「昔からあんな感じ」デヴィッド・リンチ アートライフ カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
昔からあんな感じ
鬼才デビッドリンチが幼少期から「イレイザーヘッド」を監督するまでをアトリエで何か知らないものを延々と創作し続け、引っ切りなしにタバコを吸いながら当時を振り返るドキュメンタリー映像。
あの年齢で幼少期のカラー映像があるのは相当裕福な家庭だった事は想像がつくが、定番通り道を逸れつつも創作活動を辞めなかったのは生粋のアーティストという事なんだろう。
昔の作品を見ても不気味、不協和音、意味不明のオンパレードで、好きなものが今と一切変わっておらず、作られたものではない本物感が伝わって安心するw
ただし映像作品としてはドキュメンタリーに徹したからだろうか終始抑揚がなく退屈さは否めなかった。
コメントする