「関ジャニ横山以外は完璧」累 かさね Yu0911Sさんの映画レビュー(感想・評価)
関ジャニ横山以外は完璧
原作未読で鑑賞しました。
そもそも原作ありきの作品というのを存じませんでした。
鑑賞後にしっかりと原作読破致しました。
いやあ素晴らしい
実写化成功例の一つとして数えられるでしょう
原作が知名度が高ければもっと評価されてた作品です
とにかくキャストがいいですね
W主演のお二人の演技が素晴らしいの一言
キャスト自体はそんなに多くないのですが、浅野氏など脇を固めるキャストもさすがでした。
ただ主要に近いキャストの関ジャニの横山が相当足を引っ張りました。
そもそも演技が大してうまくはないのですが
好き嫌いは別にして見たことある方ならわかると思いますが、この方滑舌が悪いというか、喋り方がかなり独特と言えばいいのか
またかなり男前でややキザな新進気鋭の演出家という設定なのでビジュアル面でもイマイチです。
どうしても邦画はジャニーズ入れないといけないようなので、同じ関ジャニで大倉氏のようなキリッとした感じのビジュアルの方をキャスティングするべきでした。
肝心のストーリーなのですが
さすがに漫画の通りに顔だけ交換とはいかないので
「いや体型まで変わってるやん!」というツッコミはなしにしてあげてください。
あとキャストの問題というか
主演の芳根さんが比較的お綺麗な顔なので、産まれた頃から醜い顔でコンプレックスだったという設定に無理があり
途中まで交換相手を殺害すると永久に顔が変わらないのではと予想して鑑賞しておりました。
最初に小学校時代の映像が来るので余計にです。
あくまでキャスティングの問題で実際はそんなことではなかったです。
原作もそんなに長くないのですが
原作から逸脱し過ぎず上手いことオリジナルの完結に持っていったと思いました。
いやぁ土屋太鳳さんは人狼の時も思いましたが悪女役の方が絶対合います
素晴らしい悪女っぷりでした。
あと素晴らしかったのは主題歌ですね
特別Aimerさんが好きなわけではなかったのですが
エンドロール前の土屋太鳳さんのあの表情の余韻を崩すことなくスッと入っていける楽曲でした。
さ
結構邦画では主題歌が足を引っ張ってそのせいで敬遠されるパターン多いと思います
『ストレイヤーズクロニクル』なんかが代表例かと
漫画実写化の中ではかなりオススメできる作品です。