明日にかける橋 1989年の想い出のレビュー・感想・評価
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勉強したくない子供がそのまま大きくなったのか?
全般を通して「勉強が全て」という考えを否定したいだけのような。。。
勉強は大切です。
この映画を作った人はゆとり教育があの世代にもたらした不幸を知らないのでしょうか?
教育だけが貧困から抜け出す道だと各国で学校設立支援している世界のリーダーの存在も。
あまりにも浅はかで作った人の知力の低さが露呈した作品だと思います。
良作です。
先行試写で観ました。
観始めは、自主映画か?!…と思ってしまいましたが、
3回、泣かされました。
結構、多くの映画を観ている自分ですが、お金を掛けて、完成度やリアリティを求める映画ばかりが、観ている人の心を動かす訳ではないのだなぁ…と思い出させてくれました。
製作側の熱意が伝わってくる、良作だと思います。
チープな作りながらも良作
いかにも低予算映画らしい徹底したチープなストーリーと演出とカメラワーク、演出なのか俳優陣の演技もわざとらしい。でも終盤にはそれにも慣れて不思議と物語に入り込める。
こんな書き方をするとろくでもない映画のようだが、不思議と鑑賞後の印象の悪くない魅力的な映画だった。
思春期の刺々しい感情とそれを冷静に振り返る共感度の高いテーマだったからだろうか。こういう映画が割と好きだ。
NEW STATION
1989年7月13日袋井市の花火大会の朝に交通事故で小学生の弟を亡くした高校1年の姉が、2010年になって会社の同僚二人と共に1989年7月12日にタイムリープする話。
弟の死によって家族の形が壊れ、そのまま2010年まで駆け足で話が進む。
それまでにあった振りを使って1979年にタイムリープ…そこから何となくの流れが読めるベタなストーリーはそれなりには楽しめたけど、主人公と同年代の自分からみて高校生や世情の描写に違和感のあるところがちらほら。
1989年の小物には拘りはみえたものの背景にドカッと2014年はビビったし、脚本演出が地方自治体の自主制作みたいなレベルで辛過ぎ。エキストラは地元民かな?
どんなシガラミがあるか判らないし、予算も絡む話だから細かいことをいうのは酷かも知れないが、もう少し拘って作って欲しいものだ。
泣ける。そして感動。
人は誰しも大なり小なりの悲しみを背負って生きています。弟を交通事故で亡くした本映画の主人公「みゆき」の悲しみはあまりにも大きかった。しかし、その悲しみを消滅させることができるかもしれない。
弟「健太」が亡くなる以前にタイムスリップしたみゆき。健太を救おうとするみゆきたちを歴史はそれを妨げようとします。様々な出来事が起こる中で、両親の本当の想いを知るみゆき。後半1時間はみゆきが健太を救いたいという願いが自分自身とリンクします。これが太田監督の映画の素晴らしいところです。本当に今年1番泣ける、そして感動する映画明日にかける橋だと思います。
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