顔たち、ところどころのレビュー・感想・評価

顔たち、ところどころ

劇場公開日 2018年9月15日
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二人の生み出す表現のタッチにゾクゾクさせられる

ヌーヴェル・ヴァーグの立役者の一人、アニエス・ヴァルダが、JRという名のアーティストと共に旅を続ける。たったそれだけのプロットなのに、いつしか底知れぬ創造性に満ちたドキュメンタリーへと進化していくところにこの映画の、いやこの二人だからこその自然体の“凄さ”がある。

彼らが乗り込むのはカメラの形をしたトラック。訪れる先で人と会い、言葉を交わし、写真を撮る。何度も繰り返されるこの儀式のようなやり取りがやがて一つ一つのインスタレーションとなって提示されていく過程に、誰もがゾクゾクするほどのダイナミズムを感じるはず。

そこには人の生き様がしっかりと刻まれ、土地の記憶が刻まれ、そして人々が向かうべき未来さえも刻印されているような気がする。こうした表現をヒョイヒョイと形にしていく二人はやはり超絶的に凄い。ヌーヴェル・ヴァーグ世代にとってボーナスステージのようなクライマックスもなんだかとても素敵だ。

ぐうたら
ぐうたらさん / 2018年9月25日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  笑える 楽しい 幸せ
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キャンベルさん推薦

メインのストーリーテラーはあくまでホスト。
ドキュメントの深さを求めるものでは無く、淡々と進む構成が好きです。
最後にほろりときました。

moviesmusicmyl1
moviesmusicmyl1さん / 2018年12月2日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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人間の魅力を映し出す

派手さはないけど、なんだかドキドキワクワクキューンとする映画でした。
JRとアニエスの魅力ですかねー
特にJR、優しくてやんちゃであったかくて、あんな人が側にいたら、楽しいだろうな、、

写真に撮られて、飾ってもらうということが、
自分を見つけてくれた!認めてられた!という
誇らしい気持ちになるんだなー
写真に撮られるの、あまり好きではないけど、
あんな風だったら、撮られてみたいと思いました。

誰にでも対等に接する2人がすごくステキでした。
だからこそ、人間の魅力を映せるんだろうな。

ふう
ふうさん / 2018年10月25日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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とにかく尊敬

初めはフランスの景色を堪能しようとしたのに、そんなことそっちのけでJRの才能に引き付けられてしまいました。
センスが良すぎる。さみしい町がよみがえる。
そして、ドキュメンタリーが映画になってストーリーがきちんと作られていた。
ブラボーな映画です

ふわり
ふわりさん / 2018年10月21日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  楽しい 知的 幸せ
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88歳と33歳のほのぼのコラボ

素敵な映画だった〜

とても心が温かくなった

88歳の映画監督アニエス・ヴァルダと、33歳のカメラマンJRが二人でフランスを旅する姿をとらえたドキュメンタリー映画

その中で、彼らは出会った人たちから話を聞き、JRが彼らの写真を撮り、大きく引き伸ばして街の建造物に張り出し、街の人々の反応を見る

この映画は、そんなアニエスとJRのコラボの記録だ

彼らが行く場所は、特にこれといった名所や、観光地のない普通の田舎町

けれど、そんな田舎町にも、その街を語る歴史があり、その街で育った人の顔に、その歴史が刻まれる

アニエスは、そんな街の人々からその街と、その人の歴史を聞き
JRは、彼らの表情を捉え、その街を象徴する建物に彼らの写真を貼り出す

その写真が映し出すのは、ポーズをとった一瞬だけれど、その表情と、彼が張り出した建物には、長い歴史が刻まれている

人と建物が合わさって、その街の顔が浮かび上がる
そうして、この映画には、いろんな街の顔が描かれていく

それを見て、写真というのは、決してその一瞬だけではなく、長い長い歴史を語るものなんだなと思った

アニエスが88歳、JRが33歳で、おばあちゃんと孫のような関係で
JRはとてもアニエスのことを敬っていて、仲の良い二人を観ていると、それだけで心が温かくなった

けれど、仕事になると、二人の関係は対等で、共にアイディアを出し合って作品を作り上げているところが、プロのコラボという感じがして良い

二人が選んだ街は、かつてアニエスが訪れた街もあって、
アニエスは、若い人と仕事をしながら、自分自身の歴史も誰かに引き継いでおきたかったのかなぁと思った

それが、映画監督ではなく、カメラマンというところが、アートに境界なしという感じがして良かった

全体的にとてもほのぼのとしていて、心が温かくなるし、無性に旅に行きたくなるドキュメンタリーだった

けれど、気まぐれゴダールのエピソードは、なんとも言えず切なくなってしまった
そのつかみどころのなさが、ゴダールなのかもしれないけれど

とえ
とえさん / 2018年10月16日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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ドデカイカメラの車が凄くて斬新!

映画監督と写真家、男女の映像に傾倒した凸凹コンビの「気まぐれ旅行記」といったところか。ドデカイカメラを装備した車で各地を周るという、淡々としたドキュメント。しかし、淡々と繰り広げられる旅行が、眠りを誘う。
アーティスト関係・志望者向けの作品。

突貫小僧
突貫小僧さん / 2018年10月14日 / PCから投稿
  • 評価: 1.5
  • 印象:  幸せ
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唯一無二

オープニングの絵と音で完全に心を持っていかれた気がする。
とにかく非常に楽しい作品で、ヴァルダとJRがどこへ行っているのか分からないしどういう意図をもってアートな活動を繰り広げているのかほとんど分からないけれど、ビジュアルの強さだけで笑ってしまうし感動すら覚える。
ドキュメンタリーという手法を借りた劇映画、あるいはその逆、そういう独特の作風はまさにヴァルダそのものであり、唯一無二。作為的でありながらそれ故にそこにある本質の面白さを垣間見る。
JRの写真、ヴァルダの生き様、全く共通点が2つの事柄が無理なくナチュラルに絡み合う。そしてそこで生まれる笑いと感動─。ラストはどこまでが本当なのか全く分からなかったけれど、嘘でも本当でも泣き笑える。

SH
SHさん / 2018年10月10日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  笑える 楽しい
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お顔越え行こうよ (Visages Villages)

気軽に写真撮影に応じる村の人々、大きく引き伸ばされた自分の写真に気が気ではないカフェの女性店員、人々の写真は撮るが決して自分の素顔は見せない覆面芸術家のJR、そして姿さえ見せない巨匠。叶わなかった対面の後に見せるJRの優しさには胸を打たれる。
鐘つきのシーンも力強く美しい。

cxixno
cxixnoさん / 2018年10月8日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
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アートが人を元気にする

アート×ロードムービー。

映画監督のアニエス・バルダと現代アーティストのJRの2人が旅をしながら、その土地で出会った人々とアート作品を制作する様子を収めたドキュメンタリー。

制作する作品の多くは、土地の人をカメラで撮影し、巨大にプリントアウトして、それを壁などに貼るというインスタレーション。
その土地で出会う人の人生、その土地の歴史を作品に込めるから、人々は笑顔になる。
越後妻有のトリエンナーレや瀬戸内芸術祭など、日本でも現代アートが地方を元気にする事例が生まれているが、きっと同じような文脈なのだろう。

アニエス・バルダは、すっかりおばあちゃんで、JRはお年寄りに優しい。そんな2人のやりとりも微笑ましいです。

しろくま
しろくまさん / 2018年10月7日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
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ステキなアイデア

大きな写真を街に貼る。一言で述べるとそれだけだが、それによる人々の反応や在り方など、とても奥深く感じました。
ステキな旅。

きゃな
きゃなさん / 2018年10月7日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
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とても良い映画

ゴダールって、まだ御存命やったんですね…(笑)

*旅で出会った人々を、映像と写真で切り取る…アイデアが斬新なだけでなく、きちんと人の心まで切り取っていくのが素晴らしい!

stoneage
stoneageさん / 2018年10月4日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 4.0
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やってることは面白い。

へぇ、そんな活動をやっているアーティストがいるんだって、興味深く思いました。

フランス各地を巡るロードムービーだったので、美しい風景も楽しめました。

感受性の違いなのか、私にはずっしりくるような大きなお土産はなかった。
気軽に見れて、優しい気持ちになれる映画だとは思いました。

ハクタカ
ハクタカさん / 2018年10月1日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
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二人のアーティストの眼差しが優しく暖かい。

フツーの人の顔写真を大きく引き伸ばして街中の建物やコンテナに貼り付けていくことで、街も人の表情も劇的にハッピーになるという、二人のアート活動がなんとも愉快で楽しいです。アートの力と言うより、こんなことを思いつき実行するアーティスト二人の暖かい人柄に惹かれました。

シネマディクト
シネマディクトさん / 2018年9月29日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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作品がいい

大写しにされて張り出された顔や全身像がいいの。大きく引き伸ばすとなんか面白いんだよね。

フランスの女の人は年取っても可愛いんだよね。秘訣はなんなんだろ。100歳の女の人でも膝丈スカートでくるからね。

ゴダールからむところは、良く解んないの。好きな人は嬉しいんだろうな。

Scott
Scottさん / 2018年9月29日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
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フランスアートの入門書。

アートって?映画の途中で考え出した。

フランスの映画は正直、苦手としてきた。

現実と幻想が入り交じり何が何だか分からなくなる。どんな作品でもそう感じてしまう。

そんな自分にはとても分かりやすいフランスのアート入門書となった。

老ヒロインが言う。「自由な発想こそ大切なのよ。それを人々と分かち合いたいのよ」と。

なんかフランスのアート全てを言い尽くしているようなセリフだと思った。

起承転結、わびさびのメガネを我らがかけていることを改めて気付かせてくれる映画だった。

老ヒロインが素晴らしい。

若者も素晴らしい。

登場するフランスの民、みんながちょっびり照れた誇りに満ちて素晴らしい。

なかなかに素敵な作品でした。

エク
エクさん / 2018年9月24日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
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アートが街と人を

励ます、元気にする、どうだろう?
普通の人の写真を巨大に引き伸ばして色んな所に貼るという、言うだけなら単純な試みが、人を惹きつける、被写体を励まし、その場を違った空間に変えてしまう!
風景とアーティスト2人の関係とか、とても美しい映画だった。

Momoko
Momokoさん / 2018年9月23日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
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可愛らしいドキュメンタリー

ドキュメンタリーは苦手だが、これなら観られるかなと思った。JRの優しさに関心するとともに、アニエスのゴダールへの夢心地な愛情が、可愛いと思った。
登場人物には、名前がない。人の顔を写真に撮って、建物などに貼るという発想が面白いと思った。
全体を通して、可愛らしく、おしゃれな映画であった。

Kumiko
Kumikoさん / 2018年9月23日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  楽しい 単純 幸せ
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素敵

ポップでキュートでシリアスで。アニエス・ヴァルダが可愛くて、JRは優しい。
冒頭からドキュメンタリーとしては大分作り込んだストーリーがあることは感じさせるけど、あの2人が並んで立っているだけで映画としては成功な感じがする。
ちなみに私は芸術にさっぱり疎いのだが、それでも楽しめた。すごい...かっこいい...素敵...いつまでもつのかしらあれ...ああいう風に撮られて残されるってどういうどういう気持ちなのかしら...(語ってるのとはまた別に)とか色々考えながら観た。
明るいだけでなく人生について考えさせられるところもあり、素敵なロードムービードキュメンタリーであった。
黒眼鏡は良かったね。そして最後JLGに会いに行くところ、映画としては最高のラストだと思う。その場にいたらキレたと思うけど。

andhyphen
andhyphenさん / 2018年9月19日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
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肩の力が抜けて、心が暖かくなった。

JRとアニエス。素敵な現像トラックに乗って、その土地土地に生きる人(時には動物)を写し、巨大に現像し、建物に貼ってしまう。喜ぶ人、居心地悪いと照れる人。ただ貼るだけじゃない。どうして本人や、そこに生きる人達の心を打つのか。どうしてでしょう?それをこの映画を観た人と話したい。
言葉にすれば単純だけど、この映画には愛が溢れている。とはいえ、そんな単純でもない。JRはサングラスと帽子を片時も外さないし、ゴダールは、会いに行ったのに、メッセージだけ。世の中に、愛はあるが、それだけで満たされているわけでもない。孤独や傷付くことへの恐れ、失望、隔たり、意見の違い。愛を、求めたり貰う側になることばかり望んだら、世の中は息苦しく、不機嫌な顔たちで埋め尽くされる。仕事に打ち込む、誇りを持って生きる、そういう日々のどこにでもある暮らしが尊い。そんな風に生きる人がいる限り、世の中に愛は創られていく。海岸の朽ち落ちた要塞に貼った写真は、翌日には跡形も無く消えていた。人間の為すことは儚い。一人の人生は、一瞬のこと。写真もまた一瞬を切り取るもの。切り取られた自分を、言い訳せず「素敵だ」と言える人に、自分もなりたい。

xmasrose3105
xmasrose3105さん / 2018年9月18日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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尊厳

農夫、ウエイトレスさん、年金生活のおじいちゃん、湾岸労働者の妻達。アートって、インテリやお金持ちだけの高尚なものじゃない。私達の存在そのものがアートなんだ。皺だらけで埃を被った労働者達の顔を建物に刻むことは、人間の尊厳を刻むこと。だって彼らの顔ときたら、嬉しさと誇りで満ち溢れていたもの。

ミカ
ミカさん / 2018年9月16日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  知的 幸せ
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