「実話だから一層虚しい復讐劇」アフターマス odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
実話だから一層虚しい復讐劇
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本作は実話に基づいた悲劇の連鎖の物語です、実際の事故は2002年7月1日)に、バシキール航空2937便と、DHL611便が、ドイツ南部の都市ユーバーリンゲンの上空で空中衝突した航空事故、事故調査によれば管制に当たっていたスイス・チューリッヒ航空管制センターの接近警報装置(コンフリクト・アラーム)が、事故の約30分前から機器メンテナンスのため作動していなかった上にレーダーや電話回線の不調が重なったことが大きいようだ。勿論、管制官が複数いれば余裕ある対処が出来て事故を回避できたかもしれない・・。
得てして事故は設備トラブル、ヒューマンエラーが意図せず重なる場合に起きるのでしょう。
筋肉派のシュアちゃんにしては抑えた熱演でした、実話だから一層虚しい復讐劇、観ていて辛いだけでした。ただ、実話では服役後ロシアに戻った主人公は多くの子供の命を奪った管制官を刺殺した英雄として処遇され、北オセチア共和国の建設副大臣に任命されたそうだ。
映画では殺した管制官の息子に殺されそうになるお決まりの負の連鎖、復讐の虚しさを強調した終わり方だったので納得です。
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