祈りの幕が下りる時のレビュー・感想・評価
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こんなに感動するとは
捜査資料みながら、
おれ?おれか?と。
小日向さんって憎たらしい裁判官とかよりこんな優しい味のある役も好きだなぁ
伊藤蘭さん、もう哀愁と色気が漂って田舎の場末のスナックでひっそり生きた雰囲気出てるわ
みなさんすごいのですけど
やっぱ東野圭吾ハズレなし。
原作未読でしたけどこれは読まないと
あと、このシリーズ全て観てなくてこれが初見の映画だったので
新参者から麒麟の〜
気になってしかたないです。
親子の在り方に涙がとまりませんでした。
ドラマは観ていませんでしたが
ドラマは観ていませんでしたが、本作が初めてでも問題なく鑑賞できました。他のレビュアーさんも書いていらっしゃいますが、砂の器ですね。当時はバブル期かと思いますが、この様な方もいらっしゃったと思うので、もう少しヤミ金や原発作業員の闇を描いた方が良かったと思いました。ラストの父親の言動は腑に落ちませんでした。ここまできて、愛する娘を父親殺しにはさせないと思うので。
新参者の最後
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2つの殺人事件が起こり、容疑者は松嶋だった。
自分の母の死が関わってたため、加賀も捜査に参加する。
松嶋が子供だった頃、松嶋の父は妻が借金作って失踪し、自殺を考える。
そんな折に松嶋が通りすがりの糞野郎に襲われて、逆に殺してしまった。
そこで父親は自分が自殺したことにしてその男になりすまして生きていく。
のちにこの父親は加賀の母と交際し、その関係で加賀と松嶋は顔見知りだった。
父は密かに松嶋と月1回会ってたが、それをかぎつけた人間を殺した。
松嶋は有名な演出家のため、父の存在が明るみに出れば全てが台無しになる。
隠れた生活にも疲れ果てていた父は自殺することにした。
それを知った松嶋は自分の手で父を殺したのだった。
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新参者映画の最終作。なかなか面白かった。
父の愛情があまりにも悲し過ぎて涙してもたわ。
大体こういう映画って犯人側を応援しながら見てしまう。
現実と違い、犯人側にも十分に同情できるように書かれてるしね。
でも最後は逮捕または死亡で、逃げ切り勝ちなんて結末はまずないんだけど。
死体が閲覧注意
まず、閲覧注意場面(腐乱死体&焼死体)がすごく嫌でした
トラウマになります...
話の内容はおもしろかったです
だからこそ、色々考えちゃいますね
まず、同級生に関しては殺さなくても、20年ほどたっているのだから、人違いです、で押し通せたんじゃないかとか
先生の顔が6年で別人のように変わってしまっていた理由って何だったのでしょうか
不倫して、疲れたって事でしょうか??
それから、中学生だった博子が原発のおじさんを殺してしまって、それを隠すためと自分が生きるために父親が自分の自殺に見せかけて、とやっていますが、おじさんが売春をそそのかした訳で、博子も未成年だし、自首しても情状酌量等でそれ程重い罪にはならなかったのではないかな、少年院の中なら借金取りにも追われないし、良かったんじゃないのかなと思いました
でも殺人の過去があれば、舞台監督?としてあそこまで大成しなかっただろうし、普通に生きて、夢を追える人生を娘に送らせたかったっていう父親の思いって事か...
松嶋菜々子さんの表情の演技が良かったです!
殺人現場に残された橋のメモが、母親の遺品のメモと同じだと分かった時の加賀の反応が、急かし過ぎ、強引過ぎでドン引きしました
☆ 3.8
新参者シリーズは一切見てなかったのですが映画だけでも楽しめました
父と子のシーンでは涙脆いのでわんわん泣きました
面白かったのですが、あの年齢の子が割り箸で人を殺せるのか疑問ですね、あとなんで恋人の先生が居なくなったのに気づかなかったのか(あの時は別れてた?)
サスペンスより親子の絆
後半まで本当に誰が犯人か分からない。
サスペンス部分もしっかりしながら
家族の形の魅せ方も素晴らしい。
ちゃんと最後まで綺麗にまとめている。
だからといって事の説明は疎かにしないし
父と子の苦しみ、絆に泣きました。
誰かの不幸の上に幸せがあるという物を実感する作品です。
まったく共感できない。 自分勝手でサイコパスな親子。 駄目だこりゃ。
いろいろ、無理やりなストーリーだが、娘に自分を殺させる犯罪をさせる親。
駄目だこりゃ。
殺された方にも人生あるんだぜ
日本橋を飛び出して、加賀恭一郎の母親ともリンクした事件で、今までとは毛色が違う。
どちらかと言えば、浅居親子メインの物語。
嘘を突き通す為に殺す選択しか無いって人生はまさに地獄かも知れんけど、殺された方にも人生あるんだぜ。
娘の人生を想う父親の気持ちも痛い程分かるけど、
親子共々、罪を償い生きていく幕引きもあったのでは?と思ってしまう。
焼死も辛いけど、絞殺死も辛そう。
過去の殺人は立証しようも無いし、未成年だったこともあり、博子の罪は父親殺しって事?
これまで、真相究明する事で事件関係者の心のデトックスをしてきた加賀恭一郎は、今回はついに自分のデトックスを完了。
そしてついに日本橋署を去る事に。
演者の事情諸々あるのでしょうけど、せっかくならTVシリーズ全員出して欲しかったな。
特に鯛焼き屋の女の子の成長は見たかったな。
知らんけど。
暗い
事件に絡む人間関係がややこしい、ややこしい。
ちょっと目を離したらわからなくなった。
途中からは親子の滅茶苦茶な犯罪の連打。
泣きましたと書いてる人もいるが私は全く感情移入できなかった。
まずは借金取から逃げる、子供が正当防衛で済むかもしれないのに死体遺棄しちゃう、他人に成り済ます、気づき始めた人々を殺していく。娘もいくら父思いでも殺す事はなかろう。
とにかく、一瞬たりともまともな考えにて正しい判断ができない親子に呆れるばかり。
綺麗事のようになっているけど、ほんとにドラマでももうちょい何とかならないものか?
救いようがない。
高評価の割には...
シリーズと知らず評価が高かったので初めて観ました。
個人的にはあまり面白かったと感じませんでした。
ネタバレあり気になったところ↓
・首に割り箸刺して人を殺せるのか?
・ミッチーの老けた顔のメイクが雑過ぎる
・ホテルでミッチー殺して捕まらないの凄すぎ
・人物相関図が複雑過ぎる
タイトルが絶妙
主要人物はもちろん脇の配役にも隙がなく完璧でした。
幼少期を演じられた桜田淳子ひよりさんと小日向さんの涙の掛け合いはもう胸が苦しくなって涙が止まりませんでした。
きっとこの映画を見た方々の中でこの親子の幸せを祈った人は少なくないと思います。
結末が辛すぎましたが、お父ちゃんにも短い間だったかもしれないけど良い人に出会えた事が救いだったのかな……
岸辺を歩く姿
父と娘が苦労して逃避行。「砂の器」を思い出した。シチュエーションも結末もちょっと違うけど、親子の愛情は共通。
さらに、主人公加賀の母と絡み、何かを背負った二つの家族が重なり合う。加賀ともどもすっきりとしたが、しんみりとした幕切れだった。
映画だから仕方ないけど、あっさりと「だから日本橋から離れなかった」というセリフはもっと後ろまで取っておきたかった。やや興ざめ感あり。
犯人の殺しの動機が悲しすぎる。 何人も人が殺されるんだがどれも悲し...
犯人の殺しの動機が悲しすぎる。
何人も人が殺されるんだがどれも悲しい。
1番苦しむべき母親がのうのうと生きているのがまた悲しい。。。
家族の絆を感じる映画。
サスペンス人間ドラマとして良作
シリーズ未視聴・未読
サスペンス人間ドラマとして良くできていた。
シリーズを知っていたら、もっと深みを感じられたと思うが、
わざわざ過去作を見てみたいと思うほどではなかった。
浅居博美の父親が先生を殺した事件があっさり隠蔽できているのが少し納得がいかない。
本筋以外の事件がなおざりなのはちょっと残念。
良かった。
小日向さん、松嶋菜々子さん、少女期役の桜田さんの演技がスゴい。引き込まれます。成人期役の飯豊さんも悪くはなかったけど。いかんせん桜田さんがもうね…。
テレビ版でカットしてたのか、博美が母親に会いに行って「地獄を見せてやる」と言った後、CM入ってあけたら、父娘の話になってたから博美が母親に何かしたのか?気になってしまった。この分の消化不良で-0.5。ただ、すぐに父娘の話に一気に引き込まれますが。
シリーズ最後というのは残念です。"ガリレオ"にも同じ事が言えますが、ずっと続いてほしいです。
因みにこの2日前に放送した「ナミヤ雑貨店の奇蹟」がイマイチだったというのもあり、余計、面白く感じた原因かもしれませんが。
嘘が映すのは人の心そのもの
このシリーズは本当に好きだ。
全てが良い。
胸が張り裂けそうなほど辛い。見ていて辛いんだけど、
でもそこにあるのは人の愛。誰かが誰かを想う心。
そこだけが唯一の救い。
祈りの幕が下りる時、
それは大きな嘘を守り通した父娘の辛い日々の終わりであり、事件の真相が暴かれる時である。
加賀恭一郎にとって、母親の想いが分かった時でもある。
子に幸せを、親に幸せを、祈る人々が救われる。その幕が降りる時がきっとくる。
そういうことだったのか!
「加賀恭一郎」シリーズの最終話。
すっきりと終わっているけれど、加賀さんが好きすぎて続きがみたくなる。
途中で登場人物が交差して、え??どういうこと??となったけれど、終盤ですっきりと種明かしをしてくれるのが良いところ。
蒸発したお母さんが作った借金で苦しんできた父娘。
父娘の絆は深く、お父さんを助けようと足を踏み入れたところで恐ろしい目にあいそうになり、思わずその男を殺してしまうところから始まり。
娘を守るために、その現場の証拠隠蔽。自分は自殺したことにして、他人の名を使って生き続ける。
ただ、ただ、娘の幸せを願い守るためだけに。
娘と親子の関係に感づいた人は殺して秘密を守り続けてきた。
でも、もう逃げきれず疲れ果てた父は自殺を図る。
ホームレスハウスで焼け死のうと企てるが、「焼け死ぬという死に方だけは絶対に嫌だ」とぼやいていた父を見るに見かねて娘が父を絞殺する。
その後焼死体となって見つかることで、事件は迷宮入りかと思いきや…
加賀さんの手により、全部が繋がり、しかも自分の母親までも関係していた。
娘(松嶋菜々子)は加賀さんに幕を下ろして欲しかったのだ。逃げ切ろうなんて思ってなかったんだろうな。
父娘の愛が故の連続殺人事件。
酷いことだけれど、なんだか観ているこちらも最後にホッとさせられてしまう…そんな作品。
東野圭吾の映画です。
主人公加賀の家族、浅井の親子関係が事件によって深く複雑に絡みあっていきます。事件の推理にも引き込まれますが、親を子を子が親を思う愛情の深さに痛みを覚えました。
なぜこんなにも不幸な偶然が続くのか、そして加賀が刑事という偶然。
いろんな偶然が幾重も重なり、終わりを迎える作品だなと思いました。
個人的には決していいシーンではありませんが、松島奈々子が母親に会うシーンが印象的です。
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