劇場公開日 2017年9月16日

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「よくある、少年のひと夏物語」50年後のボクたちは fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0よくある、少年のひと夏物語

2019年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

正直よくある「少年たちのひと夏物語」ではあります。
新鮮さがないというか。

ただ他のより「たがが外れる」っぷりがワイルド。
クラスから浮いているカールと、ロシアの遠くから来た転校生チック。
このチックが、ほんとは何歳?って聞きたくなるようなやりたい放題なのが愉快。

成り行きで一緒に、チックのおじいさん宅を訪ねに行くはずが。
「場所が特定されるから」とマイクのスマホを、窓から放り投げるわ、マイクも車の中の酒を投げるわ。
なぜか車内音楽は、リチャード・クレイダーマンの「渚のアデリーヌ」。なんでやねん(笑)。

途中で出会う変わった人たち。旅につきものの出会いも生まれたりして。
「14歳」という設定が、大人じゃないけど子供も卒業したい。
そんなマイクの気持ちになっているかな。

主題は「チック」。それを「50年後のボクたちは」とつけたのは。
あのシーンからねと頷くネーミングでした。

最後のエンドロール、かっこよかった。

ゆき@おうちの中の人