ベイビー・ドライバーのレビュー・感想・評価
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ノリノリなカーアクション
前半はテクニック満載のカーアクション。後半はプラスアクションでスピードがあって勢い良くみれた。
ストーリーはよくある設定で、えっ?そんばにあっさりと?とつっこんでしまいたくなる場面もいくつかあったけどノリの良い音楽とカーアクションで帳消し。
デボラとダーリンがかわいい。
予告編がネタバレで無くて良かった。
旅行機内にて視聴。
映画館の予告編ではカーチェイスと音楽好きな男の子って感じの予想だったが本編を観てみると意外に意外、冒頭部分のみでの予告編だったのには驚きでネタバレしてなかったのには感謝したい。
強盗団を手助けするプロ級ドライバー青年の物語だが、経緯や関係する人間相関図がかなり詰まっているストーリー。「もう続編作る気ないだろ?」的な内容だ。
脇役の俳優もケビンスペイシーやジェイミーフォックス等豪華ですが、「そこで居なくなるの?」的な部分もあり勿体ぶらない所も良い。
大作並みの予算も使っていなく、大規模なPRもしていないし、今では上映している映画館も少ない。
今後ブルーレイ等レンタル化してから借りても損はしない映画である。
そこそこ良い。こんな映画増えればいいな。
そう思った映画でした。
最高 SoubdTrack欲しいです☆
ただのクライム映画じゃない
音楽には詳しくないが楽しめた
本作で使用される音楽には1つとして全く詳しくない。
音楽が大きな位置を占める映画は、感心しながら、時には学びながら観ている。
本作の監督であるエドガー・ライトの過去の作品も『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う』ぐらいしか観たことがないし、監督として正直あまり印象にない。
主演のベイビー役であるアンセル・エルゴートは『ダイバージェント』シリーズの主役の兄役で観知っているが、本作では全く違う役柄なので新たな魅力を見出せるかもしれない。
ヒロインのデボラ役のリリー・ジェームズははじめイモージェン・プーツと勘違いしてしまっていた。『高慢と偏見とゾンビ』や『二ツ星の料理人』などの彼女の出演作品を観ているが、そこまで印象に残っていなかったが本作を観たことで、これからは忘れないだろう。
ケヴィン・スペイシーやジェイミー・フォックスなどの錚々たる顔ぶれが犯罪者を演じているのも興味深い。
ただいずれにしろ本作は単純に音楽とそれに合わせたアクションやカー・チェイスを楽しむ映画だろう。
監督のライトはエルゴートと音楽好きで意気投合したことがきっかけで彼を主演に起用したのだという。
冒頭の音楽に合わせて街を歩くシーンなどエルゴートのノリノリの演技に違和感がないのも9歳からバレエを学んでいる経歴も役立っているように思える。
なお筆者は120GBのiPodクラシックをいまだに愛用しているので、本作で重要なアイテムの1つになっているのは少し嬉しい。
ただ生産されなくなって大分経過しているので、YouTubeのKidsReactなどを観ていると最近の子ども達はその存在すら知らないらしい。
10年近く使用しているので、いつバッテリの寿命が来てもおかしくない。交換や修理が気になるところである。
本作ではスバルWRXや三菱ギャランといった日本車が使用され、全体では150台以上の車が使用されているらしい。
監督のライト自身は車マニアではないらしいが、事前調査として元逃走車ドライバーにも話を聞いている。
また運転席に可能なかぎり役者を座らせるために、エルゴートや物語の終盤で彼と壮絶なカー・アクションを展開するジョン・ハムに準備をさせたようだ。
特に運転シーンの多いエルゴートは1ヶ月にわたって練習しているというから、やはりこういう細部をハリウッドは絶対に疎かにしないと感心する。
ジェミー・フォックスの衝撃の死亡シーンやエルゴートがバディ役のハムを逆転して倒すシーンなどご都合主義的な展開がないわけでもないが、全体的には楽しめる作品に仕上がっていると思う。
さらにハリウッド映画で気になるのは犯罪者がなんとなくそのまま市民生活に戻っていく作品が多いことであるが、本作はベイビーも犯罪者であることをしっかりと明示している。
罪を犯しても本意ではなく不可抗力であれば許そうみたいな寛大さを出さなかったのには何か理由があるのだろうか?
裁判の際の情状酌量の証言などがあり、減刑されているだろうが、ベイビーはきっちり刑務所に入っている。
その後刑期を務め上げて出所してデボラとともに第2の人生へと旅立っていくわけだが、個人的に有耶無耶に逃避するよりもすっきりとした終わり方にしていると思う。
本作で流れる音楽に詳しければさらに面白く観られる作品なのかもしれない。
しかし筆者のように全く不案内でもそれなりに楽しむことは可能である。
ハイセンスなカームービー。
2017年度ベストムービー!⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️✨(追記)
アクションも良いけれど、二人の恋の行方にドキドキが止まらない!胸キュン度高し!
2020年8月1日追記
梅田ブルク7ドルビーシネマにて鑑賞。3年前に観た作品…予告編を観ていたら、どうしようも堪らなくなって、また観たくなった笑…「ファースト・デイやし、まっ、ええか!」笑
いやぁ!どの場面も名場面過ぎる!…続けて10回観ても、多分飽きないと思う(笑)
そして、ラストのキスシーンは泣いた!3年前は泣かなかったのに(笑)
*好きなシーンが一杯あるけど、ベイビーとデボラの出会いから、カーラ・トーマスの"B-A-B-Y"の曲が掛かるシーンが最高に好き!いつ観ても(聞いても)鳥肌!笑
「ザ・ドライバー」へのオマージュ作?
地元の劇場の“爆音映画祭”で鑑賞。
ある意味“音(音楽)”が肝の作品だったので環境としては申し分無しだった。
作品自体の流れもノリと疾走感で一気に観れたので良かったと思う。
何処と無く、以前鑑賞した「ザ・ドライバー」と雰囲気が似ている感じがしたが、「ザ・ドライバー」がフィルム・ノワール色が強かったのに対して、こちらは主人公が若い分青春恋愛的要素が強かった様にも思えた。あと、前作では殆ど感じなかった“人と人の繋がり”的要素も今作では感じた。
更に脇を固めるベテラン陣も見事だった。特に主人公ベイビーと最後まで絡むバティ役のジョン・ハムが「マッド・メン」とはまた違った雰囲気で熱く演じてたのがスゴかった。
一番強く「ザ・ドライバー」を強く意識した作品なのかなと感じたのはキャストに「ザ・ドライバー」のウォルター・ヒル監督が居た事、かな。
現在、この作品の最大の重要要素である音楽のサウンドトラック盤を購入して聞き込んでいる。改めて選曲したエドガー・ライト監督のセンスを感じた。
確かに色々とツッコミ所はあるが、派手目のアクションとノリで一気に観れる作品としては秀逸の部類に入ると思う。
素晴らしい!
すごい映画でした。映画館で観て欲しいです。
観るか観ないか迷ってる人は是非観てください。
とりあえず映画館でスカッとした映画を見たい方も是非観てください。
とにかくBGMとドライブの格好良さ!
周囲の音もBGMに紛れさせ、さながらミュージカル映画の様でした。
ストーリーも単純で明快。悪くいうならベタでした。
しかし全く退屈に思う瞬間はありません!
最高にスカッとします。
主人公は顔は素敵ですが、まだまだ子供なキャラクターなので、恋愛パートも盛り上がります。
そして、最高にクールで、天才的なドライバーで、強盗稼業も長いのに、暴力に直面すると子供の部分が出てくるわけです。
たまりません!
私もそうなのですが、バイオレンス映画や、狂気に満ちた映画などをよく観る方などはついつい「もっとやれ!」と過激な描写や、ハードボイルドな生き様を求めようとしてしまいがちです。
しかし、ベイビーはあくまで一般人の様な価値観を持っています。
そこが逆に新鮮で、それ故に展開に深く感動させられました。
2回鳴り響くEasyが切ない
カーアクションや銃撃がMUSICとシンクロしまくってて楽しさ満載なんだけど、連動してるのはこれだけじゃなくて、
BABYの心情と、その時々のBGMが思いっきりシンクロしてた
これがかなり良い!
ストーンズのHarkem ShuffleはBABYを鼓舞するような煽りsongのようだし、
そして何より、コモドアーズのEasy
これが切ない
聴いたことがない人は映画を観る前に、
Easyを聴いて歌詞を読むと本作をもっと楽しめると思う
物語中盤のスクラップされるクルマを見つめるBABY、そして背景に響くeasy
もうこの曲の歌詞で、BABYの運命を予感してしまう
終盤のデボラとの逃避行で再度Easyが、 「ああーBABYが終わる、成就しない。。」と胸が締めつけられて
ラストに大団円を用意してくれていてエドガー・ライト監督に感謝するばかり。
ただ欲張るなら、
エンドロールのBGMを もう一回Easyにしてほしかったなー
コモドアーズじゃなくて、
フェイスノーモアのカバーでもいいし
というわけで音楽好き、特に ロックファンやモータウンファンにとっては堪らない作品だったと思う
イケてる不良の部屋で流れてるべき映画がまた一つ増えた。
エドガーライトはキャラクターの描き方がうまい。寡黙という難しい設定...
エドガーライトはキャラクターの描き方がうまい。寡黙という難しい設定ながらも見事に感情移入できるキャラクターを作り上げている。回想の描き方もスマートでグダグダしていない。
ツッコミどころは探せばたくさんあるが、映画としての軸がブレていないのでそんなに気にならない。(女の子が主人公を好きになるのがいささか急すぎる、ボスがあんな甘くてあの地位までいけるのか、など)
冒頭のアクションシーンはお見事。あれで監督のペースに引き込まれる。映画的な快感とはこういうことなんだよなぁ!
一つのイヤホンを2人で聞くというベタベタな展開が伏線になっているところは印象的だった。きっと意図していないんだろうけど日本映画に対する当てつけにも感じられた。(この前アイアムアヒーローをみてそのシーンにうんざりしたので)
どのキャラクターも破滅の色を孕んでいるから魅力的に感じられた。刹那的な人間の美しさは普遍的だ。だから最後は少し単調に感じた。あしたのジョー的な燃え尽きるラストを無意識で期待していたのかもしれない。好みの問題ではあると思うが。
ドライブというテーマを、瞬間的な快感と破滅というところから、好きな音楽を聴きながらゆったりと走るというところに落とし込んだということなのだろうか。それはそれでありだが置きに行った感は否めない。とはいえトータルとしては本当にいい映画だった。
爽快感もバカバカしさもない
どうしてエドガー・ライト監督はこんな映画を作ったんでしょう?ライト監督が過去に製作した『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』みたいなバカバカしい映画を観たかったです。。。
犯罪に加担する主人公に魅力を感じられません。主人公は葛藤しながらも強盗団で組まされたジェイミー・フォックスを故意に殺してるから、結局離れようとしてる連中と変わりがありません。痛い目に遭っても自業自得です。もし主人公が最後に野垂れ死んだとしても当然の結果だとしか思えないでしょうね。
主人公は、天才ドライバーという設定なのに劇中でけっこう車をぶつけています。運転がめちゃくちゃ巧いのですが、それほど天才的には描かれていませんでした。
強盗団の仲間たち(お近づきになりたくない連中ですが)の描き分けはよくできていました。物語が始まった時と進んでからとでは、キャラクターの印象が変わります。
『ベイビー・ドライバー』はカーアクション映画ではなく特に爽快感はありません。強盗団からなかなか足を洗えずに足掻く主人公の姿を描いた犯罪映画でした。
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