「格好いい映画」OVER DRIVE やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
格好いい映画
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まず、私だけかもしれないですが最初のラリーシーン、凄い音と迫力の映像で酔ったのか、少し気持ち悪くなってしまいました。
その後は、慣れたのか大丈夫でした。
さて、篤洋を演じた東出さん、私は嵌まり役だと思いました。
一番、嵌まったと思うシーンは、ひかるの質問に答えて作っている部品の説明をするシーンです。
この時の彼、子供の様にとても嬉しそうに夢中で説明します。
その表情で、彼の仕事を好きな思いや、彼の人となりが伝わってきます。
一見、落ち着いて大人の篤洋、でも子供の様に純粋に好きな事に向かい続ける彼。東出さんに合っていたのではないでしょうか。
一方、弟の直純は子供の様にわがままです。
でも、それは背伸びをして大きく見せた上で、自分を追い込む行動。精神的に大人な人から見ると、痛々しい程に。
こう考えると、お互いを「変わっちまった」と言った二人。
実は、子供の頃のまま変わっていないのかも。
それならば、その気になれば二人の仲もすぐに直せますね。
私は、この映画楽しめました。
また映像や音は勿論、裏方やライバルを含む登場人物の生き様もあいまって、格好いい映画だと思います。
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