「音楽(洋楽)が分かるともうサイコーかと。」ベイビー・ドライバー a7aさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽(洋楽)が分かるともうサイコーかと。
この映画、ララランドと比べられるだけあって音楽が命。洋楽好きで劇中に流れてる歌の歌詞までわかるとサイコーかと思う。
英語圏の人(特に米国人)にはたまらん映画だったろうなぁと思う。
シンゴジラがたぶん海外での評価が難しい(日本マニアじゃないと無理な)ように、洋楽をあまり知らない人は面白さが半減すると思う。
が、それでもカーアクションは最高だし、ぶっ飛んでるキャラ達もイイし、歌知らなくても歌詞わからなくても音楽のノリは良いのは伝わる!
レイトショーで観客も少なかったので、足でリズムとっても、ちょっと横揺れしても迷惑かけなかったからよかったが、自然と体が動いてしまいました。主人公への感情移入度は半端ないです。
感想としては、超良くできたMAD作品を見てる感じ。歌に合わせてシーンを切り貼りして音楽と映像の一体感を楽しむ作品ですね。MADでは無い例でいうと、、、TV版エヴァンゲリオン「残酷な天使のテーゼ」のあのOPの気持ちよさを彷彿とさせてくれました。
減点場所は中盤からラスト付近かなぁ。オチの付け方はアレでいいと思いますが、もっとうまい方法で敵やボスをやり込めてほしかった。
そしてボスが変節するところは納得がいかない!ケビンスペイシーの冷酷なボスはそんなんじゃない!ってもう一人の自分が叫んでいました。ボスは変節せずに、冷酷非道で金の為なら他人を不幸にすることを厭わないキャラのままでいてほしかった。そしてそのボスを銃や人殺しをせず、車と音楽だけで上手くやり込める主人公の画がほしかった。。。