「心が叫びたがっているんだ、みたいな 上辺だけのハートフルストーリー...」さよならの朝に約束の花をかざろう にあさんの映画レビュー(感想・評価)
心が叫びたがっているんだ、みたいな 上辺だけのハートフルストーリー...
心が叫びたがっているんだ、みたいな
上辺だけのハートフルストーリーとか
新海誠や細田守作品みたいな綺麗な映像と音楽で
なんか壮大っぽいけど身近な感情に訴えかけてくる
みたいなが好きな人には向いてそう
勝手に悲劇のヒロインぶって
自分を大事にしてくれる人の気持ち蔑ろにして
自分だけが可哀想みたいな感じが受け付けなかった
「さようなら
私のことは忘れて 私も忘れるわ
城での暮らしのこと、この朝のことは
ヒビオルには書かない
長い長い記憶の中で忘れるの
私は忘れ去る
ほんのちょっとのほころびよ」
自分の出生のこと
ほんの少しのほころびとか言われる
子供の気持ち考えられないのか
身勝手もいいとこ母親失格
お前にとっては長い長い人生の一瞬でも
娘にとっては長い長い永遠の一生なんだよ
父親にも国にも疎まれて
母にも捨てられて
それでもこれから滅びゆく国家の姫として扱われる
そんな娘を置いて、
クソみたいな捨て台詞吐いて、感傷に浸って
いいご身分ですね最低だよ
容姿は変わらなくても年月生きてれば
考える力は養われるでしょ?
脳の発達具合も容姿同様なの?
傍にいられなかったとしても実の子、
血は繋がって居なくても必死に育てた子、
それらを置いていけるとか…引く
共に老いることはできずとも、
大事な人に自分が居なくなる悲しみを与えずに済む
大切な人の最期まで見ることができる
その最期までの時間、自分は健康に過ごせて
たくさん思い出を作ることができるのに
別れが辛いので先に去ります?とか。
一生自分だけ愛してろ。
別れは寂しいし痛いし辛いし悲しいけど
一緒に生きてくれようとする人たちがいるなかで、
独りよがりがすぎて反吐が出る
助けに来た元恋人の思想も気持ち悪いし、
やっぱり精神の発達も止まってしまう
って設定ないと飲み込みにくい話だった
いくら追われる存在で人に異質と見られようが
お世話になった人に挨拶しに行くくらいの
礼儀とかもあってほしかったし
主人公に育てられた息子も
本当にいい歳してガキすぎて驚愕
実の親じゃなかろうと
年月と共に容姿が変わらなかろうと
育ての親であることには何も変わらないのに
なんだあれ…?
見た目変わらないからって恋愛感情?か性欲か
分からないけど家族ではない異性に対する感情
抱くとかやばすぎるだろ…怖いわ…
思春期特有の色々や反抗期はあるだろうけど
母子二人で生活して
あんな身近で必死に自分を育ててくれてる母親
見ててあれはさすがに…
気持ち悪すぎるし色々成長足りなさすぎる…
途中までは純粋に見ていられたのに
息子が成長してからのところからしんどかった
感動してる人はなにに感動してるのか聞きたい