フリクリ オルタナのレビュー・感想・評価
全52件中、21~40件目を表示
びっくりしました
OVA版のフリクリが好きす。 ネットを検索で新作が劇場公開されていると知り、フリクリを知らない妻にも楽しんでもらおうと、一緒に観に行きました。 最初はワクワク・ドキドキ。 が、10分後に、妻を連れてきたことを後悔します。 その後は、鑑賞の苦痛にひたすら耐える初めての体験。 世界の捉え方が中学生の素人レベルです。 女子高生の心の機微を求めるお話を創るレベルになく、設定に無理と気持ち悪さを感じます。 経験や想いのない所から無理やりセリフを組み立てているのが、本当に観ていて辛く、息苦しいです。 おそらく製作陣も気づいているはずなのですが、制作を止められない大人の事情があったのでしょう。 次の作品で信用と制作費をカバーする戦略だと推測しますが、早い段階で制作を止める手腕を持った人がいないのですかね。人材不足なのかな。 ブランドに傷をつけ本作品を公開したリスクが、今後どの様な展開になるのか。本当にアニメ制作は大変だなと感じます。
ムリクリ
映画は観た人それぞれの感想や、思いがあっていいと思いますが、「オルタナ」は個人的にはろくでもないと思いました。お世辞にも良い出来ではない…とww 恐らく制作サイドの人達は、誰よりもこの不出来な有り様を世間の人よりも自覚していただろうと思います。プロのクリエイターの現場にいて気がつかないわけがない。にも関わらず、こんな不出来な作品を世に送り出さなければいけなかったのは……、よっぽどの大人の事情があったんでしょうかねww。 自分は「オルタナ」をスクリーンで観る前に、劇場先行版のBDを買ってしまったのですが 、その時何か違和感を感じていたにも関わらず買ってしまったのは、よもや「フリクリ」の新作がここまで手抜きされるとは、夢にも思わなかった……。不覚にも信じきっていた結果ですww。正直お金返して欲しいのが本音です。 おそらく数としては少ないとは思いますが、面白かったといってくれた観客の人に、制作側の人たちは手を合わせて感謝すべきと思います。……「プログレ」がせめて救いになる作品でありますように。ww
エースじゃなくてフラッシュの方!
本日鑑賞してきました、不評に心配できたがどこ吹く風、懐かしい顔に逢えて清々しい。 フリクリ分かってない、設定が、音楽が…やたらと不評をつける人はいったい何を見たのか?エースじゃなくてフラッシュなんだよ俺の知ってるフリクリは!簡単に言えば思春期心因性皮膚硬化症! 30分番組の構成のまま何話かまとめて上映してる感じは少し気になりましたが。以下率直な感想 若い時のふてたり、訳分かんなかったり、先走ってダッさい感じ?なんだかんだで結局上手く言えないもっさりした感じがなんか分からんパワーになると オルタナは主人公河本カナの今時の17歳にしては…?って感じのちょっと青くさい娘の成長…(その成長に気付けるかどうかは見る人のセンス)を破れかぶれで描いた作品です。 完成度やハイエンドな何かじゃないその青くささをハル子が引っ掻き回してくれる映画でした!
想像以上に酷い。
今作は監督及び脚本が代わっており レビュー等から期待はしていなかったが、 想像を上回る酷さであった。 まとめるなら ・ほとんど女子高生の話 ・“フリクリ”はおまけ ・話がつまらない ・ピロウズの扱い雑過ぎ ・でも、まぁ良いとこもあるよ☆ 詳しくは以下をお読みください。 宣伝等ではフリクリ続編と言われているが、 私はそのようなものではないと感じた。 約8割方、女子高生がメインの話で (個人的には)これがくっそつまらない。 特に何を得るでもなく ありがちーな女子高生の青春物語である。 さらに話が全体的にかなり雑。しかも長い。 また、フリクリはあくまで要素の一つであって 設定が引き継がれているわけではない。 (今作の)監督も脚本も原作である“フリクリ”を 理解しているとは到底思えない。 小説版すら読んでないんじゃないかレベル。 もしくは理解した上でガン無視している。 具体的には、 原作では(母が宇宙人である)ナオ太のみN・O能力者 であったが、今作は登場人物のほとんどがその能力を有する。 また、ハル子の人物像もかなり違う。 「アトムスクさえ手に入ればこの星なんて興味ない」と 発言していた女がその星を救おうとしている。 これ以上はネタバレを多々含むため省くが、 原作を考慮すると矛盾点は数多である。 以上のようにフリクリの続きだと思って この映画を見てはいけない。 正直、この映画はどういう人達をターゲットにした ものなのか全く理解できない。 更に付け加えるならピロウズの曲の扱われ方もぞんざいである。 イントロが流れ始めて、おっ、この曲は! とテンションが上がるのもつかの間。 サビに入る間もなく曲の音量が下げられ、 ほとんどさわおさんの声が聞こえなくなる。 (2.1chである為、さらに聴き取りづらい) 全く汚点を上げ始めたらきりがないがフリクリオルタナである。 ただ、良い点を挙げるならば ・作画キレイ、3DCGも自然 ・声優さんの演技上手い ・R・O・Nさんの楽曲素晴らしい ・the pillows最高 それを台無しにしているのはまさに監督及び脚本等のせいだが...
フリクリってさー。
ぼくの個人的な感想です。 当時OVAは、穴が空くほど観ました。 無論マイベストトップ3の一つです。 何が良いってさ、 一見、エキセントリックな話運び。 ピースの寄せ集めのようなセリフ。 ハイセンスなカット。 中毒性の高い世界観。 しかし、 ぼくは、 これが一番刺さったわけじゃないのです。 「一見」ってのが大事で、 実は、ナオ太君の成長物語。 見事なジュブナイル。 これだと思うんです。 こんな見せ方で、 ちゃんと描きやがって♡ ってことです。 一昨年くらいに見事な映画がありました。 20センチュリーウーマン。 これを観た時もフリクリだなぁって思ったもんです。 フリクリじゃなくても、 フリクリ感じれんだよ! ちゃんとしてりゃあなっ。 はい、一方今回。 上っ面だけですか? カッコいい絵と、pillowsと、 ティーンのモヤモヤとを上手に混ぜました。 ってか? は? 手に余ってるじゃないですか。 ねぇ。 ほんとやめて。 侮辱するな。製作陣。
フリクリのフリ
18年前にOVAのフリクリを観てとてつもない衝撃を受け、それからマンガを読み小説を読み、OVAを何年かに一度回帰するように観かえしては、どんどんフリクリの深みと謎にハマっていった自分ですが、 フリクリオルタナは、まあ、劇場版二部作のいっこ目ですし、フリなんだろう、と思いました。 だって、フリクリとかいう、跳ねたか跳ねてないかでいえば当然跳ねていない18年前のアニメの続編という弱い引きで、あの圧倒的唐突無稽感を繰り広げられても、初見殺しでしかないと思うので。 とりあえず劇場版一作目は、セブンティーンの悩みを丁寧にわかりやすくおとなしくアニメ映画しておこう、ってノリかなー、と。 だって、フリクリファンだったらどうせ、オルタナでどんだけ文句言ってても絶対プログレも観に行くんだし。 だってハル子分裂しちゃうんだもん。林原めぐみになっちゃうんだもん。それだけでも十分理解不能だし、楽しみだし。 プログレでは、新しいファンも昔からのファンもまとめて置き去りにするくらい突っ走ってフリクリしてほしいですね。 それぐらいしてくれたら、きっとフリクリ中毒者が大量生産されるんだろなーと思います。 間違っても、フリクリとは何なのかが明らかに!とか、あらゆる伏線が最後に回収されて衝撃のラスト!とか、そんなプログレにだけはして欲しくないです。 そんなんいらん、よそでやれ。
pillowsファン並びに初代フリクリファンだが楽しめた
他のpillowsファンの方やフリクリファンの方は多い割合で酷評されている方がいるが、私としてはかなり楽しめた。 女子高生の繊細な心情を描き、時にはぶっとび、pillowsの歌が入り…幸せでした。 特にpillows挿入歌では自分の中で 好きな曲がチョイスされていたので 映画を見ているにも関わらずノリノリになれた。 昔との比較ではなく新しいフリクリとして目を向けると好きになれるのではと思った。
類型的なものが集まり見えてこないメッセージ
フリクリどうのこうのいうより、あまりに類型的なセリフ、キャラ、演出、デザインばかりで何も作り手側の意思が感じられません。 出来が悪くても何か意思ややりたいことが伝わる作品が見たかった。
不快・苦痛・忍耐を強いられる作品
映画鑑賞後に劇場が明るくなった瞬間、後ろの席に座っていた男性客二人組が「こりゃ、ダメだ」と呟いて席をたった。「あぁ、おれと同じ気持ちに耐えていた人がずっと傍にいたんだ」ということに気づいたこと。今回劇場に足を運んで一番エモーショナルな場面でした。 OVA版「フリクリ」という作品を貫いていた、画作りのセンス、舌を巻く演出、創造力を爆発させたようなアニメーションの強度は、今回の「オルタナ」には、その僅かな欠片すらも観てとることができませんでした。とにかくまず第一印象としてカッコよくないんです。OVA版だっら、スローや一時停止にして「この画作りやべぇなあー!」とじっくりと観たくなってしまうシーンがいくつもあるのですが、今回の劇場版には、個人的にはそのようなシーンは一か所もありませんでした。 また脚本に関しても一言。とにかくもう酷い仕上がりだと感じました。OVA版では、例えば両親からの見捨てられ不安を抑圧しているニナモリが抱えるアダルトチルドレン的な感情の機微や、ボーダーライン的な心的傾向をもったマミミの負った傷と闇の深さみたいなものを、さり気ない言葉や言外の描写を通してとても繊細に描いていましたが、今回の「オルタナ」では、そうした登場人物たちの心の機微もほとんど台詞で説明してしまう。 もの凄く単純化すると「〇〇だから、私は怒っているんだよぉ~!!」「✕✕だから、私は悲しんでいるんだよぉ~!!」みたいな感じです。「いや、そこら辺の感情の機微は、登場人物たちに言葉で説明させないでみせろよ…」と、なんど心のなかで呟いてしまったか…。観ていて気持ちが萎えてしまい、馬鹿馬鹿しくてとても物語世界に足を踏み入れる気になれませんでした。 まだ「プログレ」は観ていませんが、すくなくとも「オルタナ」に関しては、「フリクリ」という歴史に名を残す素晴らしいアニメーション作品を完全にレイプしていると個人的には感じています。ほんとうに酷いと感じました。 たぶん自分がこうして怒りを感じるのもきっと「フリクリ」という作品をずっと愛してきたからだろうと思います。劇場公開が決定してからもずっと心待ちにしていました。それだけに今回の作品のクオリティには、ほんとうに心から残念で悲しみを覚えます。 「プログレ」も公開されたら観に行くけれど。
ただのピロウズファンは見る必要なし
前作のOVAでは主題歌だけピロウズだと思っていたから、冒頭のONE LIFEから身震いした。一話目を見終わった後は興奮が冷めやらず興味もない友達を呼び出して語りだす程だった。
今作でも劇中にピロウズが流れると知り前売りチケットを購入。映画館の音響でピロウズの曲を聴けるだけで満足できると思った。予告のstar overheadを聞いた時は余りにカッコよくて素晴らしい歌詞に期待が広がった。フリクリオルタナはスマホの音楽再生画面からの白い夏~の出だしに劇場に来て良かったと思った。でも、そこがピークだった。次点でFool on the planet。
ピロウズの曲が使われる場面自体も前作より大幅に減っている。前作ではピロウズの曲がインストで使われる事が多くあり、そこがまた良かったが、今作ではオリジナルの楽曲が多用されている。さわおさんはそれらインスト曲の出来を褒めていたけど、ただピロウズの曲に近づけた部分のある駄曲でしかない。たまに使われるピロウズの曲も新しい曲たくさんかと思いきやcrazy sunshineやI think I can等が使いまわされている。それらも前作ではあんなにシビれる使われ方をしていたのになんですか今回のクソ演出は。前作の映像と楽曲のシナジーでの異様な盛り上がりが今作にはまるでない。
なんで今作でピロウズ使ったの?何故使おうと思ったの?誰の意向?理由は?ただ前作に踏襲して好きでもないのに拘りもないのに使ったの?好きなのにこんな出来になったの?さわおさんは「今作はまだピンと来ていない」なんて表現してたけど、大人な表現をするもんだね。
劇場鑑賞を楽しみにサントラの収録曲も見ずに前作以降のピロウズの曲を予習してた俺が馬鹿を見た。
音楽以外の部分については、良くも悪くもという感じ。優しい目で見ていれば笑えるシーンはいくつかある。いくつか元ネタ分かるシーンがあってそこは楽しかった。でもカッコ良いシーンなんて全然無い。制作陣はどこかに一つでも前作に勝る要素があると思ったのかな?そしてまさか一話完結の形をそのまま劇場に持ってくるとは思わなかった。やる気なさすぎ。少しは劇場公開用に編集しなよ。
俺はプログレの前売りも買っているから見に行くけど、正直次回作への期待度は10%くらいになりました。
今作の評価すべき点としては、star overheadという新たな名曲を生み出すきっかけになったとこだけ。
少なくとも、初めて映画レビューを書くくらいには憤る出来映えだった。
「凄い」
80本目。 フリクリと言う、OVAは知らなかったのですが、今作品を見ると、ブッ飛んでて、非常に良かったです。 OVAはもっと、弾けてるらしいのですが、今作品も充分、枠外に行ってくれています。 既成概念を超えた、映画に出会った感じです。
人類の宇宙世紀のはじまりの物語
人類はかつて一つの大地に住んでいた。 しかし、人類は二分されることとなる、地球と火星に。 その影には人類の存亡をかけた戦いがあった! 鍵を握るのは一人の女子高生、どうなる人類、どうなる日本! そんなことより、高村薫の照柿を読んでる女子高生って心をざわつかせるものがあるよね。
良くも悪くも"フリクリ"
全体ざっくり言うと、平凡な女子高校生が恋に友情に全力にぶつかって、最後のちょっぴり成長するという少し前によく見かけたストーリーにフリクリの要素を足したような作品。 印象としては「癖のないフリクリ」といったところ。 だからOVA版のハイテンションで理解不能の爆発が立て続けに起こるような「癖のあるフリクリ」を期待していると拍子抜けするだろう。 それ程までに今作は癖がない。 キャラも等身大を意識してかハルコ以外あまりはっちゃけないので、日常パートはひたすらJKのだらだらした日常を見せられる。 また、せっかくの戦闘も小規模なものが多く迫力に欠けてしまう。 極めつけはピロウズの曲の使い方。 OVA版でのピロウズは物語の演出の一つだった。印象的なのは4話の野球回で爆弾のついた惑星をナオ太がギターで打ち返すシーン。 少し前からワクワク感と一緒に走っていたクレイジーサンシャイン。そのサビがようやくここで重なる。 冒頭から言われていた「バットを振らないナオ太」から「バットを振るナオ太」への成長のシーンを鮮やかに彩ったいい演出だ。 しかし残念ながら今作にはそういった演出はない。ただBGMとしてのピロウズが流れるだけだ。 とりあえずピロウズ流しておけばいいんでしょ。という考えが透けて見えてしまって少しがっかりした。 でもピロウズが流れてハルコが暴れていたらそれはフリクリなのだ。これは間違いない。 最後によかったところを述べたかったがあまりよく浮かばない・・・。 映画館を出たところでは多少の満足感があったはずなんだが・・・。 懐かしのフリクリを現代のアニメで見れたのが良かったとしか言えない。 この感覚なんかに似てるなーと思ったら、たぶんあれ。トップ無印からのトップ2に似てる。最後カナブンもバスターマシン7号になったし。 フリクリもそれに倣ってプログレで「オカエリナサイ」くらいのファンサービスがあればいいな。
映画館でアンケート用紙配ってたから何か思うところがあるのかな
正直微妙でした。
ピロウズの曲の使い方が雑。
前作と違い最初から地球存亡の危機を匂わせながらまとめ方が雑。
カンチ擬の出し方が雑。
3つ目のエピソードまでは主人公達がどんどん好きになるが、4つ目のオチ(勘違いだった)からフラストレーションが溜まる感じになり、火星に行った友達事が投げっぱなしのまま終わって、結局フラストレーションは解消されず終わる。
フリクリの形を気にしてるのか してないのかわからない、どの層に向かって投げたかもわからない。
面白くない無駄が多い(蓮舫擬の官僚とか)、プログレを観れば今作評価が変わるとも思えない。
3つ目のエピソードまでは新しいフリクリがどんどん好きになっていったのに、後半の展開面白く感じなかったのは自分がおっさんになったからと思いたい。
ハル子さんの声は18年前と同じなのは、声優さんに感謝します。
新しいフリクリを観させてもらう後押しをしてくれた海外のファンが満足する事を願います。
満足できました
今日見てきたんですけ自分的にはすっごい満足でした 前作のOVAの時の風味を残しづつ新しいものになってなました 確かにハルコのキャラがOVAの時よりかは弱くなって破天荒さなくなり暴虐無人さがなくなり意味不明さがなくなってしまいましたが今回は女子高生4人組を主役に据えてるの今回はナビゲートに徹してる感がありました よーするにわけわからんヤツが多くいても仕方がないので多少キャラとして認知されてるハルコを選手兼世にも不思議な物語のタモリのポジションにあてて物語の柱になってくれたと思います ハルコのとらえようのないキャラが薄まってると感じられるのはナオタ君ポジションのキャラがいないのでオトコから見た女性の支離滅裂さが感じ取れないからじゃあないでしょか あとハルコさんの目的がよくわからないとこですね 前作はアトムスクを手に入れるために片田舎の少年を召喚用の道具として扱うために自分が持っている武器を最大限使って女性のしたたかさを随所にあったんですがそれも今回は七味程度になってました 作画の絵の感じは好きだったんですが今回西尾さん関わってないのか動きがやや単調でした。アクションもあと一ひねりできたはずとゆーちょっと歯がゆさがありました ただ色々書いたんですがやっぱりヤマ場でthe pillowsの 曲がかかって音量が上がればそんな今まで書いたようなことが吹き飛んで盛り上がってしまうのでやっぱり満足できました!
劣化した。挑戦もした。
前作のOVAが大好きで、神アニメだと思っています。 それと比べれば本作が大きく劣化しているのは間違いありません。 しかし、前作を完全に模倣しようとして劣化コピーになっている訳ではなく、最初から前作とは違うフリクリを作ろうと挑戦した作品だと感じました。 ストーリーにせよ演出にせよ、前作へのオマージュを多用しながらも違う事をしようともがいて、残念ながら裏目に出てる部分が多々あります。 私も少なからず…いや、滅茶苦茶ガッカリしました。 しかし、その挑戦が前作に無い魅力をこの作品に与えてもいます(前作が意図的に切り捨てた部分だとは思いますが)。 フリクリに今後の展開があるのか解りません。しかし、フリクリという素晴らしい、しかし間口の狭いアニメの枠を、良くも悪くも広げた作品だと思います。 ネタバレなしで抽象的な文章になってしまいましたが、この作品を発射台にした次回作への期待を込めて、ギリギリ星4にさせていただきます。 ※前作ファンの方は極力、先入観を捨ててご覧ください。イスから転げ落ちるかもしれません。
TVアニメならばいいけど…
前作は未見だが、ストーリーがあるようなものでは無いので特に問題なし。 面白いことは面白いのだが、よく出来たTVアニメであって、劇場で見るようなものではなかった、という印象。実際、作り方がTVアニメを5本連続で上映したような感じだった。 それでもドラマとして面白ければ劇場での鑑賞に耐えられるだろうが、本作はそもそもそういう作品ではなくて演出の面白さを楽しむものである。そこがTVアニメのものであるとなると、面白い部分もあったものの、上映時間の大半は退屈さを堪えることとなってしまった。
青臭くも説教臭い
前作未見、予備知識ゼロで鑑賞。 映像良し、音楽良し、キャラ良し、設定まぁ良し、ラスト良し。 なのに、率直な感想は「このピンクおばちゃん、ウゼぇな…。」なんだよね。好みだけどね。 17歳でそこまで答えを求めなくてもいいんじゃないかな。そんなに人生焦ると、悪い大人に担がれてカネ騙し取られるよ。 あと、30分×5話の構成はやはり長い。 「20分くらい過ぎたらハル子が乱入して、悩みも怪獣も同時解決すんでしょ?」と展開が読めてしまうのも残念。 この完成度なら、30分×3話×2本くらいで上映してもバチ当たらないでしょ。興行的に無謀かな? 面白いのは間違いない。プログレ楽しみです。
全52件中、21~40件目を表示