「映画にするには役が難しすぎました」累 かさね 藻さんの映画レビュー(感想・評価)
映画にするには役が難しすぎました
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太鳳ちゃんはダンスの所が素敵でした。あとは見てられないかな、、。もともと役が難しすぎますから、漫画でこそ成立するストーリーでしたね。別に演者さんたちがそんな酷い訳では無いんです。でも、「累」は、話の性質上、圧倒的な演技力が強調され過ぎます。それで成立するストーリーです。求められるレベルが高すぎるぶん、演者さんの力不足感が否めません。私が見る前にハードルを上げすぎていたことも大きいですが、、。
多くの人が言うように、芳根京子さんがニナをやればもう少し良かったと思います。好みあると思いますが、芳根さんのほうが顔立ちが美人系だしスタイルもいいと感じます(原作の設定ではスタイルが似た人でないと顔交換が成立しないので、2人のスタイルに明確な差がある時点で納得はいきませんが)。
太鳳ちゃんの演技は頑張っているのが凄くわかるけど、累が演じている時の演技はムリしてる感が前面に出すぎてむしろ早口の棒読みに聞こえます。何故か共感性羞恥を覚えてしまいました、、
あと重要な「累が美人」というポイント。これはもう割り切って、気にしないで見ようと思っていましたが、結局違和感が消えませんでした。めちゃくちゃ可愛い。大好きなタイプの顔です。だからこそ累ちゃんとして最後まで見れなかった。原作者さんはTwitterで肯定してらっしゃったけど、いちファンとしてはどうしても馴染めなかったです。
ほかの点について、欽互さんは個人的に好きでした。
横山裕さんはもうやめて欲しかった。
あと映画化するに際してストーリー端折ったので、原作よりもニナちゃんがただただ嫌な子感ありましたね。
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