「最後は魔法のステッキで。」3D彼女 リアルガール Tonkiさんの映画レビュー(感想・評価)
最後は魔法のステッキで。
クリックして本文を読む
原作、アニメ一期確認済です。
キャスティングについて。
ミツヤ役がブサイク過ぎ。
ツッツン父はオリジナルストーリーとしても、あの父親からあの兄弟はありえない。
前半のドタバタ展開に輪をかけたいのはわかるが。
綾戸さんはドはまり。
色葉も容姿は文句無し、ただストーリーに悪女っぽいバックボーンが練り込まれていない。
大野さんも違和感無し。ただ頼りになる姉御っぷりが描かれていない。ことあるごとミツヤに「付き合おっか?」のやり取りがないのも寂しい。
ストーリー、演出
遊園地のような場所でのハロウィンのシーンが意味不明。
ネコミミ君は誰にフラれたか映画オンリーの人は分かったのか疑問。
主治医が患者である色葉に恋愛感情を持ってしまう転回はリアリティーをさらに損なう。ツッツンがどれだけ色葉に良い影響を与えたのか、また色葉のツッツンへの想いを知っているのに横恋慕はありえない。
原作も最終12巻は展開荒かったけど、ツッツンの超エリートぶりも描かれていない、みんなのその後も描かれていないのは乱暴。
そして何より、魔法のステッキを見せ過ぎ。
最後のシーン、色葉の右手に握られているところで初めて見せるべきだった。
「魔法がつかえたらな」と願った色葉に魔法を使わせてのハッピーエンドにして欲しかった。
ともあれ、ヒロインの文句のつけようのない美少女っぷりが全て持っていく映画でした。
映画を気に入った方には、ぜひ原作を読んでもらいたいです。
コメントする