アトラクション 制圧のレビュー・感想・評価
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自宅にて鑑賞。ロシア産、原題"Притяжение"。内容に即さない邦題の副題。ファーストコンタクトものだが、ファンタジーっぽい味付けがなされた所謂“セカイ”系の物語。全篇、至る所でスローモーションが多用され、独特のリズムを産み出しているが、アクションシーンが苦手なのか迫力や臨場感に欠ける。ストーリー自体はありきたりで意外性に欠け、既視感に溢れた上、おセンチなテイストも相まってで少々陳腐に思えた。いい加減ハイテクにより万能感溢れるエイリアンと云うよく見掛ける設定自体、飽き飽きしている。65/100点。
・全体の雰囲気や物語自体は、R.A.ハインラインの『異星の客』を思わせ、水が大切なファクターとして扱われている点も影響が伺える。UFOのユニークな外観は往年の地球ゴマを想起した。グロテスクなエイリアンは登場しないが、パワースーツは『バトルシップ('12)』辺りを思わせる。街での混乱や破壊の描写は、ハズブロ系のを想起するが悪くない。
・未知がもたらす地球的存亡の危機に至りかねない状況に父娘の確執を絡めたのは評価するが、処理や落とし所が消化不良気味にしか映らず、タイトルの意味からも中途半端な違和感が残った。
・最も本作で不思議に思えたのは、“ユリア・レベデワ”を演じるI.スタルシェンバウムが、物語が進む程にチャーミングで綺麗に思えてきた事。そして終始一貫して、“アルチョム”を演じるA.ペトロフが輝きを放ち続けている。
・鑑賞日:2017年12月23日(土・天皇誕生日)
意外とハマった
面白かった
ロシアの自虐ネタ満載
モスクワに宇宙船が不時着する。
ロシア政府の対応はゴジラとよく似ている。
宇宙人は人類と同じだったが、科学技術は格段に進歩していた。
モスクワ民衆の動きは世界共通、細かいところはすっ飛ばす展開はスピード違反。
随所にロシアの自虐ネタが散りばめられていて興味深い。
タイトルとパッケージに騙された
見た目の先入観に宇宙人侵略映画と思っていたし、粗筋もロクに見なかったから内容が“愛”とは思わなかった。
ロシア映画は変わったものを作ってくるなぁ。
寒々とした背景や民衆、建物とか見てるとロシアらしく感じる。
しかしロシア軍が墜落した宇宙船を即攻撃かと思いきや、様子見するし、軍より住民の不安定さが恐ろしい。
ゴロツキ同然の煽動にあっさり乗る人達とかどうなんだ?
宇宙人には争いが多いと指摘されるし、中々情けない人間社会を変に実感してしまった。
内容は好き嫌いあるだろうけど、映像は綺麗です(笑)
盛り上がりに欠ける
トンデモロシア、恐ろしや
初見
ロシアのSF作品。
初めて目にする風景。
聞きなれない言語。
ロシアを体験とまでは言わないが、遠く離れた異国を観察できるのも映画のいいとこだ。
ロシアの風景は、どこか厳格で欧米諸国に比べると華やかさを排除してる風にも見える。
そこに飛来してくるUFO
未知なる異文化。
監督的にはちょっとした融和を意図したものかもしれない。
国とした応対は四角四面なのかもしれないが、個としての応対には差がないからだ。
主人公の父である軍部の責任者が、武装を解除したのにも、それは表現されてた。
エンターテイメント作品としても申し分ないが、色んなメッセージをふんだんに盛り込んでるようにも思える。
「人は分かり合える。」
制圧などというサブタイトルが付いてたが、そんな事を思った。
異星人が語る第三者的な目線で見た地球人の評価とその行く末にも説得力があった。
人物造詣も秀逸で、娘の死を前に異星人に対し毅然と釈明を求める父親には、全世界的に共通する「父」の姿などを垣間見る。
娘は来訪者に「愛情」を抱く。
会話が最初。
相手を知るためには、言葉が必要。
まずは、知る事を始めないと善悪は判断できない…との事かもしれない。
物語的に「?」な部分もありはしたが、そこに目を瞑っても充分なだけの見応えがあった。CGなどはハリウッドに引けを取らないし、ロシア映画も世界の水準以上なのだと思える。頑張れ日本!
兎にも角にも、国は違えど人に大差はないと、そう感じた作品だった。
本国ロシアでの、この作品の立ち位置が興味深かったりもするのだが…この作品のUFO同様、「侵略」と誤解されていなければいいなあ。
謎の球体宇宙船とエロシーンが交互に映され音楽ともミスマッチしている
描写が幻想的で美しい
音楽の使い方も凄く素敵
宇宙人がお茶目で可愛い
恋人最低
SFの部類だけれどあまり宇宙人や超人という訳ではなく、心理の話。同じ人間なのに色々な感情を持ちすぎて周りを見ず身勝手な生き物。宇宙人の方が平和で優しい心を持っている。それがわかったのはあの親子だけ。
最後の宇宙人、生きてたよね。?
人間に死んだと思わせて記憶が消えるのを待つため?
それとも本当に愛の力で生き返った?
続編があるなら凄く観たい
宇宙船カッコイイ
最初の宇宙船が墜落するところまでが凄いよね。宇宙船カッコイイし、迫力あんの。それでファーストコンタクトも良い感じ。
そこからヒューマンドラマになるんだけど、そこはなんだかなあ。
主人公の彼氏が途中から「宇宙人憎し」になんだけど、唐突なんだよね。多分「主人公を宇宙人にとられた!」ってことなんだろうけど、隕石雨みないでヤロうとしてる奴に、そこまで純愛感情あんのかなあって。
主人公が宇宙人を好きになるのも、宇宙人が主人公を好きになってるのも良く解かんないの。
その辺は「そういうお約束だ」と思って観てるから、そんなには気になんないけど、やっぱり気になったな。
その辺は
じめっとしてないロシアンSF
いろんな意味で予想外、規格外。
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