ザ・ウォールのレビュー・感想・評価
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今だからこそ観たい。
「The Bourne」シリーズでもお馴染み
ダグリーマン。
これほどまでに戦闘が少ない戦争映画は前代未聞。そして衝撃のラスト。
2011年以降を始めとする一連のイラク戦争を改めて問いただす。
なぜアメリカが進行したのか、
なぜイラク情勢が変われないか、
一兵士、一市民の視点から単刀直入に切り込む。
この混沌とした中東情勢の今まさに観て頂きたい一本。
連鎖する恐怖、戦場のホラーサスペンス
最初の印象はジャーヘッドのような退屈な戦場の無情感が漂っているが、中盤から見えない敵と死と隣り合わせの恐怖と痛々しさ、ラストは連鎖する恐怖が描かれている。
砂漠や戦場のリアル感が前面に出ているため、本当のテーマが分かり難く、かといって深みも感じられないところが☆-1
戦場サスペンス?
●2018年19本目(DVD鑑賞14本目)
期待してなかったので多少評価甘めです。
少ない登場人物で繰り広げられる会話劇。
見えない暗殺者と壁1枚の攻防戦。
劇場で観たらハラハラドキドキしたんじゃないかなぁ。ただ最後がなぁ
戦場怪談
灼熱の太陽の下で、見えない相手が一方的に身体や精神を削り取りに来る。超現実的な展開で、相手は人ですらなくイラク人の怨恨が形になった何かなのではないかとすら思えてくる。瓦礫の山で次の犠牲者を呼び寄せる様子に言いようのない恐怖を感じた。この心理劇とトリックは荒木飛呂彦の短編のようだ。
なかなか
CUBEを初めて観たときの様な
発想の転換的な作風
如何に低予算でアイデアを生かし切るか?
これに尽きる映画だと思う。
敵役が終始一切姿を現さず
その実存さえ疑ってしまう演出は
押井守のそれに通じるものがある。
最恐のスナイパー
このスナイパーは射撃の腕がすごく。
簡単に殺すのではなく、自然と死ぬように、無線のアンテナを打ち、水筒を打ち、多量の出血になる箇所を瞬時に打つことができる。
そして、最後の1人とは、おしゃべりまでする。
ある目的のために!
射撃の腕だけでなく、
相手をある方法で呼び寄せてしまう頭の良さ。
こんなスナイパー見たことない。
最後の墜落したヘリを見て、怖くなった。
異文化コミュニケーション
主人公のスットコドッコイぶりに「おいおい、そこそこエリートやろ?」と、思ったりはしますが、相手の不気味さは素晴らしい。何せ姿が見えないので、少ない情報からアレコレ想像しちゃうのですが、そういった事全てを嘲笑う「声あるスナイパー」に拍手。
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