犯（や）る男・最終版

解説

2015年の山内大輔監督作「犯（や）る男」に未公開シーンを追加し、結末にも変更を加えた「最終版」。妻を殺害した吉井は、押し入り強盗を繰り返しながら逃亡生活を送っていた。ある日、家主の留守を狙って忍び込んだ家で、夫からのDVで鎖に繋がれた全裸の女・ユリ子を発見する。妻殺しのトラウマに囚われる吉井と現在に絶望するユリ子は互いの足りない部分を埋め合うように惹かれ合っていくが、ある事件がきっかけで運命の歯車が大きく狂い出す。ピンク映画制作会社・大蔵映画が一般劇場向けにR15＋指定で製作した映画を集めた「OP PICTURES+ フェス 2017」（17年7月1～14日／東京・テアトル新宿）上映作品。

2017年製作／90分／R15+／日本
配給：オーピー映画
劇場公開日：2017年7月6日