ベイビー・ドライバーのレビュー・感想・評価
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エドガーライト流ミュージカル大作かつアクション大作かつクライムサスペンス大作かつ青春恋愛大作◎
今年、日本ではララランドというこれまた傑作ミュージカル映画が公開されたがまたこれもエドガーライト流の尖ったミュージカル映画であると思う ヒロインのリリージェームズに魅了され、ケビンスペイシーやジェイミーフォックス、ジョンハムに恐れ慄く、この映画とことん主人公ベイビーの主観的な視点の仕組みがフルに活用されていくおかげで感情移入していくのはもちろん、どんどん話の展開にスムーズかつ急激に引き込んでいく そしてそれを可能にしていってるのは穏急かつメリハリの効いたシナリオ構成と、冒頭ソニーロゴ表示の耳鳴りから始まり音楽による音ハメを満遍なく駆使した音響であると この音ハメによるのと劇中でベイビーが歌うマネをしたりしていくのでなんかミュージカル映画を見ている気分になった(多分系統的にはガーディアンズオブザギャラクシーとかスコセッシ的なんだろうけど) カーアクションであり青春恋愛劇でありクライムサスペンスでもあるがそれもすべて高水準で完成させていったこの映画は間違いなく今年のベスト級、惜しむらくは上映館数の少なさである
Sweet baby❤️
主役のBabyが爽やかでよかった。。cute! 繊細な演技が光ってました。 カーアクションと音楽🎵はよかったけれど。。 娯楽映画としては。。ちょっと人を簡単に殺しすぎだし!!そこは笑えない。 でもデボラも可愛かったし、ラストは、 ハッピーエンドでめでたしメデタシ!!
最高!なんですけど、、
主人公のなんとも言えない絶妙なルックス 最高のカーチェイスシーン&音楽 映画の3分の2ぐらいまでは「そうそう、みたかったのはこういう映画なんだよ!」 でテンションアゲアゲで見てたのですが、クライマックスはよくあるドタバタハリウッドアクションみたいになってしまってちょっと残念でした。 あと、主人公とボス以外のキャラがちょっとありきたりで薄いかなあ(贅沢ですかね?) それでも「もっとカーチェイスシーンをみせてくれよ!」という思いを叶えてくれたんで結構満足です。 細かい事なんですか子供時代の主人公のイヤホンが現代のものと同じようにみえたんですか気のせいですかね?
ホッドファズの方が好きかな
この監督はいつもみんなと違う作品をつくりますね ショーンデットとかホッドファズとか ありきたりな設定にスパイスを加えて面白くするのが上手い スピルバーグとかノーランみたいな天才というよりタランティーノとかみたいな鬼才かな 音楽とカーチェイスが見事にハマっててとてもオシャレでした サチモス感があった
倫理観に耐えられるか
車泥棒のベイビーがマフィアのお抱え運転手として重宝がられ、強盗に手を貸す話。 音楽と映像のシンクロ率は確かに凄まじい。 iPodから流れるサウンドが観客にもシェアされることで、一気にその世界観に引き込まれていく。ロックやレゲエ、ブルース、フォーク、ファンク、ラテン、ロマンス など幅広いジャンルが場を盛り上げる。ミレニアルズの選曲にしては大人過ぎる気もするが、母親が歌手だったということを差し引けば、理解できなくはない。 ケヴィンスペイシー、ジョンハムが素晴らしい味を出している。 後は観る側の倫理観がこの世界観を許容できるかどうかだ。
アンセル・エルゴートの魅力フルスロットル!
幼年期のトラウマにとらわれ心を閉ざすアンセル・エルゴート演じる主人公ベイビーがあまりにもピュアで、予告編通りの破滅的なストーリー展開に胸が締め付けられました。 カーアクション物はさほど好きでは無いのですが、青春物の要素が強くとても面白かったです。 破滅的な青春物として1994年のクリスチャン・スレイダーの『トゥル・ロマンス』を思い出しました。
斬新でサイコーです❗
ロックミュージックをメインに映像を組み立てる斬新なストーリーに思わず引き込まれました。 オープニングのカーチェイスも見事でした。 映画館で観ないと伝わらないかもしれない。 起承転結もしっかりしていてエンディングもグッときました。 オススメの作品です。是非映画館で❗
ベイビーから大人への成長
アクションと音楽の一致が爽快感を生み、ストーリーは真面目で重厚感を生み、キャラクターは立っており映画を華やかにしている。
主人公のベイビーはサングラスをかけiPodを流しながら周りをシャットアウトしている。
ベイビーは事故のトラウマから過去に取り残されている気がした。
ベイビーの周りを取り巻くモノはiPodや古いテレビやカセットテープなどいずれも過去のものである。
ラストシーンではベイビーの視点で見る景色が色付いたところで過去から解き放たれたように思えた。
もうサングラスもiPodも必要ない、マイルズの物語がこれから始まるのだ。
出来が良過ぎて一斉公開できず
言ってみれば他愛もないB級映画を今時のセンスでよみがえらせるのは実は元祖はスピルバーグがそうだったのだけど、エドガーライトは世代的にオタク領域で、しかも今回は徹底的にやってんなーという感じ。 まさか後半ここまで練ってくるとは、それもオマージュといえばオマージュだけども、やはり今のシネコンにかかってるダサい映画に慣れると異彩を放つ丁寧さ。映画ってこんなに一生懸命作っていいものなの?って(笑)あまりに出来がいいため全国一斉で開けられない(笑) 後半、あまりにいい配役で(お年を召された)ポールウイリアムスを発見して狂喜乱舞
タランティーノ×ラ・ラ・ランド
全然、期待しないで見に行こうとネット予約しようと思ったら、もう少しで満席! 映画は今までに見たことのないような演出の映画。何故かタランティーノの「トゥルーロマンス」を思い出した。必見!
音楽に詳しければ。。。
一部では熱狂的なファンもいるエドガー・ライト監督のオリジナル作品。 音楽と画面のシンクロ率が相当高く、そこにのれる人は評価が高いかもしれない。 僕は音楽には疎いので、のるというところまではいかなかった。となると物語がどうかということになるが。 ベイビー(アンセル・エルゴート)がドク(ケビン・スペイシー)への借りをすべて返し、デボラ(リリー・ジェームズ)とのデートを楽しんでいるときに、再びドクに呼び出される。 ここから俄然おもしろくなる。 かつて一緒に仕事をしたバディ(ジョン・ハム)とバッツ(ジェイミー・フォックス)がそろって登場する。この2人がかなりの緊張感をもたらす。 かつて「レザボア・ドッグス」や「メメント」「ユージュアル・サスペクツ」「バウンド」などエッジの効いた作品で世に出た監督たちと比べると、もうひと息というところだが、水準には達していた。 エドガー・ライトが次に何を見せてくれるのか、楽しみである。
BGMとカーチェイスの見事な融合
ほぼ前知識なく、久しぶりのケビンスペイシーってだけで、見に行きました(^^; いやーこれ儲けもんだわ。音楽とカーチェイスが見事に融合して、最初から最後まで、一瞬たりとも息つく暇もない。キングスマンを見た時、スパイ界に新星現れた!!って、すごい衝撃だったけど、これはカーチェイス界の新星といったらいいんか?!その時の感じに似てる。主役の男の子、名前も知らないけど、無敵じゃない感じがいいんか?少なくとも、(眠たくなった)ジェイソンボーンよりははるかに面白い。 ケビンスペイシー以外誰も知らんと思ってたけど、ジェイミーフォックスがでてたのは儲けもの。ヒロインの女の子も初めて見る顔だと思ってたけど、シンデレラの子だったのね(⊙⊙)!!シンデレラでは、ケイトブランシェットに食われてたから、全く印象が残ってなかったな。
新しい可能性!
出始めは素晴らしく、主人公の過去も、優しさも、シンデレラも可愛いく、カーアクションもいい。 でも、、期待するだけに言いたいことも多いかな。 音楽の選曲はどうなのかな?も少しマニアックでなくても、、 曲者たちもやり過ぎ、ボスの立ち位置もよく分からないし、走っての逃走はどんなものか、、、 でもシンデレラの性格もいいし、物分かりも異常にいい?! 結末もあっと驚く意外性があったかも。 最後は爽やかな気持ちでバルト9をあとにできます。 欲を言うなら、続編でも、リスペクトでも、もっとピンクフロイドの『アランのサイケデリックブレックファースト』や『マネー』のような雑音、生活音と楽器を絡めたカーアクションが観たい・聴きたいですね〜
オープニング最高!!
いきなり4人の顔のアップ、アップ、アップ、アップで「誰?誰?」となっている間に颯爽と銀行へ向かう3人、ならず者感がビシビシ出てる!
からの、ジョンスペ!『ベルボトム』!ノリノリのベイビー!
からの、爽快カーアクション!カメラワーク&編集サイコー!!赤い車の必然性もちゃんと出す。
からの、80年代っぽいタイトルバック!
からの、コーヒー買って戻るまでの長回し!
ここまでのワクワク感ほんっとに最高です。
思わずニヤケてしまいました。
そのままかるーくラブロマンスを絡ませたジャンル映画の王道を突っ走るかと思いきや、主人公の過去話や共犯者たちとのエピソードをうまい具合に織り交ぜてヒューマンドラマチックなストーリーテリング。青春だなぁ。
主人公の功罪もしっかりと描き、どの役柄に対しても侵した罪の償いは劇中でしっかりと与える脚本にも好感がもてる。それがあるから後半までのベイビーなら他人を傷付けるなんて絶対にしない奴だったのに愛する人が出来、守る者が出来た事で背負わざるを得なくなった罪や葛藤が活きるしそれに対して決して逃げずに向き合う姿に胸が熱くなった。
けど、人は殺して欲しくなかったかな、、。
主人公が聴いている音をBGMとして共感させ、映像もそれにシンクロする作り込みは新しいし、イヤホンを外した時の耳鳴りまで鳴らせる事で観客が入り込みやすくしていて面白い。だが、もう少しストレートな選曲でも良かった気がしないでもない。
ところどころ意味不明な行動をとる登場人物が多いが「あー、こういう人なのね」と納得させてしまうスピード感があるのでそんなに気にならなかった。
欲を言えばカーアクションをもう少し見たかった。後半は銃撃戦(これもリズミカルで良かったが)が増えてカーアクションが激減。予算不足か?
ラストのバディとのくだりなんかはバリバリのカーチェイスを期待していただけに少し消化不良。橋の上でも「突破して逃げるのを観たい」と思う自分と「やめとけ」と思う自分がいた。
カーアクションものはあまり好きな方では無いけれど、こういうジャンル映画の枠から飛び出した意欲作は大好き。絶対に映画館で観た方が面白い作品。DVDで見るにしても音は良い出力で聴いてください。なかなかの良作でした。
あと、ベイビーの女性の口説き方が意外に上手くて草生えました。女性経験無さそうな設定なのに割とイケるクチじゃねえかと、、、。
こんな映画聴いたことない!
こんな映画観たことはあるけど聴いたことない!ほぼ全編に渡って音楽とアクションがシンクロしているなんて!まさにミュージカルアクション/カーチェイスという新機軸!このシリーズ作品全盛の時代に(それはそれでいい)風穴を開ける最高にユニークでゴキゲンな大傑作! アンセル・エルゴートが輝いていた。運動神経もよければ音楽的才能もあるしで凄い!『きっと、星のせいじゃない。』でティーンからの人気は抜群だったようやけどこれで誰しもに愛されるスターになるはず!脇を固める豪華俳優陣も流石。全員が第一印象からは想像もつかない結末に向かう展開もグッド! 『ザ・ドライバー』を静的にエレクトロサウンドで解釈したのが『ドライヴ』だとするなら動的にポップサウンドで解釈したのが『ベイビー・ドライバー』。どちらも大傑作!ちなみにオリジナルはロマンスも音楽もほとんどなくてクライマックスはドリフト音だけが鳴り響くハードボイルドの傑作! バニシング・ポイントに向かうんじゃなくて優しいエンディングを用意していた。その優しさにマジで泣いた エドガー・ライトの最高傑作!全員観ろ!
限定公開で高評価→拡大のパターンを希望
音楽と耳鳴りの関係が微妙に不徹底に思えるのがちょっと残念だが、こんなコンセプトを実現しただけで充分大成功。『ドラッグ・ウォー 毒戦』以来の、歌わないミュージカルである。銃撃までハーモニーの一部なのがとにかく可笑しい。ジョン・ハムがいちばん輝いてた。
ちょっと違う
胸のすくドライブテクニックと運動神経抜群、でもベビーフェイス、アンバランスな彼 ワクワクと見始めたけど、何にか違うなー、 殺しだけはしないんじゃないの?駄目だよ、それ以上踏み込んじゃー。みたいな? ボニー&クラウドみたいに破滅型、痛快なアクション映画と思ってみると、裏切られます
マンボNo.5
子供の頃の事故の影響で起きる耳鳴りを消す為に常に音楽を聴いている、強盗屋専属の凄腕逃がし屋の話。 オープニングから派手なドラテクで魅せてくれたけど曲の雰囲気はイマイチ。 その後も音楽を聴かせる演出が数々あるけれど、イマイチなものがちらほら。 何より派手に謳ったドラテクはオープニングがピークで、車と音楽を中心にしたストーリーではあるものの恋愛映画の様相になってしまった。 これはこれで面白かったけど、期待していたものとは違うし、それを黙らせてくれる程の爽快感や重さがある訳でもなく不完全燃焼な感じ。
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