blank13のレビュー・感想・評価
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斎藤監督、次の作品を楽しみにしています!
一部步調緩慢卻不會沉悶的電影,觀眾跟著劇中的遺族家屬一起在告別式上回憶著往生者的生前點滴;貼近現實生活的角色呈現拉近了和觀影者的距離。 片尾的歌曲 --> 笹川美和 『家族の風景』更是為整部電影加強了餘韻的保留。 "平實卻不會忽視"的存在感,不知道這會不會就是導演個人風格的呈現...
心に残る佳作
昔、かぐや姫というフォークグループが「赤ちょうちん」という歌を歌っていた。その2番に「生きてることはただそれだけで哀しいことだと知りました」という歌詞がある。 リリー・フランキーが父親、神野三鈴が母親、斎藤工が長男で高橋一生が次男という4人家族。 人は往々にして準備も稽古も不足のまま子供を作る。子供は目的があって生まれてくる訳ではない。サルトルが言うように、人間は職人の頭の中にあるペーパーナイフではないのだ。 生きることは苦しむことだから、人間は基本的に不幸である。人生は苦痛と恐怖に満ちているのだ。人間が生きているのは苦痛と恐怖を愛しているからだと、ドストエフスキーは看破する。 本作品の登場人物はいずれも不幸な人々である。不幸であることを前提に、日々の小さな幸せに縋りつきながら生きている。しかし彼らは言う。自分は幸せだと。この世界観は素晴らしい。 リリー・フランキーや高橋一生が時折見せる笑顔は、小さな幸せを上手に演技している。斎藤工の演出も世界観をうまく表現している。 小品だが心に残る佳作である。
斉藤工監督、頑張ってましたね カメラワークが素晴らしい 過去と現在...
斉藤工監督、頑張ってましたね カメラワークが素晴らしい 過去と現在の描写もメリハリがあって、何より金子ノブアキの音楽がとても良かった 大西利空君、成長してますね 芸達者な役者が揃い踏み、葬式のシーンは笑えた しかし、実話として、13年行方不明にだった父を褒める友人達の話を聞いても、反応は長男の斎藤工の姿が正しいと思えた 金持ちと貧乏人の葬式の違いが、世の中の貧富の差を表していたのかも知れないが、プロに泣いてもらう作り物の葬式と、気の合う仲間に見送られる葬式という対比は、今の世を映し出したようで良かった
気持ちが解るけどちょっとキツイ〜
話し自体はいい話だし、高橋一生を観たい人には楽しいと思う。 役者もみんな良いし、上映時間もコンパクトで観やすい。 で、月に10本ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては 監督さんのことを色眼鏡で見たく無いし 映画好きが映画撮るのは正しいと思うし 観るのと撮るのとは違うので解るよ!色々あるのは〜〜 ただね〜〜、ちょっと笑えなかった! ほんとは爆笑するべきなんだけど やっぱ佐藤二朗さんの佐藤二朗力が強すぎて 逆に笑えなかった!! 正直個人的に葬式を親族側の立場で5〜6回経験してるので 葬儀を有る有る視点で面白くしたいのは解るんだけど、 葬儀を参列者が仕切るのはやっぱ不自然なんだよね。 で、参列者に丸投げする僧侶もさすがにいないわね〜。 実話かもしれないけどね〜〜。 ただ、大河ドラマで、内に秘めた実はいい奴を演じて以来 なんかいい奴付いてる高橋一生が ちょっとダメな感じをやってくれてるのは嬉しい。 あまり肉親の葬儀を経験してない人なら面白く観られると思う。 近くで行われてる大規模な葬儀の方の話もかなり笑える。 ★もう一度観るなら?「悪い映画では無いけど、私はもういい」
斎藤工の「生きる」
斎藤工監督作と知らず観ました。 だらしなかった父親の過去の善行が、その葬式の参列者によって語られるという構成はまさに黒澤明の「生きる」そのものであった気がします。映画をこよなく愛する斎藤工がオマージュ、またはリメイクとして意識的に似せた作品だったのではないでしょうか? いかにも低予算の小品でやや不自然ながらも、参列者の中心に佐藤二郎演じるお調子を据える事で、寓話の様な世界作りと飽きの来ない演出が見事だったと思います。また、佐藤も喋りまくりの熱演で答えていました。 正直、今まで斎藤工の事は映画通を気取った気障な役者という認識しかありませんでしたが、監督としてもなかなかの実力者であると再確認させられました。
いいお葬式でした
本当にいい葬儀。 屋上での2人の距離が13年のブランクそのもの。こんな短い上映時間で13年が走馬灯のように駆け巡りブランクを埋めていく。 そして葬式…何回もいいますがいい葬儀でした(涙) 時折入るメトロノームのような一定の効果音が秀逸です。
「松岡茉優、いい」
22本目。 松岡茉優が出てるのを知らなかったので、開始5秒で出て来た時は、「当たりだ」と思いました。 実際、当たりの70分です。 斎藤工の初長編作品と言う事で、気になっていたんですが、行って正解でした。 出演者が豪華で、今の映画界を代表するような人が、何人も出ていて、演技を存分に堪能しました。
独特な雰囲気
個人的には作風もキャストの方々もとても好き。 齊藤工さんの「海外映画祭を視野に入れていた」 との意味も良くわかった。 短いので、確かに物足りなさもありますが、その反面集中して見れました。 エンドロールのキャストの方々が、どこに出ていたかわからない方も。。。 もう一度見て、確認して見よう。
ブランク?
一方ではブランクでも、他方はブランクではない…、つまり、ささやかな笑いや愛情に包まれている、そんな2つが合わさった時の、心の揺れや葛藤が良く出ていたと思う。抑制的な演出や演技、そして画面は決して退屈ではなく、かえって心の移り変わりを印象付け、引き込まれる感覚だった。ミーハーで大変恐縮だが、松岡茉優さんがキレイでびっくりした。
笑える。そして、泣ける。
期待せず観たが、想像以上。途中からガラリと雰囲気が変わり、不思議な感覚にとらわれる。葬儀の参列者たちが、各々故人を語るシーンでは、笑いを堪えるのが大変な箇所も。…と思ったら、泣ける話になっていたり、結構忙しかった。70分という短かさで物足りないのではという不安もあったが、逆にダラダラとし過ぎることなくまとまっていたので、良かった。
心にじわじわ。
全体的に台詞が少なく、画で訴えかける。 斎藤工さんの、映画が好きな気持ち、作品に込めた気持ちが出ていて、とても良かった。 細かいところが違うけど、自分の家と似ていて見終わった帰り道、無性に泣きたくなった。 ソフトが発売されたら、買って見直すかも。
自主制作映画
いい意味で自主制作映画のような映画でした。映画が好きな人が作った映画なんだろうなぁと。役者陣の演技もそうですが手のひらを返したかのようにいい感じに滑りまくる後半が特に見ものでした。 細かなメッセージも結構面白かったです。
白黒だから
ギャンブルまみれ借金まみれの親父が家を出て残された母親と息子が二人、13年後に余命僅かでみつかり胃がんで死んだ親父の告別式での話。 彼女の説得で数回お見舞いに行った次男とのやり取りを交えつつ、告別式で家族は知らないぐずぐずな人々が、親父の人の良さを語って行くストーリー。 どこまで実話かわからないけど、この作品よりもっともっと永いblankを持つ自分にはリアリティを感じられず。 ドラマとしての温かさとコントとしての告別式の様子はベタながら面白かった。
死んだ後の人の価値
良かったのか、悪かったのか。よく分からないけど、見てよかったと言える。 隣の寺の立派な葬儀と、しみったれた公民館の葬儀と、比べても意味はないが、最後に良かったと言ってもらえれば幸せな生涯かもしれない。 2018年4本目。
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