顔たち、ところどころのレビュー・感想・評価
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やってることは面白い。
二人のアーティストの眼差しが優しく暖かい。
作品がいい
フランスアートの入門書。
アートが街と人を
可愛らしいドキュメンタリー
素敵
ポップでキュートでシリアスで。アニエス・ヴァルダが可愛くて、JRは優しい。
冒頭からドキュメンタリーとしては大分作り込んだストーリーがあることは感じさせるけど、あの2人が並んで立っているだけで映画としては成功な感じがする。
ちなみに私は芸術にさっぱり疎いのだが、それでも楽しめた。すごい...かっこいい...素敵...いつまでもつのかしらあれ...ああいう風に撮られて残されるってどういうどういう気持ちなのかしら...(語ってるのとはまた別に)とか色々考えながら観た。
明るいだけでなく人生について考えさせられるところもあり、素敵なロードムービードキュメンタリーであった。
黒眼鏡は良かったね。そして最後JLGに会いに行くところ、映画としては最高のラストだと思う。その場にいたらキレたと思うけど。
肩の力が抜けて、心が暖かくなった。
JRとアニエス。素敵な現像トラックに乗って、その土地土地に生きる人(時には動物)を写し、巨大に現像し、建物に貼ってしまう。喜ぶ人、居心地悪いと照れる人。ただ貼るだけじゃない。どうして本人や、そこに生きる人達の心を打つのか。どうしてでしょう?それをこの映画を観た人と話したい。
言葉にすれば単純だけど、この映画には愛が溢れている。とはいえ、そんな単純でもない。JRはサングラスと帽子を片時も外さないし、ゴダールは、会いに行ったのに、メッセージだけ。世の中に、愛はあるが、それだけで満たされているわけでもない。孤独や傷付くことへの恐れ、失望、隔たり、意見の違い。愛を、求めたり貰う側になることばかり望んだら、世の中は息苦しく、不機嫌な顔たちで埋め尽くされる。仕事に打ち込む、誇りを持って生きる、そういう日々のどこにでもある暮らしが尊い。そんな風に生きる人がいる限り、世の中に愛は創られていく。海岸の朽ち落ちた要塞に貼った写真は、翌日には跡形も無く消えていた。人間の為すことは儚い。一人の人生は、一瞬のこと。写真もまた一瞬を切り取るもの。切り取られた自分を、言い訳せず「素敵だ」と言える人に、自分もなりたい。
尊厳
とっても好きな作品に出会ってしまった
JR、ナイスガイ!アニエス、いいコンビ
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