此の岸のことのレビュー・感想・評価
全10件を表示
【老いた夫婦の、此の岸と彼の岸】
1.此の岸の老々介護
・老いた夫は認知症の妻の介護を独りで続ける。
・自身も薬を飲み、震える手で妻の爪を切ろうとする。
・そんな時に、目についた妻と二人で乗ったボート上での写真。笑顔を浮かべる妻。
・老いた夫は妻と、湖にボートを出す。笑顔の妻が差し出す小さな花束。
・夫はその花を妻の帽子に刺す。
2.彼の岸
・凍てついた湖の上のボートの脇で目覚める夫。
・妻は、ボートの向こう側から笑顔で起き上がり、夫を見て微笑む。
<老いた夫婦の、此の岸と彼の岸の姿を、台詞無き静謐なトーンで描いた作品。
けれども、どんなに辛くとも彼の岸には自らの意志で行ってはいけないと思った作品。>
介護ベットの転落防止の柵が壁側だった
介護ベットの転落防止の柵が壁側だったが、やはり、映画の都合なのだろうか?
この映画から受ける教訓は老老介護は『絶対にするな』と言う事だと思うが。お金の問題で介護してもらえない人もいるし、そもそも、独身の人もいるわけだから、この映画の場合だけだが。つまり、もう一つ言える事は『死ぬ時は絶対に一人だ』と言う事だ。
それが良く表されているのか?
そんな風には見えない。メルヘンじゃないんだからね。
老人二人の愛情の深さ見たいな話だと、見る者によって請ける印象が、どうしても変わる。
まぁ、僕の場合、客観視出来ない問題だが、動けなくなったら、プロの人に面倒を見てもらうつもりでいる。絶対に家族なんかに面倒は見てもらいたくない。絶対に嫌だ。マニュアルに沿って懇切丁寧にプロの人に見て貰いたいと願っている。死ぬ時も快適に死にたい。
その為のお金は?
なんとかなるだろう。他人や家族に殺されたくない。どんな理由があってもね。
勿論、国に殺されるのも嫌だ。
薄気味悪い地雷映画だった。
歳老いてまで生きる事
短編作品第3弾。
歳老いた老夫婦の日常を描いた物語 。2人のみで生活し、嫁さんの方が介護必要により旦那さんが身体に鞭打って介護する。そんな旦那さんもとうとう脳に病気が見つかり・・・
あっそうそう、今回有名人は出ません。
人である故避けては通れない話であるのだが、何かと息苦しい映画。なんせ台詞が無い!!
何故全編台詞を無くしたのか?
老夫婦2人きりの孤独にて行き詰まった感を出したいのは分かりますが、何かと盛り過ぎ。
ラストは苦悩の末に行くお約束ファンタジーか?
バカか?
これ短編だぞ?尺忘れたか?
話積み上げてもいないのにお涙なんか流れんぞ?
他の短編2つが現実路線を貫いた意味が無くなった。
これだけは駄目でした。
怒りがこみ上げてきた!😡
現実とフィクションの融合
老々
涙が止まらないってレベルじゃない
よく撮れていたが
老老介護の現実
全10件を表示