サムライせんせいのレビュー・感想・評価
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【市原隼人の侍姿の凛とした佇まいがハマり過ぎ。高知県の名所観光ムービーでもある。】
武市”瑞山”半平太(市原隼人)が、牢獄の中から150年後の高知へタイムスリップ。
(ついでに、坂本竜馬(忍成修吾)も武市より6年前にタイムスリップ、で実業家?になっている・・。派手なGTRで登場・・。)
市原隼人が、規律正しい侍にしか見えなかった作品。彼の姿と現代高知市内とのギャップが楽しい。
彼の台詞は当然、土佐弁。気骨ある姿勢も好ましい。
但し、物語はやや平坦で、高知市内観光映画の様でもある。
・ハチキンサチコ とか
・ひろめ市場で酒を酌み交わす半平太(侍姿)と竜馬(現代のイケてる男風)とか
・桂浜の竜馬像の前で語る半平太(侍姿)と竜馬(現代のイケてる男風)とか
・(日本3大がっかり名所)はりまや橋がさりげなく写されるとか
<市原隼人の凛とした侍姿が、印象的だった作品。高知好きの方はどうぞ。>
<2018年11月23日 今は無き半田コロナワールド劇場にて鑑賞>
高知県のPR映画的な色合い濃い作品。
志国(四国)幕末150周年記念作品として製作された、土佐藩鄕士の勤王の志士・武市半平太が平成の現代にタイムスリップしてきたら?といった題材の漫画の映画化作品。コミック未読、ドラマ版未鑑賞で本作の終映日に慌てて鑑賞に出向く。
タイムスリップものとしては関ジャニ∞の錦戸亮さん主演の『ちょんまげぷりん』(2010年)のドラマチックな内容を越えるほどの筋書きでもなく、今作の武市半平太は現代人の佐伯氏の世話になり、学習塾講師(寺子屋)を勤めながら平成の世を過ごす姿が滑稽に描写されているに過ぎないので、坂本龍馬の登場も何一つも変化を生じさせるものでもなく、全くの謎の人物で終わってしまったりで、かなりイマイチな感は否めなかったですね。
ただ、高知県のPR映画的な作品としての役割はキッチリと果たして機能していたかも(汗)。
救いは、武市半平太役の市原隼人さんの成り切りぶりがなかなか面白い点くらいでしょうか?
甘党
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