「【”貴方を毎日、部屋から観ていたの。”太陽の光に当たれないXPの症状を持つ少女と、スイマーの夢を諦めてしまった少年が織りなす切ないラブストーリー。アコースティックギターの歌が魅力的な作品でもある。】」ミッドナイト・サン タイヨウのうた NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”貴方を毎日、部屋から観ていたの。”太陽の光に当たれないXPの症状を持つ少女と、スイマーの夢を諦めてしまった少年が織りなす切ないラブストーリー。アコースティックギターの歌が魅力的な作品でもある。】
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■17歳のケイティ(ベラ・ソーン)は太陽の光に当たれない色素性乾皮症(XP)という病を抱えていた。
毎夜ギターで弾き語りをしている彼女は、ある夜、幼い頃から窓越しに想いを寄せていたチャーリー(パトリック・シュワルツェネッガー)と出会う。
チャーリーは一目で彼女に夢中になり、2人は恋に落ちる。
◆感想
・難病を抱えるケイティを支える、幼い頃からの親友モーガン(クイン・シェパード)や父のジャック(ロブ・リグル)の姿が沁みる。
特に、娘を持つ身としては、ジャックの娘を想う気持ちと、その寛容な姿が心に響く。
だが、笑えたのはケイティに心惹かれたジャックと会うシーンである。
ギコチナイ会話・・。
・チャーリーが夜中に駅で亡き母のギターを抱えて歌うケイティの姿に惹かれる姿。
ー この映画に流れるアコースティックな曲のメロディが、今作の魅力を増しているのは、間違いない。-
・ケイティとチャーリーが急速に距離を縮めて、二人で夜のシアトルの出かけるシーンも印象的である。
二人は、冷たい海に入って泳ぐが”朝日は、予想以上に速くやって来て・・。”
<ケイティが自らの意思で、陽光降り注ぐ中、チャーリー、モーガン、父のジャックと初めて外界に出るシーンは沁みる。
そして、チャーリー、モーガン、父のジャックが遺灰を流すシーン。
敢えて、ケイティの最期を見せない構成も、個人的には肯定する。
星空の下の歌のシーンを含め、ケイティを演じたベラ・ソーンのアコースティックギターの歌が魅力的な作品である。>
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