累 かさねのレビュー・感想・評価
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2人の女優に吸い込まれました!
口紅を使い続けてしまう、いつまで。
人間の欲望や甘美な物に執着してしまう
のは解る。
でもそこは考えて、自分にもどらないと
いくら望みがかなっても 自分ではない
自分に満足するわけがない。
顔に傷がある 劣等感しかない累は
人と入れ替わらなければ 生きていけないのか
他の選択肢を最後に見せて欲しかった!
芳根京子どうなってるんだ
芳根京子は演技うまいね。土屋太鳳だってうまいのに、上回ってくる感じ。マネージャー役に浅野忠信を起用だけど、このレベルでないとつとまらないよね。
入れ替わりのアイデアが面白いんだよね。「外見ってなんなの?」とか、「自分って結局なんなの?」とか観てると面白いテーマがいっぱい浮かぶの。しかし、そういうテーマみたいなものはなくて「女優、女優、女優……」みたいな話で終わるんだよね。そこが、もっと掘り下げてくれればいいのにと思ったね。
主演二人に拍手
若手女優二人がお互いの演技力で思いきり殴り合ってる。予告では芳根京子が普通に綺麗だし顔が入れ替わったことが分かるか混乱するのではと思ったが、入れ替わった前後できちんと芝居分けされているので問題なし。
舞台上の女優としての見せ場を演じきった土屋太鳳が圧巻。芳根京子は劇中で舞台に上がらないが、激しいオンオフがない中でしっかりと二つの人格を演じ分けている。
ラストの狂気まで主演二人のパワーで引っ張られる。
原作を知らず鑑賞
演技は良かったけど、土屋太鳳がぶりっ子な声を出しているのが少し気持ち悪かった。
ブスが美女の顔を乗っ取ると言うおどろおどろしさが芳根京子のかわいい顔を見てもわかるように殆どなく、虐げられた過去から現在の顔を乗っ取ると言うまがまがしさもあまり劇中で取り上げられてなく残念。演劇をメインにしたかったのかよくわかりませんが美女が監禁でもされてその中でなんとか抵抗を試みるとかの人間模様をもっと出した方が良かったかも。
家に帰ってwikiで調べたら原作は面白そうですね。
土屋太鳳のファンだったらほのぼのと楽しめるかもしれません。
何も心に響くものが・・・
評価がよかったので期待して観に行きました。
確かに女優さんの演技はよかったと思いましたが、残念ながら観終わって心に響くものがありませんでした。映画って娯楽に徹した作品は別にして、テーマがあり、製作者側はそれを効果的に観る側に伝えようとストーリーや演出を工夫し、役者は一生懸命演じようとするはず。映像や音楽もしかり。何か演技力や踊りをアピールするためのものだけになってしまったように感じてしまいました。
すさまじいパワーと衝撃
開始早々、息をすることを忘れ、ひたすら呑み込まれました!
信頼と尊敬を育て上げた土屋さんと芳根さんの若手女優のお二人の、猛烈なパワー!終了後も世界から抜けられなくて、そのまま2回目。今度は鑑賞する余裕を、と思ったのですが、お二人の細かい表情や仕草まで目が行って、ひたすらの現実感。映画では初めての経験でした。
土屋さんの「かもめ」と「サロメ」、独立した別作品として、しっかりと見直したい!!目の表情、指先の表情が、鋭く瞬間的に次々と変わる。3Dではないのに、すっかり3D感覚。音楽も呼吸にピッタリ。こんなことってあるのか?
兎に角、驚きと感動の濃密な時間です。まだ、感想もまとまりませんが、必見!!
舐めていました。
累役は本当の本当に目も背けたくなるような醜い顔で演じてもらいたいと原作を読みながら思っていましたが配役を知った時は絶望しましたし、公開日になってもやはり「累が美人なのはなぁ…」と敬遠していました。
しかし!いざ見てみるとそんなことは全く感じなくなり、その演技に魅入ってしまいました。
ストーリー自体も原作からそこまで無理に削って整合性がなくなることもなく綺麗にまとまっていました。
ただ、やはり配役が少し気に食わないので評価は☆4です。
対立のはずが始めから勝負になっていない
芝居の才能がなく好きな男にはふられ持病まであるニナがクライマックスで「私は内面まで醜いあんたとは違う」とここぞとばかりにタンカをきるけど人のこと言えるほど内面美しかったっけ?寝てる間の介護がなければそもそも命すら無いのに。
容姿以外何もない彼女が自分は醜くてもいいって一体何がどういいと言うのか。累は口紅がある限り究極ターゲットを若い娘に乗り換えながらさまざまな人間を演じることができるのに。
女優さん二人は美しくとても素晴らしかった。累はキャラクターとして完成しているのでニナの方の人間性にもう少し深みがあったほうがよかった。
土屋芳根コンビの奮闘と演出に拍手!
何をやっても木村拓哉のように、何をやっても土屋太鳳と思ってたけど、概念を打ち砕かれました。お見事!観てる側としては、2人が顔を交換しても、同一人物であると思わせてくれる。本当は土屋と芳根なんだから、それを同一人物と思わせる演技力に拍手!そして、同一人物に見せるように統一したイメージで指導した演出家に大拍手!土屋太鳳のダンスも、さすがだね!
ただ、終わり方の切れ味が悪かった。でも続編ありきでの今回の結末なら4.5だな。続編ありきじゃないなら、3.5。続編があるかないか分からないので、今回は間を取って4.0。
実写が原作を超えた作品
原作のネタバレもあります。
ご注意下さい。
虚構が真実を超える瞬間とか、広告や台詞であるけど、実際観ると、実写が原作を超えた作品になってました。
原作は最終巻を除き、全部読んでます。
原作ほぼ全て熟読した上の感想です。
やっぱりどうしても太鳳ちゃんのサロメの踊りが素敵すぎて…あの舞台実際にあるならいくらでも払うので観に行きたいです。
やらないかなぁ…ww
正直、原作と違う部分の方が面白いと思うところもありました。
本物のニナが稽古に参加するシーンとか、累とニナの差がハッキリと分かってしまう所でもあり、とても良いなと思いました。
あと、母親を家に呼ぶシーン、原作では母親は、本当のニナではないことに気づくのですが、あれもいいと思います。本物のニナの傷ついて苦しそうな所、本当にグッときました。
原作母「だって母親だもの、確証はないけど、分かるわ。」これがなくなっても、いや、正反対になっても、いい方向に行く実写。最高です。
ラストが1番ドキドキしました。
ニナ「口紅すり替えたのよね〜ww」
私「あれ?こ、これは、どうなるの?
原作では野菊がやることだけど、ニナが?え?こ、これは原作と同じ流れになるの?それとも実写は実写で本当の顔を晒してしまうの?どっち?どっちどっち⁉︎」
ってなりました。そして累のネタ明かしまで「?」が絶えませんでしたw
累がニナを演じてる時、「あ、この子、怖い」って感じました。
人の顔を被った化け物ってこんな感じなのか?と。
原作読んでる時、「累ちゃんって本当は可愛いんじゃ…」と思う描写(幾先輩に飲み物あげる時など)もあったので、累役、京子ちゃんで正解だったのではとも思っています。
漫画だから可愛く見えたりもしたのかな…。
でも正解だったと思います。
朝ドラの2ヒロインは伊達じゃありませんね。
もう本当に「実写=つまらない」は古いなと思いました。
実写が原作を超えているのは本当なので、ぜひ観てほしいです。
ブス役が全然ブスじゃない
普通に綺麗な女優さんが化け物呼ばわりされるブスを演じているので違和感がありました。
小学生同士の顔が入れ替わるシーンはまだ顔に傷がないため、一瞬入れ替わったことも分からなかった。子役も全然ブスじゃない。
生まれつき顔に傷があったなら分かるけど、普通のあの顔で壮絶ないじめを受けていたっていうのがピンと来ませんでした。特殊メイクで分かりやすく生まれつき怖い顔にした方が良かったんじゃないでしょうか。
かもめ?やサロメで土屋太鳳さんが早口になると何言ってるか分かりませんでした。
絶世の美女役なら菜々緒くらい綺麗でスタイルいい人がやって欲しかった。
この2人だから出来た作品
太鳳ちゃんと京子ちゃん❗
顔立ち、体型が似てるからこそ、この作品は大成功したのでしょう❗2人ともテレビで観る印象は、可愛いアイドルというイメージしか無かったのですが、監督さんは2人の真の実力を見抜いていたのでしょうね❗テンポの良い映像は音楽とも相まって、時間の経つのを忘れさせます❗私の映画に対する面白さの判断基準は、眠たくなるかどうかなのですが、仕事明けで眠たかったにも関わらず、スクリーンから目が離せず、アッと言う間の二時間でした❗
特に太鳳ちゃんの後半の劇中劇は、このままホントに舞台化しても、万雷の拍手は間違いないと確信しましたね❗
2人を配役にした別の作品を観てみたいです😊✋
土屋太鳳の 代表作に
代表作になると思う。
得意のダンスも活かされていた。
このふたりの配役は逆なら間違いになっていたと思う。
見終わって気分が良いかというと
あまり良くない。
気持ちを入れてみてしまうと、うわーっという気分で
帰宅しなくてはならない…。
太鳳ちゃん、 デビューから色々みてるけど
成長してると思う。
いい意味でゾクっとするような映画です。
主演の二人は、非常に良かった。
入れ替わりの演技も違和感なかったです。
ラストの展開が少し、えっ?という感じでした。
二人で落下して、また舞台?
ニナはどうなった?その辺がよく分からなくなってしまいました。
土屋太鳳さんの舞台があれば観たいと思います。
人に勧めたくなる映画でした。
久々に邦画で良いものを見れたと思った。 そんな作品。 思わず初めて...
久々に邦画で良いものを見れたと思った。
そんな作品。
思わず初めてレビューを書きました。
土屋太鳳、芳根京子どちらにも感情移入できて、とてもハラハラさせられた。
レビューを見て行くのを渋るのにはもったいない作品。
脚本の黒岩勉は流石。ぞくぞくさせるセリフ、演出はかなり引き込まれて何度も鳥肌が立って身体を縮こませて見ていた。
言わなくてもいい事かもしれませんが、1つ不満があるとすれば、横山の演技の下手さくらい。
広告の仕方、キャスティング等批判ありますが、是非、劇場足を運んでいただきたいです。
悦びと没頭と恐怖
冒頭からたたみかけるような強引な展開に少し出鼻を挫かれるけど、一旦落ち着いてからはスリリングなドラマとして結構楽しめた。原作未読。
顔どころかスタイルも声帯も全部入れ替わっているじゃんとか、累の顔は傷があるだけですごく綺麗じゃんとか、実写映像ではなかなか難しい設定に細かなツッコミはどうしても入れてしまう。
けれど、入れ替わってもどっちがどっちだかすぐに分かることにゾクゾクした。
表情の作り方、目線、姿勢、話し方、色々工夫したんだろうな、撮影大変だっただろうな…と謎目線だけど変に感心してしまった。
累が演劇と丹沢ニナに没頭していく過程が好き。
初めて人と目を合わせて笑えたことへの感動や「他の人間」になる欲望を叶えられる悦びを一つ一つ重ねて、どんどん目に光が宿って変わっていく姿がとても美しかった。
最初は操る側に立っていると思っていたニナの焦燥と恐怖も強く伝わってきて、この二人が一つの空間に揃うだけで緊張感が走る。
終盤のゴリゴリのバトルには少し萎えたけど。
劇中劇が非常に魅力的だった。
土屋太鳳も芳根京子も今どきのキラキラした青春作品でフワフワしているイメージだったけど、迫力ある舞台演技が相当上手くて鳥肌が立った。普通に劇中劇を国立劇場で観劇したい。
累に火を付ける切欠の役割を持つ男達、烏合と羽生田に魅力が感じられなかったのが残念。
「〜だわ」「〜のよ」という、全くリアルじゃない女言葉がすごく浮いていたのも残念。
本筋が面白いし色々楽しめた作品だけに、粗の目立ち方が痛い印象も。
観たあとの余韻で背筋をこれでもかとピンと伸ばしてカツカツ大股で歩きたくなる映画だった。
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