累 かさねのレビュー・感想・評価
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二人二役
二人二役。字面からだけだと、なんのこっちゃなのだが、正反対の性格の人物を、2人の若手女優がそれぞれに演じわけて、すんなりと観せるのは、なかなかの製作技術かと。
何はともあれ、土屋太鳳、蓮根京子の2人が魅せる。
シーンの半分は一人芝居ならぬ二人芝居。荒唐無稽な設定ではあるものの、自然に物語に入れたのは、2人の連携が素晴らしかったからか。
しかしながら、終盤に向かうにつれ、若すぎる2人に、若干迫力不足は否めない。演技だけではなく、残念ながら、物語全体として「狂気」を出しきれなかった感がある。もう少し構成を、変えていたら、アクセントを効かせていた 浅野忠信が寒気のする狂気を醸し出せたと思う。原作ものの限界だろうか。
ゴタクは置いておいて、予想より楽しめたのは確か。
じわじわくる
序盤の展開は原作未読の方には優しくないというか、ちょっと引きが弱い感じもある。
全体を振り返ると物語そのものが特別素晴らしいとも思わない。
しかし、もう一度見たくなる。
累の視点で彼女に感情移入しながら見ていたはずが、5ヶ月経過を境に彼女がなぜか別人のように思え、ニナだったはずの女が裏道を歩く累のように感じてくる。
その見ている側の認知まで狂いそうな感じが癖になります。
土屋太鳳さんのアニメ声がもう少し演技シーンで抑え気味だったら良かったなと思う。ダンスは素晴らしかったけど。
檀れいさんのサロメがちょこっとだけなのに素晴らしすぎました。
芳根京子さんの恨みがましい上目遣いと鬱蒼とした立ち姿がたまりません。好きです。
演技がすばらしい
あっという間の2時間
芳根さんで見てみたい
累はサロメか…⁈
原作は未読ですが、思った以上に、気持ちが入り込める作品でした。土屋太鳳と芳根京子のダブルキャストが、後半になるに従って怪演というか妖艶さも漂わせ、観る人をいざなって行きました。
特に、土屋太鳳のサロメを演じるパフォーマンスは、圧巻!ホントの舞台を見終わった感覚にさせます。
正直、これまで太鳳ちゃんは、あまり好きではなかったのですが、今回の映画で彼女の女優としての魂を感じることができました。
ストーリーとしては、よくある人体入れ代わりをモチーフにしていますが、入れ代わることを繰り返すことで、2人の心の変化や累の過去や母の秘密とも重なって、サスペンスの色合いも濃くなり、グッと引き込まれていきます。
やはり、累とサロメの愛する者への異常なまでの執着をリンクさせたところが、この作品の面白さや深さを増しているのだと思います。
2人の女優に吸い込まれました!
芳根京子どうなってるんだ
主演二人に拍手
原作を知らず鑑賞
何も心に響くものが・・・
評価がよかったので期待して観に行きました。
確かに女優さんの演技はよかったと思いましたが、残念ながら観終わって心に響くものがありませんでした。映画って娯楽に徹した作品は別にして、テーマがあり、製作者側はそれを効果的に観る側に伝えようとストーリーや演出を工夫し、役者は一生懸命演じようとするはず。映像や音楽もしかり。何か演技力や踊りをアピールするためのものだけになってしまったように感じてしまいました。
すさまじいパワーと衝撃
舐めていました。
土屋芳根コンビの奮闘と演出に拍手!
ブス役が全然ブスじゃない
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