クローバーフィールド・パラドックスのレビュー・感想・評価
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クローバーフィールドって、なんなんだ
JJは元々「クローバーフィールド シリーズは、それぞれ独立した別作品として展開する」と明言しているので、必ずしもハンディカムである必要もなければ巨大怪獣が街を破壊する必要もないとは思います。
だけど、いくらなんでも世界観は共有してほしい。小ネタはいろいろ出してるみたいだけど、基本的には最後のシーンだけで「ほら、クローバーフィールドでしょ?」みたいになっている気がしてならない。「レーン」のときも思ったけど、名前だけ使った詐欺だとしか思えない。Netflix限定みたいなこすいことまでして、これか。
どっちつかず?
JJエイブラムスの実験シリーズ第三段、なのでしょうか?
強烈な映像や徐々に明らかになる"パラドックス"の謎、葛藤を抱えた主人公のドラマなど、見所は多いように感じました。
ただ実験作として観るには初代ほどのインパクトはなく、本格SFとして観るにはやや話が薄くオチも…となってしまい中途半端な印象が拭えませんでした。
SFファンとしてはこのパラドックスネタを活かして、正統派(?)として仕上げたものも見てみたかった気がします。
それにしてもNetflixの製作ペースはすごいですね。
劇場で観られないのは残念ですが、意欲的な作品が多く今後が楽しみです。
以外とレビューが高評価でおどろいています
意外と好きです
Tell them not to come back! どこまで行ってしまうのか?
題名は同じでもストーリー的な繋がりは希薄なクローバーフィールド・シリーズ。第3段は思いっきりSFでした。う~ん、微妙かな?
壁(配管?)の中から人が出てきたり、手だけ動いてたり、SF ホラー的で見所はあるのですが・・・なんでしょう、このイマイチ感。最後は何と言うか特撮っぽくてちょっと笑えました。
シュミット博士役のダニエル・ブリュールは何処かで見たことあるなぁっと思ってたら「キャプテン・アメリカ シビル・ウォー」のヴィランのジモ役で出演されてましたね。ってかタム博士はチャン・ツィイーだったんですね!?全く気が付きませんでした。しばらく見てなかったんですが歳取ったなぁ。
シリーズ物のご多分に漏れず回を重ねる毎に勢いが落ちて行ってるクローバー・フィールド。題名と小道具以外の繋がりは薄いんで、いっそのこと「J・J・ エイブラムス劇場」と名前を変更してみては如何でしょうか?
言うほど悪くない
最初から中盤まではエイリアンをトレースしているようなものですがクローバーフィールドシリーズで言えばエピソード0にあたるものです。
なぜあの怪物が現れたのかということにつながるものであるにも関わらず、これだけでも楽しめます。確かによくある展開で目新しいものはあまりありません、その辺の予定調和が安心して見れられる要因でも退屈な要因でもあるのですが。。クローバーフィールドシリーズを見たことがない人はまずこれから見てみるのもありです。
多次元宇宙というか平行世界の話が好きな人以外はあまり楽しめないかもしれませんが、その世界での現実が交錯してリアルタイムで進んで行き、取り返しのつかない過去が別の世界でやり直せるとしたらどうするのかというそれぞれの葛藤と選択に個人的には心打たれました。
それにしても主人公が黒人というのは最近の流行りなのでしょうか。。
よかったぁぁぁぁ!
伝えたいことは最後に・・・のはずが。
「インターステラー」や「ゼロ・グラビティ」が好きな人にはお勧めではないかと思います。
「クローバーフィールド」シリーズは、状況がわからないことから始まり、徐々に状況が明らかになっていくというのがいつもの流れですが、今回も同じです。
宇宙空間のSF系と思いきや、人間ドラマと交差して謎が明らかになっていきます。
謎というよりは、本来は明らかのことなのに、それを観る者にとって謎という演出でしょう。
「この作品で作り手が伝えたかったメッセージはこれか!」としみじみとしたところに、まさかの展開。
次回作品(あったら)にも期待!!
ところでこの作品は「壁」が重要な役割を果たします。「壁」というキーワードから、村上春樹作品を連想してしまいました。
「10クローバーフィールドレーン」も「地下」というキーワードも出てきたし、あえて作品に隙間を作るという辺り似ているなと。考えすぎか。
◇この映画を好きな人にお勧め
・インターステラー
・ゼロ・グラビティ
劇場で公開しなさい
ただでさえマニアックなことをしているのに、シリーズ第三弾はNetflix配信作品とは…正直呆れた。このためにNetflixをインストールしたのだが、1ヶ月は無料だったのでまぁ良いだろう。
だがネット配信の作品だとBlu-rayの発売などは可能性が低いだろう。シリーズ全てを揃えて手元に置きたいこちらとしては不憫でしかない。
さて、本作もまた何のことだか分からない作品だった。ストーリー自体は筋が通っており、前作の「10クローバーフィールド・レーン」と同じく楽しめるのだが、結局「クローバーフィールド」自体の全貌が見えないという訳だ。
更には今年の11月頃に第四弾が劇場公開されるそうなのだが、それも本作のようにチラッと関連ワードなどを出し、「続編だけど続編じゃない」スタイルを守っていくに違いない。
今回はがっつりのSFである。宇宙ステーションが舞台なのだが、エネルギー資源が枯渇した近未来の世界が背景となっている。宇宙で危険な加速器の実験を行い、成功すれば地球の人々を救える…あれ、「ジオストーム」?
こんな感じのものがメインストーリーだ。時折地球にいる主人公の旦那のシーンが折り込まれているが、これが意外にも大切なので要チェックだ。宇宙ステーションなどが舞台の作品は近年だと、「ライフ」、「パッセンジャー」などが君臨しているが、船内で何かしらの障害が起こり、危機に陥る姿がどの作品でも描かれている。本作も紛れもなくそうなのだが、他作品に比べるとインパクトはやや薄い。しかし忘れてはならないのが、本作には「パラドックス」というものが生じるということ。これにより「フィラデルフィア事件」を彷彿とさせる、壁から人が出てくるシーンや、体に異変が生じるシーンなどが怖くて素晴らしい。(切断された手は時折キュートだ)
本シリーズの中で、純粋にストーリーに驚かされたのは初めてのことだった。
また、前作にならい、小ネタの繋がりはまたまたふんだんに使われていて楽しい。あの飲料水、「スラッシオ」も登場する他、地球にいる主人公の旦那が避難したシェルターが、全作のそれと似ていたりする。しかし、やはり感極まったのはラスト直前のシーン。ファンは気絶ものの衝撃だったと思う。
面白くない
なんかもう、これでいいと思う!
J・J・エイブラムスだからこれでいいです!
シリーズ?みたいなネーミングだけど、実際はシリーズじゃないですよね。
それもなんとなーくわかって見てました。私のJ・J歴が長くなって来たのかもしれません(笑)
わけのわからん内容ですが、なんかわからんものによる恐怖もの、好きなんです、、、
シリーズを重ねていくうちに、謎がどんどん増殖していってるぅ~~
当初噂では3作目は「2018年公開ですよ~~」「今度はSF映画ですよぉ~~」という話は聞いていたのですが、突然公開ではなくNETFLIXオリジナル映画として公開されまさに不意を突かれたので本当に驚きました。
謎がどんどん増殖していくクローバーフィールドシリーズ第3弾!1作目は逃げる側から見た怪獣映画、2作目は郊外のシェルターの中で暮らす3人の密室劇、そして今回はまさかのSF映画作品となりました。
簡単にストーリーを説明すると、あと5年で資源がなくなる地球の資源不足問題を解決するため、宇宙ステーションで新たなエネルギー開発を試みる科学者達がある事故により恐ろしい別次元の世界を目の当たりにする・・・。
監督はスパイクリー製作の「トラブルメーカー」に続き2作目となるジュリアス・オナー。出演はググ・ンバータ=ローさんなどまったく知らない出演者でした。
私は、2018/2/8に拝見させてもらいましたが、1作目の謎が明らかになるのではという噂もあり観終わって率直に言わせてもらうと
「答えでてねぇ~~」
「謎増えただけぇ~~」
「最後どんだけぇ~~~」
宇宙ステーションへ行く主人公と同時進行で地球に居る彼氏も出ますが、その時1作目で怪獣が暴れていた時期であり宇宙での話との時間系列が複雑になっていき、えっこれ未来?現在?どっち、宇宙ステーションでは数年たっているはずなのに?などえっ!と驚くシーンやセリフの中でもんっといえるシーンなどなど言ってしまうとネタばれになってしまう不思議なシーンが立て続けに発生し、このシリーズを知っている人と語り合いたい作品でした。
あまりにも気になったので今回のサブタイトル「パラドックス」をインターネットのヤホーで検索してみたら。ギリシャ語で「矛盾」「逆説」「ジレンマ」を意味しており、「一見間違っていそうだが正しい説」もしくは「一見正しく見えるが正しいとは認められない説」ということらしく、あっ、納得??と言えるかもしれません。
そろそろ、このシリーズの答えを出し始めてもいいんじゃないかな?または、答えなんかないのかな?と言える摩訶不思議な作品と言えるでしょう。
クローバーフィールドだけどさ…
これ、どうなるの?という感じ
1作目はモンスター映画、2作目には密室サスペンス、そして今回は宇宙ステーションで起こるSFサバイバルスリラーと多様なジャンルで作風を毎回変えてきたクローバーフィールドプロジェクト
最初は設定がよく分からないまま、話が進み最後までイマイチ理解出来ないままで終わる。
エネルギー問題が起きているのは分かるし、新エネルギーのために宇宙で実験しているのだろうけど、なんだか?な感じ。(分かると言えば分かるのだがどうにも設定が入ってこない…)
そこから多次元が絡んで別次元の宇宙に来てしまい…そこから怪奇現象が次々に起きるが、全ては次元が混乱していて起きたことらしく、おいおい…といった印象。
色々と風呂敷を広げておいて、なんとも言えない感じで回収しきらずにしていくのは安定のエイブラムス氏という感じか(あの飲み物も出てきたし)
壁から出てきた彼女もイマイチ何したかったの?みたいな感じで正直なんだかなぁ…と言う印象。
地球でも何かが起きているようで主人公のパートナーの男性が避難する様が描かれるがラストまでそれが何なのかは明かされない。
そして、明かされたのは「あの」モンスター…
とここで終わるので結局クローバーフィールドプロジェクトはどこまでリンクしているのか謎のままである(男性が避難したところが2作目のシェルターっぽかったり)
どことなくリンクしているようでリンクしていないようなそんなクローバーフィールドプロジェクト
今回は明確に怪物が最後に出てきたので1作目とのリンクするのかもしれないが謎のまま終わったのでどうしようもない。
このまま続けて面白くなるのか…疑問ですがまあ観ちゃうんですよね~
なんだかんだ視聴者の興味を煽るのが上手いのだと感心する。(もしくは各々の想像を膨らませて楽しませる手法なのかも?)
次作があるのであれば、また観ます
シリーズの黒歴史!!
粒子加速器の実験で宇宙ステーション内に怪奇現象が起き、平行宇宙にいたという内容です。最後の最後のシーンだけ、ときめきを感じました(アニメのゴジラみたいでした)が、内容自体はどれも既視感があって退屈でした。怪奇現象のどれもがショボく、会話も多く散漫でスリラー一直線ではないため、集中できませんでした。主人公の黒人女性に華がありませんでした。乗組員が多すぎます。一人だけ中国語を話している乗組員がいて、背景説明でも中国が語られる事があって不自然でした。"DEAD SPACE"やフィラデルフィア実験みたいだったらワクワクしましたし、プロット段階では良かったのかも知れませんが、他にアイデアもなく料理の仕方を全て間違ってしまった感じです。宇宙ステーションの内装もイマイチでした。
タイトルなし(ネタバレ)
世界中のエネルギー資源が枯渇寸前となった近未来。新エネルギー資源開発のために建造された宇宙ステーションでの粒子加速器による実験が世界中の注目を集めていた。夫マイケルの薦めで参加を決意したエヴァ他世界各国から集まったクルー達は何の成果もあげられないまま2年が過ぎ、実験に利用できる燃料も尽きようとしていた頃、粒子加速器の暴走事故が発生。何とか事態を収拾したクルー達は地上との通信を再開しようとするが・・・。
2008年の『クローバーフィールド HAKAISHA』から始まったシリーズの3作目ですが、前2作との関連性は殆どなし。チャン・ツィイーと『ラッシュ プライドと友情』でニキ・ラウダを演じたダニエル・ブリュールくらいしかメジャーなキャストもいない実にB級然としたSFスリラーで、一体何が起こるか判らない不穏な雰囲気と奇想天外な展開がスリリング。少々奇抜過ぎるきらいはあるものの、宇宙ステーションという密閉空間で起こる様々なハプニングがひとつひとつ積み上がった後に訪れるクライマックスと大胆なオチは極めてSFショートショート的なセンス・オブ・ワンダーに充ちていて爽快でした。
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