「1作目を彷彿とさせる作風」ジグソウ ソウ・レガシー M.Kotaroさんの映画レビュー(感想・評価)
1作目を彷彿とさせる作風
ジグソーは生きてるのか?という疑問が終始頭の片隅にあったが、まさかあのような展開になるとは。まんまと騙された。この「やられた感」は1作目以来。終盤で二転三転する怒涛の展開が実に痛快だ。
ソウ醍醐味である数々のトラップのインパクトはそれほどでもない。派手さはあるもののリアルな痛さは薄いかも。もっとも、これは単に慣れてしまっただけかもしれないが…。
そして何と言ってもトビン・ベルの圧倒的な存在感! 愛と哀しみを胸に秘めながら無慈悲に正義を執行する、善悪を超越した狂気の哲人、ジグソウことジョン・クレマー。そんな怪人。さを演じられるのは彼しかいない。
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