「満足の出来」ミッション:インポッシブル フォールアウト うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
満足の出来
ミッション・インポッシブルである必然性は、
・不可能だと思われる指令であること
・トムがキレッキレのアクションをこなすこと
・身内に裏切りがあること
・変装や痕跡を消すガジェットなど最新のテクノロジーの割に、アナログ的に走り回ること
などがあると思います。
これだけ長い期間、一線級の活躍を続けていられるトム・クルーズには、賞賛しかありませんが、今回は特に落下のアクションを数多くこなしており、迫力はかなりのものがあります。個人的には、冒頭の格闘シーンでいきなりスイッチが入る展開で、ハートをわしづかみにされました。
正直言って、ストーリーはどこかで聞いたような話で、特に『ピースメーカー』には酷似していると思いました。皮肉にも、元嫁のニコール・キッドマンが主演した映画で、かなり面白かったのに、評価はそれほど高くありませんでした。
今回は、続投したキャストが大活躍で、特にベンジーはこのシリーズには無くてはならないキャラクターに成長しました。
ただ、M:I3で登場したイーサンの妻と、イーサンを追うCIAのエージェントが、外見がそっくりなのでかなり混乱しました。
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