「累の顔を奪いたい」累 かさね かさねさんの映画レビュー(感想・評価)
累の顔を奪いたい
鑑賞後、新宿の街を歩きながら、自分だったら口紅で累の顔を奪いたいと思いました。そうしたら、大都会のネオンの中で主役になって、どれだけの優越感を味わえるだろうかと…。
何が言いたいかというと、累が「醜く」なかったです。だから、物語の設定に入り込めませんでした。綺麗な言葉ではありませんが、累役には「ドブス」を起用しないと劣等感が伝わらなかったと思います。
また、ニナと累の「目立ちたい」「演じたい」モチベーションがどこから来るのか、それぞれの現在に至るまでの背景をもう少し知りたかったです。その方が登場人物に共感できたと思います。
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