「狂気の累」累 かさね kouhei1813さんの映画レビュー(感想・評価)
狂気の累
数々の原作殺しの実写映画があるなか、久々に原作を上回る演出に出会えたという感じ。原作本を3巻まで読んで予習して行ったが、実によく昇華されておりラストのサロメの狂気と累の狂気がうまく累なり合っていた。しかし謎は置き去りにされたままだが、まあ漫画だから仕方ない。演劇漫画の「ガラスの仮面」が完結できそうもない中、演劇漫画の代表にとって変わるかもしれない。出来ればハリウッドのリメイク版を期待したい。
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