RAW 少女のめざめのレビュー・感想・評価
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めざめた瞬間が音楽と共に良い
特にグロくないし面白いフランス映画。
めざめた瞬間(自分から行為に出た時)の演技、描写、そして音楽が最高でした。
遅れ馳せながら配信での観賞となりましたが、劇場で観たかった・・
☆☆☆★★ 簡単に。 人肉映画…との事で観たのだけれど。 (ノ_<...
☆☆☆★★
簡単に。
人肉映画…との事で観たのだけれど。
(ノ_<)違ってた!
一応は、食べちゃった…って描写は有ったものの…。
これは。或る男の子に恋した少女と、何かと妹とは「私は違うんだよ!」と言いたげな。性格拗れ過ぎな姉との確執による、拗れた恋愛三角形話でした。
したがって【少女は禁断の味を知ってしまった】は、完全なミスリードじゃないかな?…と。
それにしても最後…。
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3んなアホな〜!
2018年8月9日 早稲田松竹
若いということ
ある意味少女の成長物語。個人的には最初の掴みがあそこに繋がるのが衝撃的だった。行き過ぎた新歓や、初めて飲む酒、初めてのセックスなど、大学生あるあるを誇張して描く。日本の大学生と本質的にはそんなに変わらないんじゃないか?ある種の形骸化した文化に対するアンチテーゼのようにも感じる。
生々しくエロティックでグロテスク、監督の美意識を端々に感じる。
ラストには唸らされました。
リアルなグロテスク
ただただ、少女が異常な人肉食を求めていく様は痛烈でしたが、些かこの主人公たちの学校って?なんなんだよ!て思えた。けど、リアルさを感じたのは、ある程度の取材を、した上での作品だからこそ?だと思いました。
最後のお母さんがそもそも人食いだった…オチはいらんだろう〜と思いました。
思考を刺激され、大変楽しめた
非常に面白かった。前情報ゼロで観た方が面白い映画だと思う。
主人公のジュスティーヌが、初めて親元を離れて大学の寮に入るという設定から、Coming of Age、つまり「子供から大人になる」通過儀礼に焦点を当てた映画だと言う人が多いが、私は、この映画の本当の目的は、「処女」で「ベジタリアン」のジュスティーヌが「獣医学校」で「女」になる設定を通して、女性差別や動物虐待を浮き彫りにして見せることかと思った。監督のインタビューなどではそういう意図の映画ではないことは明確なのだが、私個人としてはそういう思考をとても刺激されるシーンやセリフが多く、「これは何を示唆しているんだろう」と考えながら観れて大変楽しめた。
確かに吐き気...だが、鮮烈な映像に圧倒!
前評判に偽りなし。吐き気をもよおす程に残酷で異常な映像世界が多いのは確かで、色彩の使い方が更にそれを助長する。グロい映像や異常なストーリーを中心に置いているので、直視出来ない人は多いかも知れないが、女の子の成長物語としても描かれている。全てが収束されるラストに、スタンディング・オベーションが起こったのも納得。鑑賞後に色々と考えさせる作品。特筆すべきは鮮烈な色彩が盛り込まれた映像感覚。新進女性監督ジュリア・デュクルノーの、これが長編デビュー作。現時点で今年最高の衝撃作。凄すぎる。
カニバリズムより
少女が大人になって本能的な愛の片鱗を知る映画。
オチはとってもフランスホラーっぽいなぁと思いました。
カニバリズムシーンは、あああ〜〜ヤバイよ、それはヤバイよ〜と変顔になりながら観ていたんですが、グロ要素は思ったより少なめでした。
というか、カニバリズムのグロより、獣医学部の雰囲気のが怖かったですし、大学の新歓のが恐ろしすぎます。日本でやったら大問題です。
怖い物見たさで観てしまいました。 映像はグロいと言えばグロいけど、...
怖い物見たさで観てしまいました。
映像はグロいと言えばグロいけど、それ程直接的な表現はないです。
カニバリズムとか生食とかが好きなわけでなければ、別に見なくていい映画だと思います。
シネコンでこんな映画やるんですねー。
愛とは何か?を教えてくれる映画
この映画はね。愛とは何か?ということを教えてくれる。
なんて、行儀の良いことは言わねーよ!!!ばーか!!!
最高の衝撃作。
観たことのないものを観た。
殺し屋1を観てグロ耐性には自信があったけど、この映画はちゃうわ。次元が違う。タイトル通り生のグロさ。
観てる間血の味がした。
完全に打ちのめされましたwww
怖かった
でもね。こんな勉強になる映画は他にないぜ?
愛が何なのか?この映画を観れば凄く良く分かる。
傷つけ合いつつも相手を思いやるってのが愛なんだよ!
最後の最後で教えられる。
もう何なの。出来過ぎだよ。すげーよ。
<追記>
今日、映画とは関係のない文脈で「愛」についての話を聞いていた。そのとき、この映画を思い出した。
話の主題は、「愛」と「愛ゆえの暴力」について。
相手を好きだ、とか、相手のためを思って、という感情や行為は、場合によっては、暴力になりうる。「好きだ!目に入れても痛くないほど好きだ!全てを捧げても良い!好きだ!好きだ!好きだ!君のために何でもする!君のためなら死んでも良い!・・・」
まるで中二の初恋みたいな感じwww。相手の立場に立つことのできない人間が犯す過ちだ。彼(or彼女)自身、好きで好きでたまらないという感情を抑えきれない。であるが故に相手を傷つけてしまう。
しかしながら、現代人の多くが、気づかぬうちにこの暴力を奮っている。親が子供に、彼氏が彼女に、彼女が彼氏に、先生が生徒に、上司が部下に、、、。
「愛ゆえの暴力」とはこのことだ。愛とは、無自覚のうちに相手を食い殺してしまうほどのパワーを持った、恐ろしい暴力なのだ!
しかし、この暴力を否定してはいけない。「愛ゆえの暴力」がなくなったら、誰も誰かを好きにならなくなってしまう。誰かがこの暴力を受け入れなければならない。この「受け入れる」という行為もまた「愛」なのだ。Rawという映画では、これを言いたかったんじゃないだろうか(反論は色々あるかも)。
映画の話からは逸れますが、問題は相手の受容レベルを超えた暴力を奮うことだと思う。特に、親の子供に対する「愛」には注意しなければならない。子供はその暴力を受け入れきれないし、今の日本のような、閉塞的な核家族ばかりの社会においては、子供は母親と父親から逃げることができない。中々深い話でした。
うぇ〜、って顔しながら笑ってしまう
映画鑑賞後に、観てない家族にストーリーを説明して、感想を聞いたら「私は観ない」とそっけない返事
姉の指を食べるシーンなんて、うぇ〜って顔しながら笑ってしまった俺って、変態なのかな〜
自分のめざめにならないか、ちょっと怖い。
忌々しい衝動欲求についての話(あと食事はバランスよく摂りましょう)
この映画は1人の少女が1人女性へと変貌を遂げる物語である、とは前評判などで言われているが、それ以上に姉と姉妹、そして両親に巣食う忌々しい抑えきれない欲求や衝動についての話として極めてしっとりと出来上がっている
始めて妹が禁断の味を知った時の姉の反応からそれからの妹への接し方すべてが後から反響したかのように効いてくる構成がお見事
加えて音楽の使い方、のどかなギターの音色からスタートし、ホラー調の焦らしで緊張感を高めながらあるターニングポイントで開放的にかかるMain Themeがなんとも素晴らしい
まさしくここに来て欲しい!という所にピンズドで火の玉ストレートを投げてくれたような一種の快感さえ覚えた
この物語は妹が主人公であるが姉の存在がとても重要
妹は姉という理解者が既にいたしルームメイトのナイスガイも何度も知らねーわと言いつつ気にかけてくれた、しかし姉は肉の味に目覚めた時、側に誰かいたのか、ずっと妹が来るまで衝動や大学内の社会とやり過ごし、戦ってきたのか……こんなにも登場人物に感情移入させられるなんて…とにかく極限まで鋭利に尖らしたナイフみたいなものを文字通りこちらの喉に突っ込んでくるようなこの映画は意外にもしっとりとした後味を残していった
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