キセキの葉書のレビュー・感想・評価
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初めて観た鈴木紗理奈主演作
鈴木紗理奈扮するラジオパーソナリティ原田美幸は脳性麻痺の娘と意思が通じた奇跡が起きたとラジオで報告した。
実話に基づく話だそうな。そりゃあ家庭内に障害児がいるだけで大変だよね。どうも美幸の母親が冷たかった様だ。夜中でも発作が起こるんだ。辛いね。それに加えて大分の母親が鬱で認知症になったので、美幸はハガキを書き始めた。心のふれあいは重要だね。
鈴木紗理奈主演作は初めて観たけど、鬱状態の障害児の母親の苦労がにじみ出てなかなかの感動作だったね。家族には無事で何事もなくあってほしいものだ。雪村いづみが出演していてびっくりしたよ。
『大分に帰らん。以上』
『のぞみちゃんはこのままで良い。このまま幸せになる』
『お母さんがいなくなっても、のぞみちゃんを面倒見てくれる所が3つもあった。これでお母さんいつ死んでも大丈夫』
『イタミにはね。段ボール被って自転車乗っていた人がいる。』
『最近、生きているだけでキセキって思う事がある。間違っていると思っても優しくしてあげてね』
兎に角、ポジティブ・シンキングだね。
事実基づく話ではなく
事実に基づいて脚色した話とこだわっている。
とても良かったで
このご本人と家族を知って居るだけに、別な人間が演ずるのは最初は違和感がありましたが、実情を知ってはいてもプライバシーの視えない部分を垣間見てその苦労や悩みを知り感動しました。
また、物語の中での出来事についても知って居るだけに更に考える事がありました。
名もない個人の人生が映画になると言うのは不思議なものです。
やれやれ
サリナの演技が素晴らしいとの前評判に釣られて、かなり期待し過ぎてガッカリしました。確かに、事実の話てハガキ五千枚は、凄い。しかし、その凄さに映像が伴っていないと感じました。サリナの無駄なアップの多用、安直な夫婦関係。ま、その中でも子役は光ってまます。それを見る価値は有ります。サリナはそれなりに頑張ってますが、賞をもらったからと言って、それは彼女の演技ではなく、あくまでも原作のチカラかと思います。
単館上映はもったいない!
マイナーだがレビューの高さに興味が湧いた作品。
たしかに演技はくさいし、映像技術は高くない。
しかし、そこは観るひとの想像力と感性があればまったく問題ない。
人間の『気持ち』が、大切なひとをどれだけ勇気づけ、励ますものなのか、静かに心に染み込んでくる作品だった。
単館上映、しかも調布や関内でしか観ることができないのが残念。
口コミで上映館が広がることを望む。
学生映画か再現ドラマか
学生映画と再現ドラマを足して2で割ったような映画でした。鈴木さん、その他の俳優さんの演技は普通に見れるものでしたが、やたらと多い顔のアップや、ケンブリッジに留学している夫に電話する際の外国の景色のカットとかが、どうにも安っぽい演出に見えました。
なんかやたらここの評価高いから期待して見に行ったらガッカリしました。私はこの映画はオススメしません。
気持ちだけで、人を救える方法ありますか?
タレントの鈴木紗理奈が、マドリード国際映画祭で"最優秀外国語映画主演女優賞"を受賞した作品。
彼女が"女優"ではなく、"タレント"と紹介されるのは、露出頻度の問題だけだが、国際的な映画賞とのギャップは、話題性十分である。折しも、フジテレビ「めちゃめちゃイケてる」の放送終了が発表された週末、本作は初日を迎えることになった。
でもコレ、配給が弱く、東京都心で映画館を探すのが大変。全国上映館は郊外ばかりで、さらに上映が1日1回だけとか。しかしむしろ、口コミでロングランするかもしれない逸品。
これは実話ベースの映画である。
鈴木紗理奈が演じるのは、主婦・原田美幸。阪神淡路大震災からの復興ムードの兵庫県西宮市の団地に家族で暮らしているが、脳性麻痺を抱える5歳の娘の介護と、長男の育児で心身ともに追い込まれている。
そこに大分の実家に住む母が、うつ病と認知症を併発。娘の介護もあって実家に戻れない美幸が始めたのは、毎日、絵ハガキを送ること…。
美幸の絵ハガキは手書きで、たわいのない日常が描かれており、クスッと笑える。
そんな絵ハガキが、徐々に母の病状を改善させていく。その数はなんと13年間で5,000枚に及んだ。本作はその過程を描いている。
介護は、とかく"専門家のサポートや専門施設"といった解決方法と短絡的に結びついてしまう。それは仕方のないことだ。しかし、この映画は、困難なときも他人のせいにせず、前向きに生きる主人公の姿と、その驚くべき力を見せてくれる。
美幸が、同じ団地に住む女性に尋ねた言葉が印象に残る。"気持ちだけで、人を救える方法ありますか?"
女性は少し間をおいて、こう答える。"それ以外に方法はあるんですか?
美幸は、介護施設に母を押し付けることなく、また実家の母のもとに戻ることなく、自身で出来うる気持ちをこめた行動で、母の病気を回復させ、家族全員をつないでいく。
鈴木紗理奈の、まるで"地"かと思ってしまう自然体の"関西かあちゃん"に魅せられてしまう。
もうひとつ。この映画を観るべき理由。脳性麻痺の娘・望美を演じた、八百市屋 天満(やおちや てんま)ちゃん。これが演技?ぜったい信じられないはずだ。
(2017/11/5 /イオンシネマ シアタス調布/シネスコ)
ぜひ観ていただきたい
鈴木紗理奈さんがこんなに素晴らしい演技をなさるとは!
始まり5分でほろほろ泣いてしまいました。
感動と勇気を与えてくれる本物の映画。
鈴木紗理奈さんはもちろんのこと、子役や、夫役、両親役など、皆さんバランスの取れた俳優陣。特に子役の好演が光ります。
鈴木紗理奈さん大健闘、素晴らしい。
紗理奈さんマドリッド国際映画祭最優秀主演女優賞受賞、原作が泣けます。大ヒットはしないでしょうが、こういう映画に出会った事、映画館に感謝、時間のやりくりをしていきましたが、それに価する作品、迷っておられたらおすすめです。
優しい気持ちになれる素敵な作品でした
原作が素晴らしいので初めから泣き目的に行きました。
主役の鈴木さんの苦悩と葛藤と前向きさが自然体で、お母様の赤座さんの鬱としたところからの。。。演技の素晴らしさはもちろん、お子さんがもう。。!Wで主演女優賞取らなかったのが不思議です。
男性陣も込みで全員に「わかるわかる」と感情移入してしまい、途中から涙腺が崩壊していました。
関西らしい人情の中ではぐくまれた実話。
つらくて苦しいけれど、思いやりの気持ちで支えて励まされて、、、
見終わった後に、よかったなぁ。。と優しい気持ちになれる素敵な作品でした。
公開後、今度は親を連れて見に行こうと思います。
(満点は伸びしろに期待する意味でつけませんので、個人的には今年見た中では最上位級の1作品です)
予告編をみて
予告編だけでいろんなことを考えさせられました。もしかしたら彼女は手紙を書くことによって自分が救われていたのかもしれない…と思います。重度の障害児を抱えたことのある人にしかわからない苦しみがあります。時がたち、この様な作品に出会えたことに感謝できるようになった自分に驚きます。世間は冷たい視線で助けてくれる人なんかいないと悲観してしましたが、自分の考え方次第でどんな風にでも変われることをこの歳になってようやく知りました。紗理奈の演じたお母さんのように、きっと彼女が乗り越えられたんだからわたしもできる。そんな力をもらえる作品を観るのがいまから楽しみです。
そして、重度の障害児を持ったことのない方。たとえそうでなくても、私には計り知れないいろいろな悩みがあることでしょう。悲しみや苦しみ辛い気持ち。悲しむ事も、苦しむ事も
辛いと思う事も全て受け止めてその上で でもやっぱり咲いてみませんか?きっと、その上でしか咲けない花があるはずです。その上だからこそ咲く花があるはずです。
空を仰いでみて下さい!下ばかり向いてたらわからなかった広い空。
予告編見て期待を込めて星5つ
映画はレンタルかネット配信が始まってから見るためまだ見ていません。
ただ、ニュースでマドリード映画祭の記事を読み興味を持ちました。予告編を見ましたが、紗理奈さんの演技力が高く驚きました。期待を込めて星5つとさせていただきます。
実話に基づいた感動ドラマ
マドリード国際映画祭外国映画最優秀監督賞最優秀主演女優賞受賞!
なんと言っても実話というのが説得力があります!
家族愛と絆…かなり勇気付けられました!
ひとりでも多くの方に観ていただきたいと思います!
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