偽りの忠誠 ナチスが愛した女
劇場公開日 2017年7月28日
解説
「シンデレラ」のリリー・ジェームズと「スーサイド・スクワッド」のジェイ・コートニーが共演し、第2次世界大戦中のオランダを舞台にナチスドイツ将校と女性スパイの許されざる恋を描いたサスペンスドラマ。ナチスドイツの将校ステファンはレジスタンスのスパイを探すため、オランダに亡命した元ドイツ皇帝の屋敷へ捜査に向かう。しかし、屋敷でメイドとして働く美女ミーケと恋に落ちてしまい……。元ドイツ皇帝役に「人生はビギナーズ」などの名優クリストファー・プラマー。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2017/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」(17年7月15日~8月18日)上映作品。
2016年製作/108分/イギリス・アメリカ合作
原題:The Exception
配給:クロックワークス
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原題の『The Exception』のほうがフィットする感じ。
邦題はちょっと説明しすぎの印象。
ヒムラーを登場させたのも、ナチスの両極端を見せたかったのかな。
みんながみんな、ヒトラーを妄信していたわけじゃない。
ミーケがブラントに皇帝からの招待を伝えに行くシーンは、ちょっと無理がある感じもしたけど、相手が軍人(しかもSS)であればああするしかなかったという解釈なのだろうか。
ヘルミーネがなんとか皇帝を復権させようと支える姿も結構好きだし、ジーグルト(大佐)は軍人というより執事の佇まいで、それがまたよい。
ベン・ダニエルズもはまってる。
脇がしっかり固められてたイメージ。
2020年4月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ドイツ軍人とイギリスの女スパイがデキちまって、前皇帝ヴィルヘルム2世とグルになってゲシュタポ殺して逃してやりましたよという話。なんでスパイとドイツ将校がデキちまったか描写がほとんどなく、気づいたらセックスしてましたっつーのが本当にテキトーだなぁと。
邦題の「ナチスが愛した女」というのは違和感ある。
2020年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
Amazonのリコメンドで何となく見始めたのだが、ヴィルヘルム二世の退位後が全く知らなかったので、その辺りの物語、描写は楽しく観れた。
また、ヴィルヘルム二世を演じるクリストファー・プラマーの演技が素晴らしく、権力者としての責任と挫折を感じつつ、復権への淡い希望を持つ老皇帝(元、だが…)に好感を抱かずにはいられなかった。味のある、というのはこういうのを言うんだよなぁ…しみじみ。
ところで、本作にはもう一つ物語の流れがあり、これがドイツ軍の将校とユダヤ人スパイの恋物語なのだが…個人的に、こっちは全く心に響かなかった。
二人の立場と時代設定から、どのようなドラマが展開するかの予想は難しくないと思うが、ホントにそのまんまで反応に困る(笑)
男も女も機転が利いて痛快という感じでもなく、ありきたりな悲劇にすらならないので、ホント何がしたかったのか…こっちの流れもオチをつけてくれるのはクリストファー・プラマーなのである。
そんだったら、ちゃんとした史劇として作ってくれた方が好みだったなぁ…
あと、ありがちな文句ではあるのだが、邦題はなんとかならなかったのか(笑)
(原題:The Exception、原作小説が『The Kaiser's Last Kiss』←これ良いよね)
「偽りの忠誠」ってのが、誰の誰に対する忠誠なのか全くわからんし、そもそも主人公(老皇帝ではなく、ドイツ軍将校の方)は国防軍の大尉であって、ナチスですらない…
とりあえず、サブタイトルを付けるのはそろそろ禁止にしたいぞ(笑)
2019年12月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
てっきりヒトラーの戦争がメインの話かと思ったら、恋愛がテーマでした。
ドイツの大尉とオランダのユダヤ人スパイとの報われない恋を描いた映画。
この時代って、こういう報われない恋をしていた男女は多かったのではないでしょうか?
愛を取るか、忠誠を取るか?
でもやっぱりそこは1人の若者。
愛する人のために、仲間を裏切る姿が若いけどカッコいい(笑)
リリージェームズさんの魅力には勝てないってことなのかも…。
裸になって大尉を誘惑する姿がエロい!
彼女の裸体は女の私でも惹かれてしまう…
(*´∀`*)
あんな見事なプロポーションになれたら幸せです!
なんだかんだ言って、リリージェームズの美しさが全て、みたいな映画でした
(*´꒳`*)
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