「逃走」ベイビー・ドライバー たろっぺさんの映画レビュー(感想・評価)
逃走
次から次へと繰り出される音楽がアクセルとなり、観客を易々と物語へ連れ去る。
だが、後半からベイビーを善良と示したいが為に差し込まれるリアリティの無い表現が鼻に付く。
確かに彼なりの葛藤はあれど、平気で脅しや暴力を振るう内に入るだろう。
義理も人情も、善も悪も全てが中途半端。
男の風上に置けない。
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次から次へと繰り出される音楽がアクセルとなり、観客を易々と物語へ連れ去る。
だが、後半からベイビーを善良と示したいが為に差し込まれるリアリティの無い表現が鼻に付く。
確かに彼なりの葛藤はあれど、平気で脅しや暴力を振るう内に入るだろう。
義理も人情も、善も悪も全てが中途半端。
男の風上に置けない。