劇場公開日 2018年4月27日

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「ストーリー性を求めちゃいけない。」となりの怪物くん ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ストーリー性を求めちゃいけない。

2018年5月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

普段だったら、恋愛映画は観ないのですが(笑)

菅田将暉さん、土屋太鳳ちゃん、池田エライザちゃん、浜辺美波ちゃん、古川雄輝さん。

私の大好きなキャストばかりだったので、映画館に行ってきました(^^)

『君の膵臓をたべたい』の月川監督だったので、恋愛映画としても、期待してしまう部分がありました。

そして、鑑賞したのですが…。

うーん!

脚本や演出が好みじゃなかったかな?

ストーリーの流れは良かったのですが、恋愛映画でまさかのワイヤーアクション⁈

不自然に人が宙を舞う姿が、不自然すぎて内容に集中出来ずに残念でした。

春というキャラクターを演じる菅田くんにも、無理している感じがありましたし…!

そろそろ高校生を演じるのは辛いのではないかと思うのですが…。

みんなのノリやテンションも、作っている感じがするのはなぜでしょう…?

でも、キャストの方々の演技力はさすがでした。

土屋太鳳ちゃんのむすっとした感じとか、池田エライザちゃんの、ポワポワした感じとか、浜辺美波ちゃんの優等生な雰囲気とか。

女子たち演技に磨きがかかっていました!

この映画は可愛い女子を愛でるに、最適なのかもしれません(笑)

菅田将暉くんや古川雄輝さんなど、カッコいい男の子も多くて、とにかくストーリーよりもキャストを楽しみましょうといった感じでした。

普段、洋画や邦画はメッセージ性の強いものばかり観ているせいか、物足りない印象でした。

でも、腹を割り切って観れば、それなりに楽しめるのも事実。

何を期待するかで評価が分かれてきそうです。

怪物、怪物と言う割に、菅田くんが素直で普通の男の子にみえたのも、物足りない要素の一つ。

カメレオン俳優たる彼には、この作品は少し勿体ない気がしました。

彼の意外性が好きな私としては、ありきたりだったかもしれません。

次に出演する作品は、意外性を期待しています。

ガーコ