ミッション:インポッシブル フォールアウトのレビュー・感想・評価
全88件中、81~88件目を表示
オレオレ映画の開き直りに降参!
参りました! どうせ"オレオレ映画"(=何でもできちゃう、オレって凄いだろぉ)だと、完全に"小バカ"にしていたから。すみません。
またまた大量破壊兵器のなんかしらが盗まれて・・・それを奪還する。はっきり言って、主人公のイーサン・ハントが止めるモノは"核兵器"じゃなくてもいい(笑)。
たとえば、風船に時限式の針が仕掛けられ、それをイーサンが死に物狂いで挑む。どうせ主役は死なないし、風船は間一髪で死守される。それが「M:I」という映画である・・・。これが真実。
ところが今回はそんな"ワンパターン化"を自覚しながら、事件のリアリティには目もくれず、タイトル通り"不可能な作戦"の連続アクションに特化した。147分の長尺ながら、ほぼノンストップの詰め込みに感心するばかり。怒涛の展開が素晴らしい。
しかも、トム・クルーズ(56歳)より若くてカッコいいヘンリー・カヴィル(35歳=スーパーマンの人)を、あからさまにダサい役柄にして、"やっぱり主人公はオレ!"って・・・開き直り。トムのエゴメーターが振り切っているところが、逆に尊敬に値する。
監督(クリストファー・マッカリー)が続投したからなのか、「M:I」シリーズ中、もっとも他作品との関連性が深い。
直接的に、前作「ローグ・ネイション」(2015)の敵である秘密組織"シンジケート"とつながりつつ、「M:I 3」(2006)に登場したイーサンの妻ジュリア(ミシェル・モナハン)までが、運命的に引っ張り出される・・・。
本シリーズは、毎回監督が変わることでグレードアップしていくことが"お約束"だったが、それゆえに1作1作がブツ切れで、シリーズなのにワンパターンな茶番劇を毎回見せられているという印象がぬぐえない。
それが今回は「M:I」ファンが、シリーズとしての流れを楽しむことができるうえに、主人公イーサンの人間的な掘り下げにも成功している。だから魅力的なのかも。
この作品はぜったいに"4D版"でも観てほしい。これまで4D上映を100本近く観ているが、クライマックスの楽しさは極上の一品であると言い切れる。ヘタな遊園地よりアトラクション度が抜群。
J・J・エイブラムズ(バッド・ロボット・プロダクションズ)のプロデュースなので、IMAX版もいいかもしれないが、3Dでも観られるのは4D版だけ。
4D版は、自動的に吹替版とイコールになる。難点はヘンリー・カヴィル演じるオーガスト・ウォーカー役のDAIGOが、超・下手クソってだけ(けっこう致命傷?)。それさえ気にしなければ、楽しめる。
こういうワンパターン作品は、"日本映画やアート作品は苦手"というアクション大作偏重な人向きかもしれない。個人的にはトム・クルーズにはもっと違う趣向の作品で頑張ってほしい。
・・・ところで、放射線ダダ漏れのプルトニウム容器を素手で持っちゃって、登場人物はみんな被爆してるよね(笑)。そんなのM:Iには関係ないか。
(2018/8/3/ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ/吹替翻訳:岸田恵子)
最高のアクション映画
この作品を観た後では、他にもうどんなアクション映画を観ても物足りなくなってしまうような気がしてなりません!!良いという評判はちらほらと聞いていたので、かなりハードルを上げて観たのですが、私が上げたハードルなんてトム・クルーズにとっては視界にすら入らないのでしょう、標高7600メートルの高さで軽々と越えていきました!
本当に最高のアクション映画でした!今年で一番幸せな2時間半でした。
冒頭から意表をつかれ、前作「ローグ・ネーション」はど頭からクライマックスのようなアツい展開だったのですが、本作の幕開けはダークでシリアスに始まりました。どこか不穏な空気を醸し出し、不協和音を使った音楽で、まるで前作とは違う作品を見ているような感覚でドキドキしました。
要所要所で挟まれる、ソロモン・レーンからイーサン・ハントへの警告が、段々と現実になっていく不吉さ。その言葉通り、イーサン・ハントが空から落ちたり、ヘリから落ちたり、映像的に色々なところから落ちていく描写と、彼が全てを失いかねない舞台が揃っていく終盤への展開、「007 スカイフォール」のように主人公のアイデンティティ=イーサン・ハント個人としての決着をつけていく舞台になっていく展開に目が離せませんでした。
イーサンは起爆装置を手に入れられるのか?核爆弾が爆発して全てを失ってしまうのか?というラスト。光に包まれ、一瞬まさか!?と思ったが、その光は核爆発ではなく、夕焼けの美しい光だった。ラストシーン、私は息をするのを忘れていたかもしれません(笑)
そしてジュリアのセリフは何よりもの救い。彼女の言葉に全てがこみ上げて来て号泣です。
ロケハンがどこも最高で、パリのカーチェイスは街の構造をうまく使っていて大満足でした。
凱旋門だったらこれやってくれるかなぁ?、テート・モダンだったらこれやってくれるかなぁ?という期待を裏切らないアクション。
もはや狂気の沙汰と言っていいスタント。
その背景となる美しい風景。
全てが完成度の高いカット!
今私はとんでもない映画を観ている!
本当に最高な映画体験でした。
*クリストファー・マッカリー監督とトム・クルーズはヘリコプターのアクションシーンの出来には納得してないそうです。。。冗談はよしてくれ(笑)あれ以上のヘリアクションを私は知らないぞ(笑)
ただ、テロ行為は止めたのですが、ソロモン・レーンが思想として掲げていた国家や政府の腐敗といった大きな問題自体は解決していないように思います。まさに現実とリンクするようなテーマなのですので、ここに関してはもう少し、希望の片鱗だけでも見せてくれたらなぁと思いました。
ただ、それを抜きにしても今年ベスト映画であることは私の中では揺らぎません。
続編があるなら勿論応援いたしますが、トム・クルーズのスタントがどんどんエスカレートして取り返しのつかないことにならないことを願うばかりです。
ありがとうございました!
元気が出る映画
御年56歳になるトム・クルーズ主演の人気シリーズ最新作
2と3は微妙だったけど、4作目ゴースト・プロトコルと前作ローグ・ネイションが面白かったこともあり公開日が楽しみでさきほど見てきました
体を張ったアクションがウリのシリーズで、一作目から実質毎回やってること起きる内容はよくよく考えると同じというお約束映画ではありますがやはり見ていて楽しい
高所でぶら下がるor張り付くトム、全速力のダッシュで敵を追うトム
毎度IMFという組織が実質お取り潰しもしくは機能停止するトム
どこかこの時代になると荒唐無稽感もあるスパイ道具を使うトム
わかっちゃいるけど楽しいシリーズですが、今作は冒頭『世界の危機』と『仲間の命』という選択の結果から始まり全体的にトム演じるイーサン・ハントの人間性という部分をかなり突いてきてる作品でした
3から実は結婚してました。愛する妻を守るのが使命という部分はあり、続編でも妻とは一緒じゃないけど影から見守ってるという描写はありましたし、敵によって殺された仲間を想うシーンも過去作でもありましたが今作では後半ガッツリと愛する妻との絡みがあり、冒頭の選択でもあったように『仲間の命』をとったことで『世界の危機』罪のない人々の命を危険に晒してしまい悩むなど正直今までで一番悩む姿を描かれたウェットな作品という印象
逆にそこがやや長いせいもあってもいつものトムの明るさ爽やかさが物足りなく感じたのも事実ですが・・・
あとは4作目以降あちこちで言われていることですがIMFという組織、仲間達と協力して事件解決にあたるという部分が強調され、ただのトムのアクション映画ではなくチーム物としての楽しさも今作はしっかりとあり、冒頭の病室での駆け引きや真の敵を罠にかけてあぶり出す後半のシーンなどは見ていてやはり楽しかったです
今後も続編が作れそうな設定はだいぶ残しているのでシリーズ物として期待しているのですが、さすがに数年に一回のトムのお約束映画とはいえさすがにコチラも何時もの走る、ぶら下がる、壊滅IMF展開だけだと飽きがきてしまうのでキアヌ同様、生身格闘アクションなどをマスターして欲しいなと思ってしまったり
序盤のヘンリー・カヴィル演じるウォーカーと協力して敵の一人と格闘で闘うシーンなど特に「特殊な組織」のエージェント二人がかりなのに格闘戦で圧されてボコられるという部分はちょっと残念だったので・・・
さすがに同じ肉体アクション俳優ジャッキーや、ドニー・イェン、「ジョン・ウィック」でのキアヌほどじゃないにしてももう少し強く見せて欲しいと思ったのは贅沢なのかな?
あとは今までのシリーズでもドバイのビルに張り付いて登るための手袋や、二色混ぜると反応を起こして爆発するガムなど時代的に荒唐無稽感溢れるスパイ道具が出てきましたが、今作はそれが発信機と何時もの変装マスク程度しか出てこずもう少し見たかったなーという印象、まぁ現代のスマホや機械の発展的に下手にやりすぎるとキングスマンみたいになっちゃうしバカバカしいのは難しいのかな
ウェットな部分が普段より多い作品と先に書きましたが暗くジメジメしておらず最終的に肉体的に頑張って、何時もどおりの爽やかさを見せる56歳のトム・クルーズを映画館で見て、我々も彼に負けずに猛暑を乗り着るのにいい作品かと思います
ぇ?文章や諸々が変?
「考えてる!」
いつもの定食
前評判が良かったので少しは期待したが、予告で見た以上のものはなかった。トムクルーズが毎回どんなアクションを見せるかだけのシリーズだな。
●結局デパルマのPART1から発想が伸びてない。アクションは派手になっても内容は力技に傾いて、核の脅威から世界を守る的な物語の繰り返し。
●前作からのキャラも登場して誰が誰を追いかけてるのか混乱する。人物の関係をサラっとセリフで説明するだけで、IMFだCIAだ力関係もわかりにくいし敵が誰だか、誰が組んでるのかわかりづらい。
●知的駆け引きや不可能を可能にする作戦もない。ひたすら無謀なチェスが延々と続いて退屈極まりない。
●イーサンハントの苦悩なんて見たくない。そこは誰も期待していない。
毎回、舞台とアクションアイデアが変わるだけで同じことをやってるシリーズ。クルーズ本人が毎回凄いアクションをやっているのに脚本が焼き回しなのは惜しいと思うのだが。
不可能を可能にする作戦…という題材だけに他の映画シリーズよりアイデアは出そうなものだけど?
最高!
めちゃくちゃおもしろーい!!
このシリーズにハズレなしです。
飛行機から落下するシーン、トイレでの格闘シーン、終盤のヘリ内でのシーンなどずっとハラハラワクワクしっぱなし。
イーサンの大きな愛も感じられてホロっとくる場面もあった。
それにしてもトム・クルーズ、いつまで続けてくれるのでしょう。衰え知らずのスタントは圧巻!
予想の予想を上回る🤔
今作も面白すぎましたね。
相変わらずトムのヘリアクション、バイクアクション、とにかくアクションがすごいし、レベッカカッコよすぎる。サイモンは可愛いし😘前作を観てる人はものすごく楽しめると思う!!今作も前半はイルサが謎だった。
でもやっぱりブラントがいて欲しかった。ブラントがいないと何か違和感を感じるし、もしもあの場面にブラントがいたらどうだった!?ってなった。次回作は出て欲しい。
ジュリアが出ると知らなかったのでとても驚きました。
ウォーカーが思ってた以上に嫌なやつで、CIAが使えなすぎるなって思った🤪、
ハンリーは前作で長官になったばっかと言うのに死んじゃうなんて悲しすぎる。でもカッコよかった!!、
最後のボタンを押すシーン、押そうにも押せないところがゴーストプロトコルに似てる感じがした。
見ている途中でウォーカーとレーン手組んでそうだなって思って、ベンジーが被ったレーンマスクの方が檻に残っててくれって思ったら本当に残ってて一安心したら、まさかああなるとは思わなかった笑笑、予想の予想を上回っていて面白すぎた!!でも、やっぱIMFも頭良いなって思った。それをよんで、発信機をつけてあえて逃がしたとは思いもしなかった。
テンション高くなりすぎて語彙力がやばいですが本当に今作も面白すぎました。クリストファー監督に感謝。
ロシアからプルトニウムが盗まれる事件が発生、世界同時多発テロを未然...
ロシアからプルトニウムが盗まれる事件が発生、世界同時多発テロを未然に防ぐべくイーサン・ハント率いるIMFはブラックマーケットの要人との接触に成功、プルトニウムを入手しようとした矢先に何者かの襲撃を受けてプルトニウムを奪われてしまい世界の3つの都市が核の標的になってしまう。プルトニウムを奪還しようとするイーサン達を信用しないCIAは彼らの監視役としてウォーカーというエージェントを同行させることを要求、渋々承諾したイーサン達は武器商人ホワイト・ウィドウへ接触すべくパリへと向かう・・・という話はトム先輩が体を張ってスクリーンに叩きつけるスタントの数々を繋ぐためだけに用意されたお花見のビニールシートみたいなもの。とにかく先輩のスタントは壮絶。客の9割は僕らアラフィフの後輩でしたが残り1割は多分MI:3以降に生まれたと思しき若年層で彼らはひたすら先輩のスタントにアホみたいに純粋に絶叫していました。個人的にはパリ市街でのバイクスタントが眼福。それでいて終盤ではいきなり『トラック野郎』テイスト、メインディッシュの前にたらふくデザートを食わされる後輩の身になってもらいたいです。
【黑電影】不可能的任務:全面瓦解。
大家都知道湯姆克魯斯緊緊抓著這個賣座系列不放,而且一次比一次更挑戰極限,無論是自己抑或劇組的極限,也確實,因為他的卯足全力,全球觀眾過去這幾年一直都有精采的動作電影可以看,不過,這個系列從來沒有如「不可能的任務:全面瓦解」(Mission:Impossible Fall Out)這般讓我衷心喜愛的!
原因,大概是發現不可能任務小隊終於慢慢變得像普通人了。
雖然電影裡的每一場動作戲都不像一般人所做得到,何況多數危機都是當下才在想該怎麼解套。
伊森韓特想要低調生活的目標始終沒能真的實現,不管他隱藏在何處,總會有最危險的任務找上門來,雖然探員有選擇接受或拒絕任務的權利,但戮力執行任務如伊森從來沒有拒絕過上司派下的指令,這回亦然;這次派下的任務是完成鈽元素的收回,這三枚鈽元素倘若落入恐怖份子手裡,恐將引發不可挽回的毀滅,不可能任務小隊起初選擇了最簡單的方式要取回三枚鈽元素,怎知行動早已被盯上,而且,躲藏在背後的是一名神祕莫測的危險人物,約翰拉克。
這類大場面的動作片往往如此,起初的任務只是個線頭,愈拉就愈發現不對勁,而且察覺時已經無法收手,只能硬著頭皮繼續拉,直到最後大白鯊被拉出水面。
然而,這回伊森拉起來的不是大白鯊,而是一名同樣神祕卻又知名的政商掮客,白寡婦。
伊森真不是個好命或好運的傢伙,即使他極力避免,難題卻總直接落到面前,不可能任務小隊在剛開始的購買鈽元素任務裡幾乎翻船,沒想到直搗黃龍以後卻發現真相比原先想的還要糟糕與複雜。早知道上回就該把辛迪加組織徹底瓦解才對,伊森縱使內心有千萬個不願意,大局為重的前提下,只能先尋著賣家與掮客的指示行動,他無法接受小隊成員遭到生命威脅,更無法接受的是眼前危機居然扯上此生的最愛。
沃克說的也沒錯,伊森一路以來被政府與上司放棄那麼多次,再怎樣忠心的人都不能接受這樣一而再再而三的對待,命是前線在賣的,大後方的長官只出一張嘴,真有個萬一只能被當成棄子,國家乃至這個世界真有因為自己的付出變得更好更安全嗎?如果有,為什麼企圖毀滅世界的傢伙還是照樣流竄?
IMF拼了老命扛起的正義,到底是什麼樣的正義?
常常在動作電影裡看到反派疾呼必須毀滅現有一切才能重建秩序,究竟這樣的論點是因為反派自圓其說,還是現有的世界早就傾斜得難以想像?電影裡的每個角色都有不得不的任務與私心,大難當前之際,到底要把什麼事情擺在最前面?毀滅得愈徹底,後來的和平就能維繫得愈久嗎?
「不可能的任務:全面瓦解」目前在爛番茄網站評分高達96分,電影開演前我有點懷疑,畢竟是拍了第六部的系列作,要玩出比前面五集還耳目一新的內容著實不易,哪怕阿湯哥繼續賣命狂拍,真有一部不可能的任務會讓觀眾邊看邊緊張、邊看邊燒腦的嗎?
原先我以為沒有,偏偏這一集就拍了出來。
我相信這個系列仍能再拍續集,畢竟地球是很危險的,伊森與他的小隊總有擦不完的屁股,壞蛋也不會就此罷休,況且白寡婦的魅力還未展現出來呢!
全88件中、81~88件目を表示