累 かさねのレビュー・感想・評価
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朝ドラ女優の宣材映画^^;;;
"まれ"と"べっぴんさん"朝ドラヒロインの共演
この作品もインスタで、太鳳ちゃんが、長文でメッチャ記事してたし(笑)
2人の女優スキルが試されてるような作品で、精神的にも精魂尽きるくらい大変だったでしょうね。
キスすると顔が入れ替わる(^^;変身ヒーロー級にあり得ないけど・・・
本来は、片方はもっと冴えないブサイクじゃないと成立しない気がした。
今の整形技術なら元女優の子が、あの傷を治さず放置してるはずがないしね。
それと、2人の輪郭以外の顔のパーツが、あまりにも似すぎてる^^;;;
設定的に、離れ離れの二卵性双子・・・
一人には火傷の跡か整形してもなおらないアザがあるとかの方が、違和感なかったかも!?
で、最後コレからどうなるの!?って感じで終わった。。。。
漫画のラストが気になるやん(^◇^;)
連ドラで、バブル時代のジェットコースター風にワンクールやった方が、もっと話題になって2人の演技合戦も面白かったかも!?
☆3.2
広告に騙されずとにかく見て
累役が美人じゃ話が違う、ただの女の嫉妬バトルか…という前提を覆す深い内容になっています。結論から言ってめちゃくちゃ面白い!!
開始10分ぐらいはクソ映画臭がすごくて、見に来たのを軽く後悔したのですが後半物凄い勢いで引き込まれました。物語のラストシーンを見て、ああこれを見せるために物語の前半は必要だったんだ……と腑に落ちる感じでした。伏線というより対比というか…。
私は、美人が累を演じること+尺の都合上過去のエピソードが削られること=劣等感を描ききれないのでは? と懸念していたのですが、「別の人間に成る、奪うことへの異常な執着」に絞り、それを演技で表現することで乗り越えたように感じます。そこに実写化の意味を感じました。光を描いて影を魅せるような方法を取ったわけです。
土屋太鳳さんと芳根京子さんによる演技の見どころは、ふたりが顔を入れ替えながらどう変化していくか。累とニナを行き来しながら演じる怪演でした。ふたりの演技は後半に一気に加速していきます。
私は、見て終わってしばらくしてから一気に面白さがやって来た、みたいな感じでした。終盤はゾクゾクが止まらなかったです。一旦落ち着いて物語を思い返して、後味を増幅させていく最中にふたりの演技のレベルの高さを思い知りました。二回目の方がより楽しめる映画かも?
繰り返しますが「男を巡るドロドロバトル」「とにかく相手の容姿を罵る、醜い女の争い」みたいな内容ではありません。広告の打ち方が本当に気に入らないです。映画自体はちゃんと原作の本筋を理解して作り上げているのに、宣伝が何もわかってない。
もし、原作や内容は興味があるのに宣伝がなんかなー…と思っている方がいれば、お願いだから宣伝に惑わされず見に行ってください!!と言いたいです。私は原作が好きなのに宣伝で行くか悩んだ(友人に誘われてなかったら行かなかったかも)人間なので、こんなに面白いなら見合った宣伝をしてくれよ!という気持ちでの-0.5。折角の見どころシーンも広告に邪魔された感があります。
追記
原作とイメージが違う、これを求めてたわけではない。というレビューを見かけます。これは原作テーマの「美醜」に迫れなかったこと、劣等感の重みを主軸に置いていないことが理由だと思います。美人が演じるから仕方ないよな…とは思うけれどそこが残念に感じた方もいらっしゃるようです。まあちょっとわかる。
私は累のテーマ、「美しいものへの羨望」がねじ曲がっていく様子に累らしさを感じました。こんなにも美しいものに執着する→劣等感が蓄積されていたんだな、と感じるかどうかみたいなところだと思いました。ご参考までに。
主演二人の演技合戦!
アニメを実写化しただけの…
朝ドラの2人はもういない。
これぞ土屋太鳳の真骨頂
求めていたテーマとは違う
松浦だるま氏の原作ファンです。
容姿にコンプレックスを持つ女が、美しい女の顔を超自然的な力で奪い、偽物が本物に成り代わって本物の人生をも奪いつくす。
大まかなあらすじは原作通りでした。
ただ、原作の「美醜に囚われた人間の愚かさ」「演劇の面白さ」「執念」「罪悪感」「敵同士の奇妙な友情」「美しさの功罪」「コンプレックスとの対峙」……等々といった繊細なテーマが映画版からは失われ、単に女同士の過激な罵り合いを面白がるためのエンターテイメントとなってしまったことが勿体無く、残念で、憤りすら覚えました。
メディアミックスにあたり、様々な制約からストーリーを変更する必要があるのは当然です。また松浦氏からも、原作そのままの再現ではない、監督独自の創造性で再構築をお願いします、とリクエストがあったことも知っています。
しかしそれを踏まえてもやはり、「美女と醜女が口紅で顔を入れ替える」というアイデア以外の物語の根幹であるテーマの部分に、企画・制作者の皆様が心動かされ、尊重したいと思う要素は何一つ無かったのか。
「この女優とあの女優で女同士の泥沼ものを売りたいが、丁度良く下敷きにできる原作は何かないかな」とキャストありきで商品を企画する漫画原作の邦画の体質がまたしても、という虚しさ。
私の心を動かしたかさねの物語は、映画化を企画したどなたかの売り出したい「商品」とは別物だった。それを確認するために鑑賞できてよかったです。
良い点を挙げるならば、主演2人の演技の本気度です。
今、スクリーンに映っているのはかさねか、ニナか。顔でなく佇まいを見れば(観客にだけは)判断がつく絶妙な演じ分けが、2人とも素晴らしかったです。
「本物のニナ」の拙い演技と「ニナの顔をしたかさね」の弾けるような演技とを1人で演じ分けた土屋さんの努力の程はいかほどか。クライマックスのサロメの舞にも圧倒されました。
かさね役の芳根さんの容貌もやはり美しく、傷一つで人生を悲観するほどの顔にはとても見えません。ジェラルド・バトラー扮する『オペラ座の怪人』のような特殊メイクを邦画に求めるのは贅沢というものでしょうか。
2人の演技がすごい…?
謎の口紅
ダンスと演技力を見せつける映画ですか?
良くも悪くも 何もない 無感動なまま 時間が過ぎてしまいました。
原作には 書いた先生の本当の伝えたかった事とかが あります。
この原作 大好きな人には これは 綺麗すぎる。もっと ドロドロとした 人間の醜さとか それでいて純粋な部分とか いろんな感情とかが まったく感じられませんでした。
原作は もっと深いです。
顔を入れ替える映画 そこが大事ではないです。ダンス それが 一番ではないです。
人間の持ってる 奥に秘めた感情をのせないと ただの美しい顔と醜い顔を入れ替えただけの つまらない映画に なってしまいます。
これは 土屋太鳳ちゃんのダンスを見て欲しかったのですか?
それとも 2人の演技力をみせる映画ですか?
確かに この映画の中で ダンスシーンは 重要だと思いますが 土屋太鳳ちゃんのダンスが 良かったと 書かれてる方が あまりに多い。
これって 映画の本質から ずれてませんか?
結局 この原作の素晴らしさが 残らず ただダンスシーンだけが 記憶に残った映画なのかなって思います。
原作には 程遠い。
☆☆☆★ フェイス/オフの悲劇 原作コミック未読。 『フェイス/オ...
☆☆☆★
フェイス/オフの悲劇
原作コミック未読。
『フェイス/オフ』を観た時に、「顔は変わっても体型は変わらんだろう?」…って疑問が最後まで拭えなかったものでした。それはこの作品でも少しは…。
だしよ〜(-_-)
それはまあ〜まだ許せる範疇では有りましたし、原作者がどんな作品を引用しているのかは不明。
何故にそれを塗ってキスすると、顔が入れ替わるのか。原作コミック未読の為なのか?此方はさっぱり…。
大体、栄光を手にした有名女優が、日々の生活に疲れ果てたが故に、顔を入れ替わる…って言うのならば、まだ分からんではないが。この話では。成り上がり上等な若手女優が。演技未経験の相手の演技を信用して、顔を入れ替わるのを承諾する…って。そんなバカな話ってある訳ないだろ〜!
そんなこんなで。前半は全く意味が分からずƪ(˘⌣˘)ʃ
やがて、顔が入れ替わる度に、性格の悪い役を演じている土屋が。必死に演技で(わざと3文芝居で)その違いを演じようとしている姿に段々と胸熱となる(*´-`)
それに応えるかの様に、浅野忠信も3文芝居を最初から続けて行くのだが…。
あ?違った…それは元々の演技力の問題だった(-_-)
後半になると。最早内容自体よりも、土屋・芳根共に。お互いの(ストーリー上の)性格を演じる事で、2人の普段通りの性格の良さが滲み出て来るのを感じてしまい。いつしかスクリーンを見つめながら「頑張れ!頑張れ!」…と٩( 'ω' )و
そして、衝撃…と言えるのかどうか分からんが。映画は終了〜!
最後の土屋の舞台がとても良くて、流石に土屋太鳳は華が有るし、様々なタイプの演技分けはとても良かった。芳根京子も細かな感情の演じ分けがとても上手い。
原作コミックを知らんからかも知れないのだけど。映画だけを観た限りだと、取り敢えず話がクソ過ぎたなあ〜( ̄^ ̄)
2018年9月8日 TOHOシネマズ西新井/スクリーン10
黙りこんだ
騙し騙されのシーソーゲームの緊張感がたまらない
原作未読。醜く生まれた上に顔に裂傷痕も持つ累(かさね)が、スター女優だった母親から貰った魔法の口紅を使って、演劇スターの座に上り詰める様を描くサスペンスフィクション。この口紅を塗ってキスをすると相手と顔と声が半日間入れ替わることが出来ると言う設定。最初は自分が累を利用する積りだった美貌の新進演劇女優・丹沢ニナだが、彼女と何度か入れ替わりを行っているうちに、二人のゲームの攻守に変化が... 芳根京子(累)と土屋太鳳(丹沢)のダブル主演で、二人の顔が入れ替わる場面の演出がとても上手く効果的でした。また土屋太鳳は、これまでの学園ものなどで見せてくれていた少女・乙女役から一皮剥けた大人の演技で観る者を魅了してくれました。序盤から終盤にかけてとても緊張感のある作品で楽しめましたが、最後の大団円が今一つ分かりにくかったように私には感じました。ひょっとしてこれは続編の布石?
基本設定がのれるかどうか
すごいと思いました。
土屋太鳳と芳根京子の演技に驚いた。
二人とも今までかわいい、清純派でやってきたのに、今回はガラッと変わって、すごく気合を入れてるなと思った。
特に芳根京子は「べっぴんさん」のときとは激しく違ってびっくり。
俳優が本気度を入れるとすごいんだと思いました。
ストーリーも最初は何か単純そうでサスペンスもないのかと思っていたけど、話が進むにつれ面白さが増して行きました。
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