「咎」友罪 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
咎
クリックして本文を読む
瑛太氏が圧巻だった。
「殺人」という罪を背負った人、また、その家族や直接その人達に関わった人達の"その後"を描いた話だった。
凄く考えさせられる。
一時的な衝動や過ちが、どれほどの枷となるのか…消えない記憶を一生引きづっていく。
それがどおいうものなのか?
瑛太氏の存在が全てを語ってた…。
加害者がいて被害者がいる。
赦されたい。忘れ去りたい。
でも赦されない。でも忘れ去れない。
贖罪という単語など無いのかとさえ思う。
今の世の中は、その予備軍で溢れてるように思え、簡単にその暗き溝に踏み込めてしまうキッカケにもシュチュエーションにも事欠かない。だが、その代償は果てしなく大きい。
文字通り、人生を変えてしまうほどに。
暗く重たい話しではあるが、様々な層の人たちに"戒め"として観てもらいたい。
後は…字幕がなあ…意図するところは分かりもするがも少し工夫してほしい。
気が散って仕方がない。
今年度の主演男優賞を瑛太氏に捧げたい。
コメントする