「RAW~少女のめざめ~」RAW 少女のめざめ しょうちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
RAW~少女のめざめ~
2018年13本目の劇場鑑賞。
カニバリズムを少女の性の目覚めのメタファーとして描き世界的にセンセーショナルな話題を集めた異色の青春ホラー。
ベジタリアンの少女が自らの内に秘められた本性に目覚め、
人肉への渇望と禁忌に対する抵抗のはざまで葛藤を深めていく姿を、
過激な描写を織り交ぜつつスタイリッシュなタッチで描き出す。
本作は人が人を喰らうカニバリズムを扱いながらも、
グロテスクな描写といった生々しい映像ではなく、
スタイリッシュで繊細な映像美で見せるアートホラーでした。
主人公のジュスティーヌが、
初めて外の世界に触れて文字通り一皮むける成長物語であり、
大人になるために誰もが通る道をカニバルで表現した異色の青春物語。
思っていたほどグロくはなかったが、
ジュスティーヌとアレックス姉妹はとても美しかった。
人肉以外は食べたらあかん。
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