三里塚のイカロスのレビュー・感想・評価
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フリー・ジャズはやめて貰いたい。魂がない。
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1978年 3月26日 成田空港管制塔占拠事件が起きた。成田空港は開港間近で、反対する者達にとっては起死回生の出来事であった。
さて、暫くの間、この抗議行動(テロ行為)に友人が参加していると思っていた。今回この映画を見てそれは見当違いと確認出来た。良かったと思う。
兎も角、この映画に付いては、権力に抵抗してきた運動を、細かくドキュメントしたのだろうが、見る者にとっては理解なんて出来る訳が無い。アナクロ、エキセントリックな事で埋め尽くし、ディストピア映画にしてしまっている。この映画に協力して、出演した人達が、完全な事実を語っているとは限らない。従って、フランクな言葉で昔話をされると、だから、狂う日本と思われる。権力に反抗する行為が全てこんなのエキセントリックでアナクロではないと思って貰いたい。
アルジェリア独立闘争、ベトナム解放戦線、IRA、公民権運動、その他の独立運動はここまで他人事ではいられなかったと感じる。
終始この映画の出演者が自分達を
『支援者』と言っている。
つまり、脱亜入欧のナショナリズムが欠けた行為と言う事だ。
従って、現在起きている新たな権力側の暴挙に対して、何一つ力になっていない。
空港に着陸する飛行機の爆音をこまめに挿入しているが、耐えられないのは、成田空港の爆音だけなのだろうか?
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