アンシーン　見えざる者のレビュー・感想・評価

そもそも透明人間になる奇病っていう設定に無理がある。

数年前に突如として家族のもとを去ったボブは、一人娘エバとの絆を取り戻すべく北部の町に帰ってくるが、エバは行方不明になっていた。自分の身体が徐々に透明になっていく奇病を抱えるボブは、危険も顧みず必死でエバの捜索を続ける。やがてボブは、ある驚きの真実にたどり着く。透明人間になってしまう奇病という題材は面白いと思うが、脚本に十分反映されていない感じがして残念。

いなくなった娘を探す為に奮闘する親父の話という意味では頑張っているけれど、透明人間という設定が、切っ掛け程度にしかいきていない。

原因不明と言いつつ効果があるのかどうかと言っているお茶も流れからしたら明らかに効果あるし。

普通に娘を探して助ける話で良いのに、余計な設定をつけて安っぽくなった感じの仕上がり。