわざわざ訪ねるとか
自己満足すぎて見てるのがキツかった
生田斗真は偽善者、短気、悲劇の主人公、
なにもかも全部くそ最低で本当にひどかった
自分だけがみんなと違うことをして
仲間外れにされたくない精神何も変わってない
どれもリアルなのかもしれない
夏帆みたいな女の子も悲しい話だけどかなりいる
頭良くない、将来のこと考えられない、
何をしたいか分からない、優しくしてくれる人に懐く、
言われるがままにヤバいことに手出して、
いい歳して派遣でテレアポや夜に落ちる
一般社会に馴染んでるようでもう脱落してる人たち
リアルかもしれないけどリアル過ぎて
ただただ胸糞悪い話延々観させられた感じ
みんなが切り込まないところに切り込んで
こんな映画が撮れるんですよぼく!
を観せられた、みたいな印象
何を伝えたかったのか、私にはちょっと分からなかった