「いい意味で問題作」丸 干し梅さんの映画レビュー(感想・評価)
いい意味で問題作
この映画を観た人の前には、謎が放り出される。
「丸」とはなんだったのか、鉄男のなかで何が起きたのか。
しかし、この謎は問いかけではなく、圧倒的な答えであるように感じた。
こんなことを言っていいのか分からないが、私のなかでは問題作である。
それは悪い意味ではなく、この映画によって感情を強く揺さぶられたからだ。
何か飲み込めないものが、それでも不快ではなく、体のなかに残る映画だった。
脳内に異物を取り入れたいときに、おすすめの映画です。
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