累 かさねのレビュー・感想・評価
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累の顔を奪いたい
鑑賞後、新宿の街を歩きながら、自分だったら口紅で累の顔を奪いたいと思いました。そうしたら、大都会のネオンの中で主役になって、どれだけの優越感を味わえるだろうかと…。
何が言いたいかというと、累が「醜く」なかったです。だから、物語の設定に入り込めませんでした。綺麗な言葉ではありませんが、累役には「ドブス」を起用しないと劣等感が伝わらなかったと思います。
また、ニナと累の「目立ちたい」「演じたい」モチベーションがどこから来るのか、それぞれの現在に至るまでの背景をもう少し知りたかったです。その方が登場人物に共感できたと思います。
久々に見入ってしまう映画
ストーリー的には単純だけど、とりあえず土屋太鳳ちゃんと芳根京子ちゃんの演技がとにかく凄い。特に土屋太鳳ちゃん!!!!!今までザ 清純派って感じの役が多くて演技が上手ってイメージはなかったです。でもこの映画の太鳳ちゃんは見てる側が圧倒しちゃうくらいの上手さ。ある意味怖かった。最後の舞台のシーンは演技もだし、ダンスからさえも恐怖を感じた。
芳根京子ちゃんもかさね役が嫌な違和感なく演じれていた。でも土屋太鳳と比べてしまうと、、笑 若いなって感じがしちゃった。
土屋太鳳の違う一面を観れるいい作品!!!とてもおすすめです。
勝敗(評価)に関わらず、ナイスゲーム‼️
まるでスポーツの世界で経験するような、試合毎に団結力が増し、主力選手も持てる力を100%以上発揮、終わってみたら歴史に残るようなチームだった、という印象を持ちました。
ワールドカップロシア大会の日本代表を彷彿とさせ、土屋太鳳さんや芳根京子さんが、乾選手や大迫選手とダブって見えるほど、緊張感の中での高い演技力と集中力は見事でした。
撮影(試合)を重ねるごとにより良い映画を作ろうという、シンプルだけど熱い思いでスタッフ・キャストの団結力が高まっていったのだと思います。
その結果、関係者の誰もが想像したよりも素晴らしい作品に仕上がったという満足感と、もっと良い演技や演出が出来たのではないか、という物足りなさが残った気がします。
こういう満足感はピッチ(映画館)でないとなかなか味わえません。
精神異常の世界の物語
背筋がゾクゾクしました。
土屋太鳳さんと芳根京子さんなんだけど凄い狂気の世界ですね。
大ヒットする作品になるといいね、それにしても熱量が強烈。
土屋太鳳さんの舞台上でのダンス身体能力一級品。
中学生だったらサッパリ分からないだろうと思う。
僕も新田真剣佑さんと12時間入れ替わりたいです。
人間の実は醜い部分を表現しています。
舞台の部分も本格的、土屋太鳳さんと芳根京子さんうますぎ!
狂気と熱量の演劇的シネマ
番宣で語られている通り、両ヒロインに負荷の高い映画でした。
淵累と丹沢ニナ という、正反対のキャラを同じシーンで演じ分けるばかりか、今は累なの? ニナなの? という仕掛けもあるので、ニナである累も、累であるニナも、観客に説得力をもって印象付けないと成立しない作品。
でも、両ヒロインはその高いハードルを、見事に越えていました。
太鳳 ちゃんは、絶世の美と高い演技力という設定に対してプレッシャーを語っていましたが、見事に体現していました。
きょんちゃん は、毎回特殊メイクを施した上で、劣等感 と優越感 を体現していました。
表現力が豊かなきょんちゃんの顔芸は顕在で、役の感情の機微を随所に感じられました。
マネージャーの浅野忠信さんの怪演も、母役の檀れいさんの怪しさも必見です。
🎬
佐藤祐市 さんの出世作であるキサラギ は、舞台の映画化で、非常に演劇的な作品でした。
ストロベリーナイト でも、男社会で奮闘する姫川玲子の魅力を、竹内結子から引き出してました。
玲子を想う菊田の不器用さも、西島秀俊に見事に体現させていました。
今回の累は、非常に演劇的な作品で、役者の魅力こそが命ですが、両ヒロインをはじめ、浅野さんや壇さんから、狂気を引き出すのに成功しています。
いい舞台は、ストーリー以上に、役者さんの発声や立ち振る舞いに感動します。
この映画にも、そんな熱量があります。
ストーリー的には、若干未消化な感じがありますが、そんな想いも二人の熱で溶けちゃいます。
両ヒロインには、何某かの映画賞に輝いてほしいです。
狂気の累
数々の原作殺しの実写映画があるなか、久々に原作を上回る演出に出会えたという感じ。原作本を3巻まで読んで予習して行ったが、実によく昇華されておりラストのサロメの狂気と累の狂気がうまく累なり合っていた。しかし謎は置き去りにされたままだが、まあ漫画だから仕方ない。演劇漫画の「ガラスの仮面」が完結できそうもない中、演劇漫画の代表にとって変わるかもしれない。出来ればハリウッドのリメイク版を期待したい。
熱演
入れ替わりという点は、ありふれた設定かもしれない。
ストーリーも、見ていて何となく先が読めそうな感じはある。
最初はお互い納得してタッグを組むが、やがて関係性は嫉妬で崩壊していく…
こういうのも、今まであったような展開だと思う。
しかし、ヒロイン二人の演技やテンポのいい展開にぐいぐいと引き込まれていく。脇役も主張が強すぎず、しかし確かな存在感で、ストーリーを支えている。
音楽もぴったり合っていたと思う。ラストの舞台の演技も良い。
これらの相乗効果で、時間を忘れて映画に集中できる。
いまいちな映画は何度か腕時計で残り時間を確認してしまうが、これはなかった。
土屋さんはバラエティーで見せる印象は無く、やはり確かな女優なんだなと再確認。
役者の演技力の大切さを再確認できた良作です。サントラも欲しいです。原作漫画も読みたいと思う。
累なる意図
試写会で拝見。
ホラーだと思ってる人ホラー要素というよりはサスペンスです。人間の業。人の駆け引き。騙し合い。心の葛藤。
そういったものをありそうでなかったシンプルな設定で上手く重くなりすぎずに表現し、エンタメ性も残したとても良い作品だと思います。
オチというよりも駆け引きなどのドラマ性に重点を置いた作品で久々に当たりだなと思える映画でした。
芳根京子さんと土屋太鳳さんの美しいキスも眼福でした!
ホラーも少しエロティックな雰囲気も感じられる作品ですが中身はサスペンス重視なのであまり怖がらずにぜひ見てみてください
若手女優ふたりの熾烈な演技バトル
この映画は明らかに「土屋太鳳と芳根京子の演技バトルを存分に見せる」という意図で作られていて、そういう意味では本当に見応えがあった。
ふたりとも見たことがない顔が次々に出てくるし、「顔が入れ替わる」という荒唐無稽な設定も、このふたりの演技力で見事に成立させている。
特に土屋太鳳は後半の美しさも凄いし、劇中劇となる舞台での演技も凄い。
彼女の初舞台だった「PLUTO」も、初舞台でいきなり2役を完璧にこなしていて抜群の存在感だった。どうか舞台にもいっぱい出てほしい。声も舞台向きだと思うし。
凄すぎる。
試写会で拝見させて頂きました。
圧倒的2人の演技力に瞬きも忘れるほど、
見入ってしまいました。
とにかくすごい、痺れます。
浅野忠信さん、檀れいさん、横山裕さんも凄い。
ほんとに皆さんの演技力に拍手を送りたいです。
久しぶりに凄い映画を観ました。
重厚な脚本、破壊力抜群の演技力
佐藤監督らしい撮り方が際立つ。土屋太鳳と芳根京子の二人の恐ろしくも深い演技力には脱帽。こんなこと起きるはずないがこのようなことがもしあるのだとしたらそれは面白いかもしれない。人間の嫉妬や欲望とは何かを教えてくれる。いい作品だった。
完璧な入れ替わり
試写会で見ました。
恐ろしく完璧に入れ替わる、その演技力にはゾッとしました。
太鳳ちゃんも京子ちゃんも今までこういう役見たことなかったな〜と思った
ザ・純粋なキャラではなく、嫉妬にまみれた女の欲望が見事に映し出されていました
舞台での演劇シーンがわたしは非常に私は好きです。
踊りも完全に累だったなと
『Orange』見てうーんと思ってましたが、こんなに演技が上手い人だとわ…(上から目線で申し訳ないです)
こういう役もっとやってほしいです。
私的にもう一度見たいと初めて思った映画でした。
美しさって罪ですか?美しくなくても輝けるって信じてる!
スクリーンから目が離せなくて、ドライアイになるかと思いました!
いゃーもうー、土屋太鳳さんの迫力凄すぎ(笑)
あんな眼圧で見つめられたら、参ってしまいそう…。
ホラー映画って、目力でも通用するってことを学びました。
もちろん、芳根京子さんの目力にも注目!
暗く影のある目をしながらも、背けてはいけない魅力を感じる瞳でした。
この映画は2人1組でないと成り立たない、決して解けることのない、深い絆のようなものを感じました。
土屋太鳳さんの「陽」の姿と、芳根京子さんの「陰」の姿。
真逆だからこそ引かれ合う、運命の赤い糸のような強烈な深い愛に包まれていました。
観ているこっちは、もう心臓バクバクで、口の中はカラカラ…。
迫真の演技がここまで究極になると、息をすることを忘れそうになります!
特に土屋太鳳さんの舞台上の踊りに注目!
主人公の思いを最後の最後にぶちまけたかのような、濃厚な破壊力ある動きに、目は釘付けとなりました!
舞台役者魂のようなエネルギーは、運動神経抜群なパワフルな彼女だからこそ、溢れ出たのではないでしょうか?
また、2人の入れ替わるシーンでは、どちらがどちらなのか分からなくなるほど、自然体にお互いの役になりきっていました。
ここまで似た者同士だと、お互いが感情移入し過ぎて混乱してしまうのではないかとハラハラドキドキの連続⁉︎
しかし、やはり役者ですね!
2人とも完璧にお互いの役を演じきっているところに感動しました!
女の奥底にある憎悪のようなドロドロとした嫉妬の心をほじくり返したかのような、欲望むき出しの禁断の愛憎劇。
これは、是非劇場で観ることをお勧めします!
今回は、完成披露試写会という事で、土屋太鳳さん、芳根京子さん、横山裕さん、檀れいさん、浅野忠信さん、監督という豪華なキャストにお会いできました!
皆さん、とても仲良く気さくな方々ばかりで、終始笑顔と冗談で大いに盛り上がりました!
映画のシリアスな雰囲気とは、180度違った土屋太鳳さんと芳根京子さんの仲の良さに、こっちまで笑顔になってしまいました(笑)
ここまで仲良くなれたからこそ、この映画の2人のシンクロは完璧な完成となったのではないでしょうか?
とても素敵な舞台挨拶、そして、とても良い作品に出会えたことを心から感謝します!
ありがとうございました(o^^o)
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