伊藤くん A to Eのレビュー・感想・評価
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刺さる言葉でぐっと来ました!
まず、配役がみんなぴったり!
岡田くんは、伊藤でした。
木村さん、すれてて良かった。
最後のandropのエンディング、良かった!
それぞれの女性、可愛かった。
伊藤の気持ちに共感しつつ、それを打ち消すリオの言葉がラスト気持ち良かった。
なんだろう。
意見は分かれるかも。私にはマッチしました。
人生は脚本づくり
厄介な女!!
原作本の帯にもある通り、こんなクソ男がいますよー!!という映画ですが、彼は完全にネタキャラで少女漫画に出てくる空想の男性像に過ぎないと思います。伊藤くんは噛ませ犬で、中心人物の脚本家は狂言回しにもなれておらず、仮にもセミナーやカウンセリングで食っているにも拘らず、他人を見下す性格の厄介な女なのが、私は不快で仕方なかったです。ラストもネタにされた女性たちではなく脚本家が映って終わるので、彼女は原作者自身なのではないでしょうか。また、伊藤くんが童貞なのをバカにされ童貞である事は恥ずかしいという女性原作者の価値観が浮き彫りになりますが、童貞である状態を維持しているという事は、女性に対して未だ夢や理想を抱いている時期が続いているという事も考えられるので、私から見たら正直羨ましい部分も大きいです。また勝ち負けは政府やマスコミに盛んに植え付けられた概念だと思うので、良い年をしてそれに囚われた人間を見るのは悲しいです。一見知的なようで原作者の思慮が単純で浅いと思いますが、観た後で毒を吐き合ういう話のネタにはなる映画だと思います。
大人女子には刺さる
ドラマでハマり、小説も消化してから劇場で見ました。去年からずっと劇場版を楽しみにしていたので、ようやく見られて嬉しいです!
女性なら、A〜Eの全員に対して少なからず共感する側面があると思います。伊藤くんというのは自分を写す鏡であり、彼を通して自分を見つめることで強くなる女性たちに愛着が湧きます。
以下ネタバレ
特に矢崎莉桜は、劇場版の主人公としてキャラが強化されていて、彼女に感情移入することで思わずこちらも涙を流すシーンが数カ所ありました。
毒を吐いて煙を吐いて過去の栄光の貯金を切り崩して腐っていく莉桜ですが、さいごに良い感じに前向きになれたのもやはり伊藤のおかげなんだなと。
伊藤役の岡田さんが色白で細長くて儚げで美しいので、だんだん幽霊的な、ファンタジー風な存在に思えてきました。なので一貫して不気味であって欲しかったのですが、途中涙を流すシーンがあり、それは個人的には人間味が出てしまって、不要だったかなと感じました。
ドラマ版よりも田村Pの描写が増えていたように思います。未完成だった若かりし莉桜を、良くも悪くも完成に導いた田村P、ドラマでは敵か味方か分からなかったのですが、映画では、ちょっとだけ良い人風味が増していたように思います。彼にとって結婚と仕事は別のビジネス、そう割り切っていながらも、心の底では莉桜を応援してしまう、そうであってほしいです。でもどうかな、やっぱりわかりません(笑)
代わりにクズケンのシーンが減りました。そして中村さんドラマより少しふっくらしたように感じました。原作に寄せたのでしょうか?キャラ的に美青年というよりは、いいヤツという立ち位置ですし、男性陣のバリエーションが出来て良かったなあと思いました。
さいごに、A〜Dの中で特筆すべきは、エライザさんのキュートなお尻!……でしょうか。かなり釘付けになりました。
映画全体の感想としては、刺さる人には刺さると思うのですが、ちんぷんかんぷんに思う人もいるかもしれません。わたしは大好き、また見たいです。
他人は自分を映す鏡
面白そうな話なのに、イマイチ面白くない・・・。
登場人物の掘り下げが足りないのかなと、思いながらの鑑賞でした。
が、終わってみると意外と楽しめている事に気付きました。
―他人は自分を映す鏡―
よく言われる言葉ですね。
他人の事は冷静に見れますが、自分自身の事を客観視するのは難しいです。
そんな時、他人の行動を通して本当の自分に気付く事がある。
(と、私は解釈しています)
話を戻します。振り返って考えるとこの映画、莉桜の成長物語だったのかと思いました。
AもBもCもDもそして伊藤も、莉桜を映す鏡だったのだと。
彼女達は結局、莉桜自身の一部。なので、あえて各々の人物像を掘り下げなかったのかも。
なんだかんだで、印象に残りそうな映画です。
最後は蛇足
世代により評価が分かれるかな
佐々木希さん他、結構豪華なメンバーの映画だったので、期待して見に出掛けたのですが・・・・
まず、原作がいまひとつなどのか、映画化が駄目だったのか分かりませんが、何とも一工夫二工夫もある内容なのですが、その工夫感が、いまひとつ生きてこないかな・・・
恋愛サスペンスみたいなニュアンスがありますが、結果もいまひとつで何とも言えない・・・今時の邦画って1本の作品にかける時間が長いよな・・・テレビで放映されているドラマの方が限られた時間の中でしっかりお話を作り、編集に臨んでいるように感じる気がするけど、映画って、その辺がアバウトだよな・・・・
もっとコンパクトに、リズムよくお話を進められないのかな・・・
ラストも変に長回しで、クドイクドイ・・・・
「何時になったら終わるんだ」と、ちょっと呆れちゃった・・・
世代間で評価は変わるのかな・・・・
俺みたいなおじさんには、いまひとつ理解に苦しむ内容だった・・・
集中した!
深夜枠だから楽しめた
予告、紹介、役者を見てると、本当早くみたい!気持ちで一杯でいざ試写...
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