宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章「純愛篇」のレビュー・感想・評価
全33件中、1~20件目を表示
同志が脱落して行った2202第3章
旧ヤマトをリアルで観ていた世代です。2202は何人かの同級生と初日を鑑賞していましたが
第3章で見切りをつけ何人かの同志が脱落して行きました。
とにかくズォーダはくだらない事をペラペラと喋り過ぎ。こんな形で古代の前に現れてしまい小物感半端無い。
旧作のズォーダは当時中学生だった自分も恐怖の念すら抱いていたのに…
古代と雪の件は削っても問題無さそうですのでTV放送の際はカットして、その分をゴーランドの艦隊戦やザバイバルの地上戦に回した方が良さそうです。
第3章のテーマは・・
う~ん、個人的に第2章に大賛辞を贈ったので
それに比べると今一つ感は歪めない。
オリジナルにないシーンやエピソードは
純愛といったテーマの為に必要なファクターなの
だろうがこれがシリーズの中弛みを強調している
様に感じます。
オリジナルでは傲慢で絶対のズウォーダー大帝も
愛を口にするし、雪は古代の為に自ら身を投げる。
まるで愛の押し売りに近く感情移入しづらいなあ。
もう1つ、波動砲の苦悩である。
第2章から続く、闇の部分に関わるテーマだが
結局、撃つしか無いのは解っているが、様は
古代自身がどう納得するかなのである。
頑なにサーシャとの約束を守って来たのも
全て頑固で融通の利かない館長代理が決めた
ポリシーだからしょうがない。
まあ、眼前の敵に逃亡を催すなど、
あまちゃんな部分に彼らしさを感じたりもする
のだけども。
オリジナルより気に入った点は土方のキャラクター。
より芯が強くより軍人らしさがまして良いでき。
声優もちょっとひよったオリジナルより好きです。
後、エピソード的に宇宙ホタルは必要なのかな?
オリジナルに割りと忠実だし良いのだが
むしろちょっと工夫が欲しかった。
さて、次回はストーリーが大きく動きます。
デスラー総統の復活と空間騎兵隊の活躍と
大好きなシーンめじろ押し。
ますます楽しみなヤマト、次回は映画館で
観ようと思います。
愛だよ愛。
正直いって本篇よりも、数々のヤマトファンの方々のご意見や
ご感想を読んでいるほうがめっぽう面白いと感じる今日この頃。
この第三章が佳作か駄作かで熱い議論を交わせるファンがまだ
まだ元気な同志であるという喜びは中高年の生き甲斐にもなる。
私も最後までもちろん観る気満々ながら、やはりシリーズもの
の中だるみ感と昭和世代には解せないドラマ展開や行動なんて
いう細かいところがほぼ「?」だった。いやいや、愛の戦士たち
なんだから前面で愛を語るのは仕方ないとしても(^^;なんだか
そこまでメロドラマにしちゃうとこっちの方がこっ恥ずかしい。
えー?大帝にそんな力があったの?えー?そこで波動砲打っち
ゃうの?なんなんだよその蛍ー?とか色々いいたいことはある
んだけどとりあえずお決まりの台詞も聞けたので由とするか~
なんていう甘めの採点と感想になる。次回はやっとあの御方が
登場してくれるのでそちらに期待。諸君一同お待ちしています。
杜撰な設計図
グッとくる台詞やシチュエーションは多いものの…なんだろうこのかけ足感は?
なんだか都合のいい事柄が目白押しで、なんだかピンとこなかった。
古代のプロポーズも?だし、乗組員たちが催眠に至るのも?「黙ってであげる…」とか、反反動力分子の設置の仕方とか。
この混乱に乗じてとかもっともらしい台詞を言ってはいるが、肝心の絵に混乱のこの字も映ってない。
波動エンジンの真ん前で、これ見よがしにその分子を飛ばせてみせる。
チャンスは一度きりというものの、その緊張感のきの字を感じる時間もなく、スルスルと動力部に飛んでいく。…おいおい。
今の今までエンジンルームに人がいなかった事などなかったろう?
波動エンジンの詳細はわからなくとも、あんな外部からなんだか分からん隙間のようなものに向かって飛んでく適当さはなんなのだ?
…そおいう適当感が全編とおしてある。なんつうか困難な手順や表現をすっ飛ばして事象だけを見せられてるようで不満が募る。
その先が見たいとか、
それまでにドラマがあるだろう、とか。
総じてとっちらかってるって印象だった。
白色彗星の帝王は、あんなエスパーみたいな能力があったっけか?
あんな事できるなら、偵察とか報告とかいらんだろうに…脚本上、アレはできるけどコレは出来ないってのがどおにも煮え切らない。
真田さんがぶちかます後説的な論理も理解の範疇を超える。
脚本的には逃げの一手だろう、これは。
脚本家の質の問題なのかな?
そおいうご都合主義に疑問を抱かない風潮が気に入らない。
この作品によって当初、野心的かつ挑戦的だったヤマトのブランドは地に落ちて、他の深夜番組とか予算無い系のアニメ作品と同等になっちゃったなぁ。
楽しみにしてたのに…。
残念な事に、ご臨終だ。
戦後平和主義の香り
小学生の時に映画館で『宇宙戦艦ヤマト 完結編』を観ているのだが、ヤマト世代は筆者よりももう少し上の世代であり、筆者はファーストガンダム世代である。
保育園児の時からガンダムは観ていて、小学生時代はガンプラ作りに明け暮れていた。
ヤマトも再放送で観てはいるはずだし、おおよそのあらましは知っているのだがガンダムほどの思い入れはない。
とは言え、新作の総集編である劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』とその続編となる完全新作の『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』は映画館で鑑賞している。
そしてその流れから本シリーズも第一章から観始めた次第である。
本シリーズは劇場アニメ『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』とTVアニメ『宇宙戦艦ヤマト2』のリメイクになっているらしいが、全く内容を覚えていないので第一章から新鮮な気持ちで観ている。
前作で直撃を受けたヤマトはやっぱり破壊されていなかったわけだが、物語の展開上わかってはいても、あれだけの直撃を受けて無傷でいるのはやはり御都合主義に見えてしまう。
集合超兵器「レギオネル・カノーネ」を機能麻痺させた敵を殺さない波動砲の使用法も科学的な根拠が都合のいいように映る。
またこれは第一章から全体的に感じることなのだが、人間関係や友情の描き方に週間少年ジャンプ的な子どもっぽさを感じる。(実は昔のジャンプは『ブラックエンジェルズ』や『コブラ』など青年向けの作品も連載されていた)
大帝ズォーダーから3隻のうち1隻を助けると難題を出された古代が雪を探す場面で大上段に彼女への溢れる愛を語るシーンも、観ているこちらがこっぱずかしくなるくらいハリウッド映画的だ。
その後のやぶれかぶれな雪を救おうとする古代の行動も解せないし、なんだかよくわからないうちに助かる展開も無理がある。
さらにその古代の行動にズォーダーがちょっと感心してしまうって、ええ?お前それぐらいで動揺するちっちゃいボスキャラなのか!と突っ込みを入れたくなる。
ズォーダーの問いかける人間の愛は「エゴ」という信念も既に使い古された命題に思えてしまう。
なおズォーダーの化けていたレドラウズ博士は名前がアナグラムになっていたらしい。Zworder→Redrowzなのだろうか?
キャラクターの絵柄は完全に松本零士的なものからはかけ離れてしまって、現代的なデザインを反映して若干目が大きい。
ただヤマトをはじめとするメカデザインはオリジナルを踏襲しつつも洗練されたアレンジが施されているので、これから大規模な艦隊戦などが増えていく場面でより活躍に期待が持てる。
なお1点、ヤマトが着陸する際に船体下部にある第三艦橋で着底して全重量を支えているように見えるが、安定も悪く物理上困難ではないだろうか。
本シリーズはシリーズ構成と脚本を福井晴敏が担当している。
筆者は彼の小説は読んだことはないが、『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』『機動戦士カンダムUC』シリーズなどの映像化作品を比較的観ている。
福井の作品は戦争を題材にしたものが多いが、内容を見る限り微妙に戦後平和主義の香りがする。
本作も同様だが、福井作品で登場人物が語る台詞にどこか現実感がないのはそこに原因があるのではないかと思っている。
それでも本シリーズがどのような結末を迎えるのか興味はあるので続けて観ていくつもりである。
酷評は覚悟の上?
福井晴敏は好きな小説家だし、同世代ということで感性も近いと信じている。実際、第1章、第2章は、ツボを心得た傑作だと思った。しかし、第3章は…シナリオ会議が紛糾でもしたか?と勘ぐりたくなるような酷い出来具合。他のレビューにもあるように、蛍のエピソードを省いて、他の展開をもっと丁寧に説明して欲しかった。惑星シュトラバーゼのコアを吹っ飛ばすとどうして助かることになるのか?古代と雪が落下しているのに波動砲ぶっ放していいのか?等々、謎は尽きず、終了前に頭が痛くなりました。けど、第4章もきっと観に行きます。
主題歌が最高
72本目。
OPでヤマトの主題歌が流れただけで、感動物である。
声優は大塚芳忠が好きで、随所に聞けたのが良かった。
大塚芳忠は、バイオハザードの博士役が一番好きです。
ストーリーは第一章、二章を見てないが、初見でも全然楽しめると思う。
愛について深く考えさせられたり、いい場面が多かった。
来年1月の第四章が今から楽しみである。
リメイクの難しさが出てしまった感
小学生の頃に観た78年版は、当時、3000円でセリフ入りのカセットテープを購入して、数百回聞いていたら、セリフを全部憶えていて今も忘れていません。人生ナンバーワンのアニメです。それさておき、2202版の評価ですが、第1章・第2章ともに「難しいリメイク、よく頑張った。えらい!」と星5つをつけました。しかし、第3章は、「リメイクでありがちな悪いところが余すところなく出てしまった感」が否めません。ヤマトや地球や古代・雪が窮地から脱する場面も、説明付けとなる設定がややこしくて、ついていけなかった。そうかと思えば、宇宙蛍?が殺虫剤であっさり解決してしまうような強引さもあり、脳内でズッコケてしまった。もう少し設定を練った方が良い。それと、シーンからシーンへの移行で、つながりが悪く、尻切れトンボ的な編集になっていると感じた。それと、これは2章でも感じた個人的な好みのレベルですが、藤堂?の声は重みがあってこそ。今から替えることは無理だと思うが、なんというか声調が軽すぎる。(78年版で、藤堂の脇でヤマトをけなしていた脇役のお偉いジジイを思い出してしまった。)とにかく、第4章も必ず観に行きます。制作陣の皆さま、次は頑張って!
感想
第二章は観ていませんが、前のあらすじが流れるのは、良いと感じます。ただ、前作のあらすじは、第一章のみで良いと思います。旧作に拘っていると、許せる部分、許せない部分、などがありますので、純粋に観た方が良いと思います。
私はよかったと思います。
本日、鑑賞してきました。
レビュー見ると、酷評が多く不安でしたが、第一、第二章から比べても内容、作画など同程度でひどくはなかったと思います。評価は人それぞれですが。ヤマトの鑑賞する方は私も含めて、大人が多く鑑賞しているので手厳しかも。復活篇に比べたら、全然いいと思います。美しく、可愛い雪がたくさん見れて癒されました。古代の弱さが見れましたが、人間として自分にもある弱さが見れ親しみやすかったです。ストーリーの中で成長していけば良いと思います。またエンディング主題歌がよかったです。ダウンロードしたいです。この年代になってもヤマトが見れるのは幸せです。最後まで映画館に足を運びますよ。
中途半端
ストーリーや場面展開が、観る人の想像で補わなくてはいけないレベル。
映画だけでは、ちょっと非現実的。
もちろん、昭和のヤマトも非現実的ですが、アツさとかノリでカバーしていました。
今回はただただ、話が飛んで、なぜ、登場人物がそのような行動をとったのか、さっぱりわかりません。
後退した古代
今回の古代進は、波動砲問題に縛られ過ぎていて、単なる
優柔不断な人にしか、見えない。ヤマトを飛ばしたこと、
11番惑星に救助に向かうこと、動機は安く幼稚。しかし、一応決断した。
真田、島、徳川は、古代に判断を委ねると、いつも言う。特に、波動砲問題。
ますます、古代を追い詰め、決断出来ない、悩める人にする。
波動砲が大量殺戮平気だから、使わないと言うロジックも、すりかえで、
職業軍人である彼らは、沖田も土方も、沢山、命を奪って来た。
波動砲の使用がダメではなく、使い方であり、今回、ある場面で機能する。
作者は、確信犯で、古代を追い詰め、2199 よりも後退した、未熟な大人になった。
純愛編、古代と雪に起こる件なら、悩める古代どころか、考えることすら放り投げて、
彼らが預かり知らぬところで、土方の、これにかけるという決断で、窮地を越える。
大帝の唱える、テロリズムな愛が、耳障りよく、聞こえてしまうのは、
地球側の愛が成熟されず、基盤が弱いからだろう。
余談だが、
先日、2199を見たら、主砲を打つ際は、
うちぃかた、はじめ、と海軍式、命令発声。
ヤマトは、宇宙という海を行く戦艦のロマン
今回は?
そのような命令発声ではない、別ものなのだ。
賛否両論ですね。極端です。
第三章札幌にて拝見させていただきました。
わたしの率直な感想はまず置いといて、皆さんのレビューの星の数極端ですね。確かに極端になるかも。これが宇宙戦艦ヤマト2202イッキ見なら評価もまた変わるんでしょうけど。
わたしの評価は、時間に追われて製作サイドが雑になってない?ストーリーは、もっと単純でいいんじゃないの。って感じです。考え過ぎで、元々非現実的なんだけど、波動防壁などヤマトが一隻でも、討ち取られない現実的な物を持ってきたので、リアリズムが有るなと思いましたが、今作で非現実的に戻っちゃいました。残念です。映像も雑なところがいくつか。妥協したのかな?ストーリーも観てるこちら側が理解しないうちに飛んでいる。番外編からのストーリーの繋がりがおかしくない?って感じです。イッキ見したらもしかしたら私の考えも変わるかもしれませんが、第三章は駄作と私は、思いました。
色々残念・・・
幼少期からの往年のファンで昔の映画&TVも観てきました。
2199も拘りがツボにはまり良かったので全て劇場で観てきましたが2202はメインスタッフが入れ替わり嫌な予感が続いていて観たら本当にガッカリです。
正直贔屓目で第一、二章はまだなんとか観れるかな・・・って感じで先々面白くなればいいなと感じましたが第三章に至り内容、作画も含めもう観るに耐えない出来でした。
こんな続編リメイクなら2199で終わっていたほうが良かったです。
他の方も同様のレビューの方がいましたが自分ももうこの先は劇場も行くの止めます。
全33件中、1~20件目を表示