「リメイクの難しさが出てしまった感」宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章「純愛篇」 極楽おじさんさんの映画レビュー(感想・評価)
リメイクの難しさが出てしまった感
クリックして本文を読む
小学生の頃に観た78年版は、当時、3000円でセリフ入りのカセットテープを購入して、数百回聞いていたら、セリフを全部憶えていて今も忘れていません。人生ナンバーワンのアニメです。それさておき、2202版の評価ですが、第1章・第2章ともに「難しいリメイク、よく頑張った。えらい!」と星5つをつけました。しかし、第3章は、「リメイクでありがちな悪いところが余すところなく出てしまった感」が否めません。ヤマトや地球や古代・雪が窮地から脱する場面も、説明付けとなる設定がややこしくて、ついていけなかった。そうかと思えば、宇宙蛍?が殺虫剤であっさり解決してしまうような強引さもあり、脳内でズッコケてしまった。もう少し設定を練った方が良い。それと、シーンからシーンへの移行で、つながりが悪く、尻切れトンボ的な編集になっていると感じた。それと、これは2章でも感じた個人的な好みのレベルですが、藤堂?の声は重みがあってこそ。今から替えることは無理だと思うが、なんというか声調が軽すぎる。(78年版で、藤堂の脇でヤマトをけなしていた脇役のお偉いジジイを思い出してしまった。)とにかく、第4章も必ず観に行きます。制作陣の皆さま、次は頑張って!
コメントする