BRAVE STORM ブレイブストームのレビュー・感想・評価
全18件を表示
評価すべき
東映やタツノコの実写リブートと比べ元ネタ自体の認知度が低いからか、レッドバロンやシルバー仮面のキャラに依存しすぎない脚本で、あの頃のヒーロー物の現代向けアップデートには、ある程度成功しているのではないか。
たしかに目新しいものはないし、破綻必須なタイムトラベルネタで、やはり破綻しているが、それでも宣弘社という一部マニアしか反応しないネタを個人会社出資で映画化し、なおかつある程度のクオリティに達してしている事は、制作規模の違う実写ヤマトが色んな意味であの程度だった事を考えても、かなり頑張っている。
そもそも対象とするマーケットの違う(=バジェットが違う)ハリウッド系と比較する事がナンセンスだし、MCUの成功以降ドラマ版WATCHMENやAmazon PrimeのTHE BOYS等の多角的視点でヒーローを描く作品が出てくるほどマーケットが拡大しているアメリカに比べ、結局戦隊とライダーとウルトラマンしかない日本で、上記シリーズが長く続いている事により良くも悪くも変質している現在、ライオン丸やザボーガーのように(必ずしも悪いとは思わないが)変化球ではなく、あえて直球で勝負した事には志を感じるし評価するべき事だとも思う。
続編のアナウンスは2020年7月末現在まだ無いようだし作品自体リクープしているのかも分からないが、個人的にはぜひ続いていただきたい。
特撮一流、プロット二流
企画はシルバー仮面とレッドバロンの合体作品からスタートしたが造形は洗練され別物と言って良いだろう。パイロットが操縦する巨大メカのアイデアは日本が本家だが過去に戻って歴史を修正するプロットはターミネーターそのものだろう。半端な色恋沙汰を排したのは良いが兄弟愛など湿っぽいものも不要、わざわざ主人公の性格をひねくれものにして気を揉ましても尺稼ぎのCG予算節約にしか思えない。はるか(山本千尋)だけがエスパーなのもマーベルぽいし話題作の良いとこどりの既視感が拭えない。操縦方法は着座ではボクサーの良さが活きない、パシフィックリムのような工夫ができなかったのが悔やまれる。そうは言っても勝鬨橋から登場するブラックバロンのシーンは秀逸、ハリウッド作品を凌駕する出来栄えであった、日本の特撮技術も隔世の感がある。レッドバロン改良型とシン・ゴジラを戦わせたくなった。
・・・
巨体アイアンマンと、メタルギアソリッドのサイボーグ忍者が「サイコパスのドミネーター」チックな銃をぶっ放し、女の子はスターウォーズのジェダイ並みに強くて(なぜ最初からその力を出さんかといいたい)、主人公の特技のボクシングがまったく生かされないロボット格闘をして、酷いクオリティのCGが散見される、パクリ寄せ集めの久々に酷い映画でした。続編作るらしいけど、頼むからやめてほしい。
キャラクターの融合
期待しないで観たせいか、そこそこ面白さは感じました。まあ、設定は『ターミネーター』その物ですが、主人公が戦うのを納得するまでが、どう見せるかが重要だけど、お手本ほどは緊迫感が欠けるのは、主に演出と編集が、下手だからです。どうせ製作費が足りないのだから、ショットを長く見せ過ぎると、予算の足りなさや粗が目立ってしまう。何処を活かし、何処を切るかのかの決断が必要。地下格闘技とか、要らない設定だと思う。主人公が驚天動地の事態に、如何にして巻き込まれるかを描くべき。
流石にジェームス・キャメロンは、上手かった。演出と編集にテンポとメリハリをつけたら、低予算でも、もっと面白く出来るはず。
全く盛り上がらない映画!!
特撮シーンが出てくるまで55分かかり、露骨に低予算っぷりをアピールしていますが、ストーリーまで安く仕上げたようで、会話シーンもずっと同じ調子でとても退屈でした。ロボットが出てからも、急に面白くなるという事は当然ありませんでした。AIの顔が東出に似ていました。
これはヒドイ・・・タイに発注したCGと劇伴以外は全部クズ
2050年キルギス星人の地球侵略開始。彼らが地球の大気組成を彼らが生存できるように変えてしまったことにより人類の96%が死滅。生存者の春日5兄弟は強化スーツ「シルバー」を使ってキルギス星人から巨大ロボットの設計図を盗み出し、時間を遡ってキルギス星人が侵略を開始する前に巨大ロボットを建造することを計画する・・・ってことをテロップで説明。ローグ・ワン一本分を活字で表現、まぁそれはEP4のお約束ですけどもそれやる?今の時代に?それはもうオマージュとかやなく見苦しい言い訳やから。で春日5兄弟のうち3名が2013年にタイムスリップ、いやなんで2名残るねん?うち1名は長女の壇蜜でもう1名は長兄の光一さん。光一さんは科学者ってことを薄汚れた白衣で表現してるんですけど、汚れてたらもう白衣の意味ないでしょ?オレもうキライやねん、そういう思考停止がよ!
で、無事タイムスリップして三男の光三君・・・2050年ってそんなネーミングセンスなん?ってのはさておき・・・が自分の腕時計で現在時間を確認・・・ってそれあんたApple Watchやん!?ご丁寧に表示をBTTFのデロリアンのコンパネ風にしてるけども2050年から来たの、ホンマに?で、2013年の紅健一郎博士に設計図を見せようとキルギス星人から奪ったデータをPCにサクッと挿入・・・ってUSB!?キルギス星人のテクノロジーが!?そしてこ、これは⁉︎と驚く博士。いやいやその前に家にいきなり侵入して来た不審者3名に腰抜かせよ、博士?で2050年から来た理由を説明し巨大ロボット建造を依頼する次男光二君・・・だからそのセンスはよ・・・、というかね、設計図がありゃ作れるのかって話じゃないですか、誰が資金出すんだよ、お前ら手ぶらじゃねえか?で、意外とアッサリ安請合いする博士は条件を出す。これはオレの弟の健に操縦させる、と。なぜ?と問う光二。それが小さい頃の約束だからと博士。仕方ないと折れる光二・・・お前らムチャクチャやからね、そのネゴ交渉!
で、5年後の2018年。健は地下ボクシングで戦う闇ボクサー・・・要る、そんな設定?試合を遠巻きに見守る光二と光三。光三はけったいなグラサンを取り出してかけると観客にエイリアンが混じっているのが判る・・・それって『ゼイリブ』のやつ!ウソやろ、それで判るの?ということで健を助けた光二達はアジトに戻るとそこには兄の健一郎が。兄貴、何やってたんだよ⁉︎とブチキレる健。どうも5年間会ってなかったらしい。健にレッドバロンを見せる兄。訳解らん弟。そこにキルギス星人の魔の手が!キルギス星人は4人がかりで持参したレーザーでレッドバロンの地下格納庫を攻撃!しかし出力が弱いのでなかなか地面を貫通出来ない・・・もう5分くらいかかってるんですけど。というかキルギス星人、ちゃんと工事用ヘルメット着用。で、痺れを切らした光二がシルバーを着用して出撃。そうなんです、彼がシルバー仮面なんです。で、キルギス星人の用心棒ボーグと対決!いやいやそこはそいつガン無視でレーザー使ってる連中を狙うでしょ、アンタもレーザーガン持ってるし!で、あんまり意味のない格闘が繰り広げられてる間格納庫ではレッドバロンに乗る、乗らないで兄弟ゲンカ。5年も失踪してたらそりゃ信用できないでしょ、そりゃ兄ちゃんが悪いよ!で、結局レッドバロンで脱出。健一郎はキルギス星人に拉致される・・・お前らホント何から何まで杜撰なんだよ!でようやく腹を括った健は次女春日はるかとともにレッドバロンの操縦訓練開始。場所は・・・月。重力が6分の1しかないところで⁉︎で、はるかを連れていく必要ある?操縦席の脇で立ってるだけだし・・・というかなんで立ててるの、月なのに⁉︎普段着だぜ、アンタ?とそうこうしてるうちに東京にブラックバロン出現。あれ、早くね?とキョトンとする一同。どうも歴史が変わったみたいだなと健一郎博士の意識が転送されたレッドバロンのAIがポツリ・・・だからお前らとにかく雑なんだよ!で慌てて東京に戻るレッドバロン。そしてキルギス星人のアジトにテレポートする光二とはるか・・・そんなこと出来ちゃうの?健一郎を救出してコールドスリープ中のキルギス星人を皆殺し・・・それはちょっとひくわ、残酷過ぎない?寝てるのに・・・そしてリーダーっぽい奴を殺そうとするとそれはホログラムだった。しまった!というか、それってさあもうキルギス星人はアジトに侵入されることを想定してたわけでしょ、何なんだよ、その茶番・・・あれ、オレ夢見てる?こんなヒドい映画あるわけないよね?で、このままだと全部書いちゃいそうなのでここで寸止めにしますけど、最後唐突に寺脇康文がインディ・ジョーンズの格好で出て来たのにはもうね、鼻息がスーッて出ました。これはさぁシネコンでかけたらアカンやつ!客は他に3人いましたけど全員半笑いでしたよ。オレはもうね、恥ずかしかった、心の中でゴメンな、ホンマにゴメン!って240回謝りました。
ダメな邦画っていうのは製作委員会方式が元凶ってずっと思ってたんですよ。リスクを分散させることが優先されて忖度されて箸にも棒にもかからんモノが出来上がるんやと。でもそれあんまり関係ないんちゃうか?と解りました。だってこれプロデューサーが自分で資金調達してますからね、好きなようにやってもこれってもう純粋に技術的にダメってことですやん。何もかもがテキトー。これは客をナメてるやん、完全に。色々文句あるけどもそもそも何の爽快感もない。これ、主戦場は国会議事堂前なんですよ。大パニックもええとこでしょ。でも死ぬのはブラックバロンにパトカーごと踏み潰された警官2名と成り行きでボーグに殺された健のチャラいチンピラみたいな連れ1名の計3名のみ。一方のキルギス星人はもう何百人も殺されてるんですよ。これで地球人に感情移入せえ言われてもさ、彼らかて止むにやまれん事情があったかも知れんし、対話の道もあったんちゃいます、たかが知れてる数ですやん。でね、シルバー仮面要らんやん。もっと言うとレッドバロン要らんやん!はるか一人で全部倒せたやん!はるか、何気にめっちゃ戦えてシルバー仮面より全然動けるんですよ。それ言うたら春日兄弟も5人も要らんやん!光三なんてグラサンかけたり外したりだけやしさ、何しに来てん!?ただ、それでもレッドバロンとブラックバロンはよう出来てた。見せ場は2分くらいしかなかったと思いますがパシリムとタメ張るくらいのレベルでしたよ。メカデザインもCGも。でもそこは全部タイに外注なんですよ。タイのレベルの高さにビックリですわ、そこは円谷文化がガラパゴス化した国だけのことはある、そこはスゴイ。あとクライマックス以外はアホみたいにショボいのに劇伴が全部オーケストラでメチャメチャ豪華。でもクレジットには演奏者名は一切なし。これってまさか全部打ち込み!?だとしたらものすごい仕事ですよ、これ。ちゃんと演奏してるとしてもスゴイわ、手弁当でノンクレジットってことですもんね、お人好しにも程があると思いますけど。その2点以外は何にも評価できるところがない。これはヒドい、壊滅的にヒドい。これで続編作る気満々ですから、我々映画ファンもナメられたものです。でもまぁ同国人にナメられるのはまぁそういう国民性あるからしゃあないかもやけど、これはブラジルの特撮ファンに絶望的なダメージを与えましたよ。彼らのジャパンリスペクトは根こそぎトイレに流されたと思います。これは我が祖国にとっても甚大な損害であるのは間違いない。以降我が祖国からやってくる特撮は鼻で笑われることになる、これはちょっと許しがたい、とんでもないことしてくれたな、ホンマに。ということで今年ワーストワン、確定です。
クライマックスの映像は良かった
円谷で長年勤めてきた監督だけに、クライマックスの戦闘シーンは良かった。
もちろん映像はハリウッドのビックバジェット映画とは比べるべくもないしCGもショボイ部分は多いけど、(多分)ハリウッドの10分の一もいかない低予算と時間の中でかなり頑張っていると思う。
逆にストーリー展開や演出はひどい。
キャスト陣の演技も子供向け特撮ヒーローっぽいしね。(これも多分演出の問題)
シルバー仮面やレッドバロンなんて、オッサンしか見ないんだから、ストーリーや演技をしっかり大人が観て楽しめるレベルにしてくれれば、多少の映像のショボさなんか気にならないんじゃないかな。
特撮系の邦画全体に言えることだけど、ドラマパートと特撮は監督を分けたほうがいいし、脚本も別の人にしたほうがいいと思う。
CGのレベルは向上、他はまだまだ
「シルバー仮面」と「レッドバロン」、両者の名前と姿形だけはかろうじてわかる。
しかし両者の放送は筆者の誕生以前であり、実際の映像は観たことがない。『シルバー仮面』は主演が柴俊夫というのも驚きだ。
ハリウッドで流行しているDCやマーベルの集合ヒーロー物の大ヒットに触発されて、日本でも特撮の世界で東映が宇宙刑事シリーズや戦隊シリーズを集合させて「スペース・スクワッド」なるチームを組ませてシリーズ化を計画しているし、アニメの世界ではタツノコプロがガッチャマン、ポリマー、キャシャーン、テッカマンらのヒーローを集めて「Infini-T Force」というチームを組ませてCGアニメーション化し、タイアップで漫画化までしている。
『シルバー仮面』と『スーパーロボット レッドバロン』はともに宣弘社というプロダクションが制作した同じ特撮番組であり、時空を超えて両者がタッグを組んだのが本作である。
レッドバロン開発者の紅健一郎博士の別れた妻の旧姓が春日で、2人の間に生まれた子どものさらに子どもたちがシルバー仮面の春日光二ら春日5兄弟というとんでも設定になっている。
そのため紅健一郎は彼らの祖父であり、レッドバロン操縦者の紅健は彼らの大叔父となる。
『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』が演技、特撮、CG、お話の何もかもがひどかったので、本作も全く期待していなかったのだが、想像以上にCGの完成度が高かったのにはびっくりした。
ただカメラマンや画面の色調整スタッフをハリウッドから呼び寄せているのにはがっかりした。
またさらにがっかりしたのはレッドバロンをはじめキャラクターデザインをタイのデザイナーに依頼したことだ。
今の日本では日本人だけで高いレベルの特撮映画を制作できないと白旗を掲げたに等しい行為だ。
監督の岡部淳也はレイ・ハリーハウゼンのストップ・モーションアニメが好きらしい。
筆者もハリーハウゼンが特殊効果を担当した映画が好きでその殆どを観ている。
たしかに元々のレッドバロンの頭は大きく、全体的にも丸みを帯びてずんぐりむっくりした形状をしていて、本作のがっしりとしたレッドバロンとは似ても似つかない。
シルバー仮面も強化前のR1スーツは元々のデザインを所々活かしているように見えるが、強化後のR2スーツは装甲が厚くなって全くの別物になっている。
本作の両者のデザインは現代的に洗練されて進化しているが、だからと言って海外のスタッフを起用するのは何か釈然としない。
CG処理も含めてあらゆるところにお金がかかっているため目を眩まされているだけで、アベンジャーズもジャスティス・リーグもお話自体は単純で子供騙しである。
本作も物語は単純でハリウッド大作とそれほど差はないように感じる。
ただ俳優において埋められない大きな差がある。
まず演技力である。
相対的にハリウッドに比べて日本の俳優の演技力は劣る。特に体も動かせる上に優れた演技のできる俳優が少ないので、自然とアクション映画では演技力かアクションのどちらかが犠牲になることが多いように感じられる。
またそもそも邦画は世界展開が期待できないので大きな予算を集めづらく、自主的にトレーニングするのでなければ何ヶ月も前から俳優が体造りができる環境にないため、アクション自体もこぢんまりとして迫力がないことも多い。
春日光二役の大東駿介はそれなりに演技力もあってアクションも悪いとは思わなかったが、紅健を演じた渡部秀は仮面ライダーの主役だった割にはアクションシーンでの身のこなしに説得力がなく下手クソに感じた。
また演出の問題もあるのか直情径行ですぐに切れる演技は観られたものではない。
そしてハリウッド俳優に逆立ちしても敵わないものがもう1つある。
俳優の面構えである。
善し悪しは別にして、戦争を含めた暴力に常に接している国家に住む俳優と平和ボケした国家に住む俳優では顔付が全く違う。
顔の美醜に関係なく『七人の侍』の7人は実にいい顔をしている。
三船敏郎や木村功など実際に戦地にいた俳優もいるし、少なくとも戦争とはどういうものかを全員が身をもって知っている。
もちろん現在の日本でも演技を重ねていくことで後年になって顔に渋みを増していく俳優はいるのだが、毛嫌いして軍事を真剣に考えることのない今の日本の風潮では自然と獲得するのは難しいと思う。
いくら架空の物語とはいえ、現実的に戦う面構えをしていなければ嘘くさく見えてしまう。
しかし若手の俳優の中で、整った顔をした者はいくらいても、今から戦場で闘える顔をしたは者はほぼ皆無だと思う。
ずっと最悪の状況下で戦い続けていたはずなのに、タイムスリップした春日3兄弟の顔付はあまりにも軽すぎる。
筆者が日本の作品でもっとも物足りなく感じるのはこの点である。
最後に静弦太郎役の寺脇康文が登場する。同じ宣弘社制作の特撮番組『アイアンキング』の主人公らしい。
続編に含みを持たせているので、もし次回作があれば観てみようと思う。
特撮新時代
特撮新時代とでも言おうか…原作はほぼ覚えてないげど、それなりに楽しかった。
レッドバロンのデザインは、モデラーの心をくすぐりそうだし、シルバー仮面のスーツは、スーツ感が少なくデザインも某ゲームを彷彿とさせカッコいい。
お話しは原作を知らないので、ぶっちゃけ何でもいい。レッドバロンとシルバー仮面が、無理なく乗っかってるなら問題なかろう。
本作は、まあ…なんつうか…容認してもいいんじゃないかなあと思う世界観。
まあ、吹き出しそうな台詞や展開は、お約束って事で…。
何やら次回作の構想もあるみたいで…アレはなんだろ?静かなんとかって主人公の名前があったな。
何せ、ピックアップされる特撮ヒーローが、俺の世代ではピンとこず、どこに需要があるのかも不明なのだが、意欲作である事には間違いない!
パシフィックリム並の重量感はなかったが、トランスフォーマーを引き合いに出したいくらい背景と馴染んでた。
この錯覚を抱かせてくれただけでも嬉しい。
鋼鉄ジーグとかが、フランスだかイタリアで大ブームを巻き起こしているので、この作品もジャパニメーション同様、世界に向けて発信してほしい!
コアなファン向け感は否めないものの、これが何かの幕開けになるならこんな楽しい事はない。のだが…はてさて。
山本千尋さん
昨年、『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』を観た時、一人の敵役に心を奪われてしまいました。
アクションの綺麗な女優、山本千尋さんを初めて知りました。
それから約一年、彼女の出演作に漸く出会えました。
この映画、山本さんの出演シーンが多く、主演の二人にも劣らない位、彼女を見られます。
アクションではない山本さんの表情が沢山見られます。できたら、恋愛映画で彼女の表情を見てみたいと思いました。
ただ、期待していた彼女のアクションシーンは少な目でした。彼女のアクションシーンが沢山ある映画を観てみたいです。
詰まるところ、いろんな山本千尋さんを見てみたいです。
さて、映画はテンポ良く進んで行き、最後まで飽きませんでした。
勝鬨橋が破壊されるシーンは、息をのんでしまいました。
また、ロボットの対決シーンでは、腕の振りがロボコンぽく思えて、妙なリアルさを感じてしまいました。
と、映画はとても楽しめたのですが、近所のシネコンはMX4Dのみの上映。
当たり前てすが、揺れる揺れる・・・。少し気持ち悪くなってしまいました。
自分は落ち着いて観たかったです。
気になる部分もあるが、結構良かった
シルバー仮面、レッドバロンのビジュアルは素晴らしい。ストーリーもサッパリ味でスピーディーで素晴らしい。
一件落着と思いきや未来ではまだ何かあるらしいし、次作が楽しみ。
いくつかの惜しい部分が気になった。
1 主人公(なのか?)、ゴネ過ぎ。サッサと理解しろ(またはさせろ)
2 特訓の場所は良いが、内容は何とかならなかったのか。稜線を走る、隕石かわす、破片を叩き落とす、とか
3 宇宙人、立ってないね。人形劇ですか
4 シルバー仮面と対する敵がただの格闘技強い人にしか見えないから、シルバーも強く無さそうに見えちゃった。
5 左右から銃で攻撃されてるのに、片側に斬りつけ、見栄を切ってたら撃たれるでしょ。
まともなリブート作品
今まで散々東映のリブートヒーロー作品に泣かされて来ましたが、やっとマトモなリブート作品を見ることが出来ました。
と言っても、地元で上映してくれないので、大遠征して来ました。
元々アイアンキングまで入れた3作品で計画していたようですが、2作品に絞ったのが良かったのかもしれません。
仮面ライダーオーズで主役を演じていた渡部秀が、良い演技していましたよ。
見に行ける方は、是非見に行って下さい。
次回は、アイアンキングとマッハバロンの組み合わせで、BRAVE STORM 2を・・・(^_^;)。
吉沢悠がんばる
予算は少なかったんだろうけど、頑張ったなあって感じなの。じゃあ、予算あったらどうよっていうと、あんまり変わんないと思うけど。
みんな演技がちょっとアレだけど、吉沢悠が締めてて良かったよ。
山本千尋が単なるサイキッカーなのかなと思ってたら、実は格闘美少女で良かった。太極拳のジュニアチャンピオンなんだね。
天才家系
異星人により征服され人間が生きられない環境になってしまった地球を取り戻すべく2050年から2013年にタイムリープして侵略を阻止する兄弟の話。
超シリアスでこてこての特撮ヒーロー&ロボットものであり、リアリティがどうとかご都合主義がどうとかいうのはナンセンスな勧善懲悪ストーリー。
シルバー仮面の活躍はあまり目立つ感じではないけれどレッドバロンvsブラックバロンはなかなか迫力あり。
長過ぎないし何も深いことを考えずにバトルを楽しめる作品。
全18件を表示