劇場公開日 2018年6月22日

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「テンポ早すぎ」キスできる餃子 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5テンポ早すぎ

2018年12月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

萌える

バツイチとなったシングルマザーが、絶不調のプロゴルファーと出会い愛を育むラブコメディ。

栃木県宇都宮市を舞台にし、有名な餃子ネタも絡ませる地元を意識した作りの作品となっている。
そういや、自分的に宇都宮を舞台にしたドラマ・映画を観たこと無かった(たくさんあるのか?)ので新鮮って言えば新鮮だったのだが、もう少し餃子とバスケ以外の街の風景・情緒を観たかった気がします。

陽子演じる足立梨花と娘役、プロゴルファーの彼も悪くは無かった。後半は良かった。
しかし、(俳優全体に言える事なんだけど)前半と後半の演技差はかなり感じました。序盤なんか売れない俳優の寄せ集め感が強かったです。

あと1番言いたいのは、映画として台詞と台詞の間、場面と場面の間が速い。通常映画作品の2倍速までとは言わないが、1.2〜1.4ぐらいの速さで次に次にと展開が進む為、急かされている気分になった。
考える猶予さえ与えない様なテンポ。
勿体ない。映画なんだから、どっしりと構えて作って欲しかったですね。(軽快なんかじゃない。心地良く無いもの。作品時間も短いんだから、少し長くしてでも間の取り方を考えて貰いたかった。)

小さい娘さんのテンポが1番標準で1番観やすかった本作。
餃子ネタ映画に興味ある方はどうぞ。

巫女雷男